【韓国の大衆歌謡】トロットの人気曲。トロット歌手による名曲
K-POP同様に注目したい韓国の音楽「トロット」の名曲特集です!
西洋の社交ダンススタイル「フォックストロット」から由来しており、4分の4拍子に合わせて踊るようなリズムが特徴的な韓国の大衆歌謡。
日本の演歌も取り込まれた哀愁が感じられる曲調や、ユニークで盛り上がるナンバーが多いのも魅力です。
「オモナ」のヒットによる2000年代の再注目だったり、2020年代前後のオーディション番組以降の日韓における白熱ぶりも話題を呼んでいますね。
この記事では、そんなトロットの名曲や人気曲にフォーカス!
ぜひみんなでトロットの沼にはまりましょう!
【韓国の大衆歌謡】トロットの人気曲。トロット歌手による名曲(21〜30)
Beauty AdvisoryDooRi

美貌と歌唱力から「お姫様」の愛称で親しまれているドゥリさん。
2019年のオーディション番組「ミストロット」で7位入賞を果たし、トロット歌手としての道を歩み始めました。
2020年5月に発表した1枚目のミニアルバム『예쁨 주의보』からの楽曲で、ポップな魅力とトロットの哀愁が絶妙にマッチしたナンバーとなっています。
ダンスポップ調のリズムとエレクトロニックなサウンドで、自己肯定感や美しさに関する思いを歌っており、若い世代にも届くような明るい雰囲気に仕上がっていますよ。
本作は音楽番組『M COUNTDOWN』でも披露され、パフォーマンス力の高さも注目を集めました。
毎日を前向きに生きたい人、ポジティブなエネルギーをチャージしたい人にぴったりの1曲です。
1,2,3 go!박현호(パク・ヒョンホ)

爽やかなリズムと温かいメッセージが心に響く楽曲。
パク・ヒョンホさんが2023年9月に発表した本作は、若者たちの夢と希望を力強く歌い上げた応援ソングです。
アイドルグループToppDoggのメンバーとして活動した経験を持つパク・ヒョンホさんは、除隊後にトロット歌手への転身を決意。
トロット界の実力派作曲家멧돼지が手掛けた本作では、ジャズとトロットを融合させた軽快なビートに乗せて、人生の困難に立ち向かう勇気と希望を表現しています。
中毒性のある親しみやすいメロディと、誰もがマネしやすい振り付けも見どころ。
前を向いて歩みたい時や、元気をもらいたい時にぴったりの1曲として、多くのリスナーの心をつかんでいます。
Myung Hoon is going(명훈이 간다)천명훈(チョン・ミンフン)

アイドルグループNRGとして活動したチョン・ミョンフンさんも、トロット界に新風を巻き起こしています。
軽快で遊び心のあるメロディに中国風のテイストを加えたナンバーで、新境地を切り開くチャレンジ精神にあふれる作品です。
2020年にリリースされました。
メロディアスでキャッチーな展開が魅力的で、多才な才能を持つミョンフンさんだからこそ表現できる楽しさと明るさが詰まっています。
気分を上げたい時や、元気をもらいたい時にぴったりの1曲となっており、トロットの新しい魅力を発見できるはずです。
Monologue(독백)정동원(チョン・ドンウォン)

若手トロット歌手のチョン・ドンウォンさんによる、秋の感傷的な雰囲気にぴったりな哀愁漂うバラード曲。
繊細な歌声で心に染み入るような独白をつづった本作は、2023年9月に発表されたリメイクアルバム『Collection of props Vol.1』の先行公開曲として注目を集めました。
優しいピアノの音色とストリングスが織りなす柔らかなサウンドの中で、ヒットメーカーのユン・ミョンソンさんが紡ぎ出した叙情的なメロディが、内なる葛藤や不安など心の機微を美しく表現しています。
穏やかな夜に一人きりで聴きたい、心に寄り添う1曲です。
로꾸거!!!SUPER JUNIOR-T

韓国の伝統音楽とアイドルカルチャーが出会った瞬間、新しい音楽の歴史が生まれました。
SUPER JUNIOR-Tは、バラエティに富んだ6人組のサブユニットとして2007年2月にデビュー。
遊び心満載の言葉遊びとキャッチーなメロディを組み合わせたデビュー曲で、従来のトロットの枠を超えた新感覚の楽曲として誕生しました。
2008年11月には日本のお笑いコンビ、モエヤンとコラボした日本語バージョンも発表され、オリコンチャートで最高時2位を獲得するなど、国境を超えた人気を獲得。
日常のストレスや失敗を笑い飛ばすような明るい雰囲気と楽しいダンスで、パーティーやカラオケでみんなで盛り上がりたいときにぴったりです。
풍등이찬원 (イ・チャンウォン)

2020年代のトロットシーンをけん引する存在として注目されているイ・チャンウォンさん。
彼の曲の中でもとくにオススメしたいのが『풍등』です。
このタイトルは、空に飛ばす提灯のような天灯を表しています。
そして、その歌詞は、消えゆく恋や思い出を、飛んでいく天灯に例える歌詞に仕上がっています。
この切なすぎる歌詞が、トロット特有の哀愁ただようサウンドと絶妙にマッチしているんですよね。
日本の演歌が好きな方にもオススメですよ。
사는게 다 (Life goes like that)YOYOMI

ドラマOSTで心温まる楽曲をお探しの方に届けたい1曲です。
清州市出身の多彩なアーティスト、ヨヨミさんが2021年3月にテレビ朝鮮のドラマ『たぶん家族』のために歌い上げました。
人生の喜びや困難をしなやかに描く本作は、柔らかな歌声とシンプルながらも心に響くメロディが魅力。
ピアノと弦楽器による落ち着いたサウンドに乗せて、偶然出会った人々が家族として歩んでいく様が温かく歌われています。
涙の後には笑顔が待っているという前向きなメッセージとともに、人生のさまざまな側面を受け入れながら生きることの素晴らしさを教えてくれる、普遍的な物語を持つ1曲です。