花を歌った名曲。花にまつわる人気曲
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」。
こちらは百人一首でも有名な小野小町の和歌ですね。
日本人は古来より花の美しさに魅了され、現在でも節目には必ず花をそえるなど、深く「花」とかかわってきました。
この記事では、そんな「花」をテーマにした数々の名曲をご紹介します。
踏まれても何度でも咲く強い花、誰もが憧れる美しい花、心に咲くやさしい花など、私たちをいつの時代も魅了し、そして寄り添ってくれる花の歌をぜひお聴きください。
- 花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ
- 花を歌った名曲。花にまつわる人気曲
- 【春の歌】春うた・春の名曲。人気の春ソング
- 四季折々の歌。春夏秋冬・季節の名曲、人気曲
- Flowerのラブソング・人気曲ランキング【2025】
- 60代に聴いてほしい春ソング。桜や別れを歌った名曲まとめ
- 【ひまわりソング】暑い夏に元気をもらえる名曲&人気曲をピックアップ
- 洋楽の花の歌。世界の名曲、人気曲
- 【高齢者向け】人気の春の歌。音楽療法にもオススメの童謡と歌謡曲まとめ
- 昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ
- 花*花の人気曲ランキング【2025】
- 山を歌ったおすすめの曲。登山や山歌の名曲、人気曲
- 平成の春を彩った名曲。人気の桜ソングも
花を歌った名曲。花にまつわる人気曲(51〜60)
桜のあと(all quartets lead to the?)UNISON SQUARE GARDEN

桜の季節の高揚感を表現したような、UNISON SQUARE GARDENによるポジティブなイメージが伝わってくる楽曲です。
アニメ『夜桜四重奏 ~ハナノウタ~』のオープニングテーマにも起用された楽曲で、作中で桜が重要なキーワードであることも注目のポイントです。
それぞれの楽器がにぎやかに暴れまわっているようなサウンドも印象的で、楽しさがまっすぐに伝わってきます。
高揚感にまかせて前へと踏み出していくこと、開放や自由といった感情が強く表現されているような楽曲ですね。
花は桜 君は美しいきものがかり

冬から春へと季節が変わっていく様子、その風景に感じる心の動きが描かれたような、いきものがかりによる楽曲です。
全体的に和の空気感を取り入れたような印象で、桜の花が持つはかなさも強調されているように感じられます。
ピアノとアコースティックギターで構成された冒頭、そこから楽器が重なっていくような展開からは、視界の広がりや前向きな感情が伝わってきます。
文学作品を読み上げているような歌詞も注目のポイントで、言葉が強調されつつ、美しい景色が強調されているようなイメージですね。
緋寒桜れん

いつまでも忘れられない人のことを歌った、れんさんの2023年のナンバー『緋寒桜』。
大切な人ほど、どうやっても何をしても簡単には忘れられませんよね。
いろんなことを思い出しては、つらくなったり切なくなったり……。
それでも止まってはくれない時間に、いい加減前を向いて歩かなくちゃと、心を切り替えようとする様子が歌われています。
前を向いた先にはきっと、キレイな桜の花が咲く春が待っている、そう希望をもたせてくれる1曲です。
さくら色カネヨリマサル

甘酸っぱい片思いを描いた、カネヨリマサルの『さくら色』。
2023年にリリースされたアルバム『わたしのノクターン』に収録されています。
桜の木に隠れて大好きな人をただ見ているだけでも幸せ、なんて片思いを経験した人ならではの幸せな感情ですよね。
欲を言えばもっと一緒にいたいという思いがあっても、今はただそばでみているだけでもいいんだというキュートな歌詞にキュンとしてしまいます。
そんなキュンとくる歌詞をさらに盛り上げているのが、爽やかなサウンドとボーカルのちとせみなさんのかわいらしい歌声ではないでしょうか!
花を歌った名曲。花にまつわる人気曲(61〜70)
ソメイヨシノENDLICHERI☆ENDLICHERI

KinKi Kidsのメンバーとしても活躍する堂本剛さんのソロでの名義のひとつ、ENDLICHERI☆ENDLICHERIとしてのはじめてのシングルです。
日本でよく見られる桜の品種であるソメイヨシノを曲名に冠し、桜が咲く季節に感じるさまざまな感情が描かれています。
不安定な心や揺れ動く感情を表現したような浮遊感のあるサウンドと、それを強調するような歌唱が独特な世界観を生み出しています。
一年間で限られた時間しか見られない桜、この風景をあと何回くらい見られるのかという、美しさの裏にある不安のようなものがイメージされる楽曲ですね。
flower倖田來未

倖田來未による「flower」は、Yoshiの小説「恋バナ」のイメージソング。
書籍に主題歌がつくのは業界初として話題となりました。
恋は楽しいことやうれしいことばかりじゃありません。
思いが届かず悲しい思いをしたり、すれ違ってつらい思いをすることもあります。
本当はだれも傷つきたくないけれど、それでも恋はしてしまうものですよね。
だったら自分らしい恋をしましょうと、恋するすべての人を応援してくれる一曲です。
何色でもない花宇多田ヒカル

艶やかな透明感が漂う、宇多田ヒカルさんの新たな名曲。
フジテレビ系月9ドラマ『君が心をくれたから』の主題歌として書き下ろされた本作は、純愛がテーマの歌詞が心に染み入ります。
「何かを信じることが怖い人に届いてほしい」というメッセージが込められており、色を持たない花という、定義や色にとらわれない深い愛情を表現しています。
2024年2月にリリースされた本作は、ミュージックビデオの公開時には1万人以上が同時視聴するなど、大きな反響を呼びました。
宇多田ヒカルさんの繊細で多様な音楽性が光る一曲は、恋に悩む人や、大切な人への想いを深めたい人にぴったりです。