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吹奏楽のパーカッションで演奏される楽器まとめ

吹奏楽のパーカッションパートってさまざまな楽器を演奏していますよね!

ある曲ではスネアドラムを叩いたり、ある曲ではティンパニを叩いたり……。

またタンバリンやトライアングルなどの小さい打楽器を演奏することもしばしば。

この記事では、パーカッションパートが演奏している数多くの楽器を一挙に紹介していきますね!

よく目立つ花形楽器からあまりなじみのない楽器まで集めましたので、それぞれの音色や魅力を感じてくださいね。

吹奏楽のパーカッションで演奏される楽器まとめ

バスドラム

【バスドラム】マーチ「ブルー・スプリング」/鈴木雅史【2022年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ】
バスドラム

スネアドラムと同様にパーカッションの基礎を支えている楽器、バスドラム。

登場頻度が非常に多いパーカッションの1つで、楽曲の基礎的な部分を支える重要な楽器です。

スネアドラムのような高いテクニックがない楽器のように思えますが、実はドラム・スティックを持たない方の手が非常に重要な役割を持つ楽器なんですよね。

バスドラムは見ての通り、たたく大きな重低音が響きます。

そのため、普通にたたいていると抑揚が演出しづらいのですが、吹奏楽ではフリーの方の手をうまく当ててあげることで、この抑揚の演出をカバーしています。

非常に奥の深い楽器ですよね。

シンバル

2014吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ・シンバル(打楽器ワンポイント・レッスン)
シンバル

吹奏楽でメリハリをつける重要な役割を持つ楽器、シンバル。

誰しも「自分ならできそう……」と思ったことがあるのではないでしょうか?

一見、シンプルに思えるシンバルですが、実は決して難易度の低い楽器とは言えない部分があります。

その最大の要因が、登場頻度の少なさです。

シンバルは吹奏楽のパーカッションでも特に登場頻度が少なく、何よりも目立つパートでたたくことが求められます。

要するにごまかしが効かない楽器というわけです。

きれいに鳴らすことは比較的、簡単ではあるものの、そこにかかる重圧は非常に大きいでしょう。

ある種、メンタルとの勝負が鍵となる楽器です。

サンバホイッスル

和泉宏隆 / 宝島 (指揮:真島 俊夫)
サンバホイッスル

圧倒的な存在感を秘めるパーカッション、サンバホイッスル。

今回、紹介したパーカッションのなかでは、ダントツの難易度の低さで、誰でも簡単に音が鳴ります。

サンバホイッスルは小さな穴が空いており、そこを指で抑えることで音階を変化させられます。

最近のサンバでは見かけることが少なくなりましたが、ひとたび楽団のなかのパーカッションに取り入れれば、一気に陽気な雰囲気に変わるでしょう。

ラテン・ミュージックを取り入れたい吹奏楽団には必須の楽器です!

コンガ

佐渡 裕&シエナ・ウインド・オーケストラ / アフリカン・シンフォニー
コンガ

個性的な音色が印象的な打楽器、コンガ。

ボンゴの大きいバージョンといった感じですね。

単体で見れば、非常に個性的な音色を持っていますが、吹奏楽におけるコンガは特に目立つという楽器ではありません。

というのもコンガは手でたたくという特性から、大きい音が出づらく、複数の楽器との演奏では迫力に劣るという特性を持っています。

そのため注目されやすいパーカッションとは言えませんが、吹奏楽の基礎的なリズムを支える楽器の1つであることには変わりありません。

トライアングル

【トライアングルの奏法】ビーターの持ち方、叩き方、8ビート、16ビート、ロール
トライアングル

シンプルな構造で幼稚園や小学校といった現場でも使用されている楽器、トライアングル。

誰でも一度は演奏したことがあるのではないでしょうか?

その身近さから簡単な楽器という印象を持っている方は多いと思いますが、実は決して簡単な楽器というわけではありません。

というのもトライアングルは金属でできた楽器であるため、繊細な力加減が求められます。

力加減を少しでも間違えると、一気に演奏が崩れてしまうのです。

シンプルながら、なかなかに奥深い楽器と言えるでしょう。