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ボイトレで声が変わらない人は、まず自分の価値観を捨てること

ボイトレで声が変わらない人は、まず自分の価値観を捨てること
最終更新:

ボイトレで声が変わらない人は、まず自分の価値観を捨てること

ボイストレーナーは、あなたの声を良い方向に変えてあげたいと、心から思っています。

あなたは、教室やスタジオに時間とお金を費やして、声の成長を獲得しようと通っています。

その中でも順調に変化を獲得していく人と、そうでない人がおります。

義務教育の学校だったら、心が前向きに勉強に向かない……という場合もあるでしょう。

でも、歌の場合は、あなた自身が学びたいと思って通っているはず。

前向きな気持ちがあるにもかかわらず、声が変わらない人は、一度その足元をしっかり見つめ直してみましょう。

声が変わらない価値観を捨てること

http://o-dan.net/ja/

例えば、これまでにボイストレーニングを受けてきた、または独学でボイストレーニングをやってきた。

でも、声が変わらなかったという場合は、何か練習において的を得ていなかった現状は「その積み重ねの結果である」と言えます。

そのままのトレーニングを重ねていけば、変わっていく兆しが見えているという場合は良いですが、そうでない場合は、そのボイトレへの価値観を変える必要があります。

ボイストレーナーが、何かレクチャーを提案して時に「でも、でも、だって~」と自分の中の価値観を前面に持ってくる人は、その時点で「自分は変わらない!」と自分の潜在意識に植え付けてしまっている状態。

それでは変われません。

その先のレッスンは「時間の無駄」になってしまうので、心の中の疑問はそれを解決(納得)してからでないと、成長は見込めません。

時間とお金を無題にしないためにも、とても大切なことです。

トレーナーと生徒の歯車がかみ合っていない

声の成長は、教える側と学ぶ側の双方がかみ合っていないと見込めない。

「かみ合う」とは、その練習の意図と目的を双方が理解しているということ。

ボイストレーナーは、あなたの喉を触ったりして声を変えることはできません。

伝達方法は3つ。

「言葉」「実演」「体感」だけです。

この中で、もっとも重要なのは「体感」です。

なぜかと言いますと、発声は最終的にあなた自身の体感として体に覚えさせていくものだからです。

いろんな発声トレーニングをしていく中で、言葉で説明するよりも、体感して獲得してほしいと思う部分が多々あります。

しかし、最低限、言葉でもお伝えすべきことは説明を加えていきます。

トレーナーが発声練習の合間にしゃべる何気ない言葉は、あなたが思っているよりも、実は重要な事が多いのです!

互いの認識がかみ合った状態は、有意義で効果の高いレッスンを生み出します。

反復練習をしないと意味がない

レッスンで体感したことは、反復練習して体に落とし込まなければ、自分のものにはなりません。

覚えたての事であれば、なおさら、3日もすればすぐに忘れてしまうでしょう。

「レッスンと、次のレッスンの間」を、どれだけ感覚を維持できるか。

とは言っても、なかなか自主練習に気持ちが向かない時もあると思います。

そういった場合は、1日5分でもいいですので声を出してみましょう!

お風呂に入っている時など、リラックスしている時でもOKです。

レッスンで「できた!」というのは、まだ体に落とし込んではおらず「方法を知った」という程度です。

学んだ知識や体感は、その後が大事。

自然体になるまで、しっかり自分の体に落とし込みをおこないましょう!

ライタープロフィール

KAN

仙台のボイストレーナー

KAN

東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。

喉の構造を、科学的視点から専門研究。

喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。

現在は、宮城県仙台で指導しています。

LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。

実際に、あなたの声を聞かせて頂き、アドバイスいたします。

また、出張レッスンも対応しておりますので、ご依頼頂ければ、あなたの街にもお伺いいたします。

ぜひ、あなたの夢を応援させてください。

その他、質問、お問合せも、お気軽にお寄せ下さい。

ウェブサイト:https://www.loosevoice.com

ブログ:http://loosevoice.hatenablog.com

Twitter:loosevoice

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