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花を歌った名曲。花にまつわる人気曲

「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」。

こちらは百人一首でも有名な小野小町の和歌ですね。

日本人は古来より花の美しさに魅了され、現在でも節目には必ず花をそえるなど、深く「花」とかかわってきました。

この記事では、そんな「花」をテーマにした数々の名曲をご紹介します。

踏まれても何度でも咲く強い花、誰もが憧れる美しい花、心に咲くやさしい花など、私たちをいつの時代も魅了し、そして寄り添ってくれる花の歌をぜひお聴きください。

花を歌った名曲。花にまつわる人気曲(51〜60)

花は桜 君は美しいきものがかり

いきものがかり 『花は桜 君は美し』Music Video
花は桜 君は美しいきものがかり

冬から春へと季節が変わっていく様子、その風景に感じる心の動きが描かれたような、いきものがかりによる楽曲です。

全体的に和の空気感を取り入れたような印象で、桜の花が持つはかなさも強調されているように感じられます。

ピアノとアコースティックギターで構成された冒頭、そこから楽器が重なっていくような展開からは、視界の広がりや前向きな感情が伝わってきます。

文学作品を読み上げているような歌詞も注目のポイントで、言葉が強調されつつ、美しい景色が強調されているようなイメージですね。

緋寒桜れん

れん – 緋寒桜 (Music Video)
緋寒桜れん

いつまでも忘れられない人のことを歌った、れんさんの2023年のナンバー『緋寒桜』。

大切な人ほど、どうやっても何をしても簡単には忘れられませんよね。

いろんなことを思い出しては、つらくなったり切なくなったり……。

それでも止まってはくれない時間に、いい加減前を向いて歩かなくちゃと、心を切り替えようとする様子が歌われています。

前を向いた先にはきっと、キレイな桜の花が咲く春が待っている、そう希望をもたせてくれる1曲です。

さくら色カネヨリマサル

カネヨリマサル【さくら色】Music Video
さくら色カネヨリマサル

甘酸っぱい片思いを描いた、カネヨリマサルの『さくら色』。

2023年にリリースされたアルバム『わたしのノクターン』に収録されています。

桜の木に隠れて大好きな人をただ見ているだけでも幸せ、なんて片思いを経験した人ならではの幸せな感情ですよね。

欲を言えばもっと一緒にいたいという思いがあっても、今はただそばでみているだけでもいいんだというキュートな歌詞にキュンとしてしまいます。

そんなキュンとくる歌詞をさらに盛り上げているのが、爽やかなサウンドとボーカルのちとせみなさんのかわいらしい歌声ではないでしょうか!

桜の子可不&星界

桜の花が咲き、散るまでの様子をドラマチックに描いた、可不&星界の『桜の子』。

2022年に発表されたこの曲は、ボカロPのカンザキイオリさんによって制作されました。

桜の花のはかない姿を人に見立てたようにして描かれる美しく切ない物語は、聴くほどにどんどん曲の世界に引き込まれていきます。

この曲のように、限られた期間にしか会えない桜の花に切ない気持ちを抱いた経験がある方は少なくないはず。

長くは見られない桜の花を、しっかり目に焼き付けたい気持ちにさせてくれます。

花を歌った名曲。花にまつわる人気曲(61〜70)

CHERRY BLOSSOM10-FEET

邦楽のロックバンドの花の曲といえば……、10-FEETのCHERRY BLOSSOMを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

2002年リリースのファーストアルバム収録曲と初期の曲ですが、今なおライブでも定番の曲です。

自身主催の京都大作戦では毎回最後のサビでタオルを投げるというのが定番。

その様子はまさに桜の花びらが舞い散るかのようで、本当に美しい景色なんです!

ソメイヨシノENDLICHERI☆ENDLICHERI

KinKi Kidsのメンバーとしても活躍する堂本剛さんのソロでの名義のひとつ、ENDLICHERI☆ENDLICHERIとしてのはじめてのシングルです。

日本でよく見られる桜の品種であるソメイヨシノを曲名に冠し、桜が咲く季節に感じるさまざまな感情が描かれています。

不安定な心や揺れ動く感情を表現したような浮遊感のあるサウンドと、それを強調するような歌唱が独特な世界観を生み出しています。

一年間で限られた時間しか見られない桜、この風景をあと何回くらい見られるのかという、美しさの裏にある不安のようなものがイメージされる楽曲ですね。

コブクロ

コブクロ – 桜(30秒ver)
桜コブクロ

いわゆる桜ソングの定番でもあるコブクロの「桜」。

ドラマ「Ns’あおい」の主題歌として起用されたほか、JRの駅のチャイムに採用されたり、高校の国語の教科書に掲載されるなどコブクロの代表曲ともいえる一曲です。

つぼみのままで咲かなかった思いや、実らなかった夢も、すべて生きる力になるから大切に抱いていこう。

そっと優しく、そして力強く背中を押してくれる応援歌です。