【韓国の大衆歌謡】トロットの人気曲。トロット歌手による名曲
K-POP同様に注目したい韓国の音楽「トロット」の名曲特集です!
西洋の社交ダンススタイル「フォックストロット」から由来しており、4分の4拍子に合わせて踊るようなリズムが特徴的な韓国の大衆歌謡。
日本の演歌も取り込まれた哀愁が感じられる曲調や、ユニークで盛り上がるナンバーが多いのも魅力です。
「オモナ」のヒットによる2000年代の再注目だったり、2020年代前後のオーディション番組以降の日韓における白熱ぶりも話題を呼んでいますね。
この記事では、そんなトロットの名曲や人気曲にフォーカス!
ぜひみんなでトロットの沼にはまりましょう!
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【韓国の大衆歌謡】トロットの人気曲。トロット歌手による名曲(11〜20)
사랑은 늘 도망가(愛はいつも逃げていく)임영웅 (イム・ヨンウン)

ラブコメホームドラマ『紳士とお嬢さん』のOSTに起用されたバラード『愛はいつも逃げていく』。
オーディション番組『明日はMr.トロット』で2020年に優勝、爽やかなルックスも評判で韓国内ではBTSと同等以上の人気を誇る男性ボーカリストである、イム・ヨンウンさんが歌い大ヒットしました。
カバーであり、イ・ムンセさんが2011年に発表した楽曲が原曲になっています。
トロットながらもクセのない歌唱法とヨンウンさんの表現でじんわりと染みわたるような美しい1曲です。
追いかければ逃げていく恋愛を歌った切ない恋心にきっと共感が止まらなくなるはず。
恋愛中に聴けばより染みることでしょう。
요.요.요. (YO.YO.YO.)SUNGMIN

韓国の人気インターネットミームを取り入れた心躍るトロットナンバーです。
SUPER JUNIORのメンバーとして2005年からK-POPシーンで活躍するソンミンさんが2024年8月に発表した楽曲。
恋に落ちて前向きに変化していく心情を、トロットの伝統的なメロディとK-POPスタイルのボーカルで表現しています。
有名プロデュースチーム「알고보니 혼수상태」が手掛けた本作は、聴くだけで気分が上がるような楽しい雰囲気が魅力。
月曜の朝や落ち込んだ気分を吹き飛ばすような、元気をもらえる作品となっています。
안동역에서(安東駅で)진성(チンソン)

切ない恋心が安東駅という舞台で描かれた名曲は、韓国で大きな話題を呼びました。
1950年生まれのチンソンさんが2008年に発表し、2012年の新しい編曲版がヒット。
本作。
駅のホームを吹き抜ける冷たい風に揺れる失恋の切なさと、再会への望みを行き交う人々の姿とともに優しくつづっています。
独特の声質が生み出す深い感情表現と共鳴し合い、多くの人の心を揺さぶる魅力に満ちています。
本作のヒットで安東駅は観光名所にもなり、地域活性化にも貢献。
韓国演歌の伝統と現代性が融合した珠玉の1曲として、大切な人への思いを託したい時にぴったりです。
가슴아프게南珍/남진(ナムジン)

羅勲児さんとともに1970年代に双璧を誇った歌手で、トロットの皇帝と称されるナムジンさん。
『カスマプゲ』は1967年にリリースして大ヒットした彼の代表曲です。
日本でも李成愛さんが日本語で歌ったバージョンがヒット、美川憲一さんや島津亜矢さんといった名歌手もカバーしており、日本人にとってもなじみ深いトロットです。
この曲をきっかけに韓国語の曲が親しまれるようになったというのですから、歴史的な重みも感じさせます。
海をへだてて離ればなれになる切なさを歌っており、まさに胸の奥にジンとくるような心情に包まれます。
아모르 파티김연자(キム・ヨンジャ)

ジャンルに縛られることなく日本でも精力的に活動しているベテラン歌手のキム・ヨンジャさん。
『朝の国から』などで紅白歌合戦にも出場しています。
『アモール・ファティ』は2013年にリリースしたEDM系のトロットで、EXOのファンがSNSで映像を広めたことも影響し2017年にチャートを逆走するヒットとなりました。
2018年のKBS歌謡祭でBTSのみなさんがダンサーとして踊っている姿も印象的でした。
中毒性の高い曲調も相まって前向きなメッセージに元気がもらえる人生歌です。
돌아와요 부산항에(釜山港へ帰れ)조용필(チョー・ヨンピル)

昔ながらのトロットで日本人にとってもなじみ深い永遠のスタンダードソングといえば、この『釜山港へ帰れ』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
紅白歌合戦への出場経験があり、2020年代も精力的に活動を続けているミュージシャンのチョー・ヨンピルさんが1972年にリリース。
1976年に再レコーディングして韓国内で大ヒットしました。
日本でも渥美二郎さんによるカバーがヒットし、さまざまな歌手に親しまれました。
別れを歌った歌詞なのですが、原曲での日本へ行ったまま帰ってこない大切な人へ向けた恋しい心情は切実なものを感じられます。
【韓国の大衆歌謡】トロットの人気曲。トロット歌手による名曲(21〜30)
풍등이찬원 (イ・チャンウォン)

2020年代のトロットシーンをけん引する存在として注目されているイ・チャンウォンさん。
彼の曲の中でもとくにオススメしたいのが『풍등』です。
このタイトルは、空に飛ばす提灯のような天灯を表しています。
そして、その歌詞は、消えゆく恋や思い出を、飛んでいく天灯に例える歌詞に仕上がっています。
この切なすぎる歌詞が、トロット特有の哀愁ただようサウンドと絶妙にマッチしているんですよね。
日本の演歌が好きな方にもオススメですよ。





