日本ではきれいな声というと、澄み切った細く薄い声が代表的です。
人種的な問題があるため、そういった声が注目されがちなのですが、洋楽には他にもさまざまな個性を持った美声が存在します。
その中でも今回は、洋楽の女性ボーカルに焦点を合わせてみました!
ただ澄んだ声というわけではなく、深みを持った声や、幻想的な声を持った女性ボーカルが多数登場いたしますので、さまざまな美声に触れてみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
【洋楽編】きれいな声が特徴の女性ボーカル(1〜10)
Don’t Know WhyNorah Jones

ジャズを代表するアーティスト、ノラ・ジョーンズさん。
彼女の渾身の楽曲が『Don’t Know Why』です。
愛する人との別れという普遍的なテーマを、彼女のきれいで心地よい声がすっと心に届けます。
彼女の歌声は非常にディープで、ただの低音ボイスというわけではなく、深さと厚みのある声を持っています。
彼女の曲を聴けば、美しさに加えて哀愁や渋さといった要素も歌声から感じられるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
Smooth OperatorSade

スムーズジャズやソウル、ソフィスティポップといったジャンルを取り入れた独特の音楽性で人気を集めるイギリス出身のバンド、シャーデー。
そのシャーデーのボーカルを務める、シャーデー・アデュさんも非常に美しい声を持った女性シンガーの1人です。
彼女は厚みを感じさせる声質を持っており、どの作品でもオトナな雰囲気を感じさせます。
こちらの『Smooth Operator』は、その中でも特に彼女の声の良さが強調された作品なので、ぜひチェックしてみてください。
HeroMariah Carey

世界的な知名度をほこるアメリカ出身の女性R&Bシンガー、マライア・キャリーさん。
洋楽に明るくない方でも彼女の歌声を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
そんな彼女の魅力は、なんといってもウィスパーボイス。
力強い歌い方も得意としている彼女ですが、どの音域においてもウィスパーボイスというブレスが漏れた声質で歌われているため、楽曲を知らなくても彼女が歌っていることが一発でわかると思います。
Only TimeEnya

美しい声を持った女性シンガーといえば、多くの方はエンヤさんをイメージするのではないでしょうか?
エンヤさんはアイルランド出身のアーティストで、ニューエイジミュージックというジャンルの代表格として知られています。
そんな彼女の魅力は、なんといっても癒やし系の声。
他のなにかに形容することが難しいほど、個性的な歌声を持っており、その声質はさながら楽器のようだとも言われています。
最近の若い方で彼女を知らないという方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
AdagioLara Fabian

ベルギーを代表する女性シンガーの1人、ララ・ファビアンさん。
セリーヌ・ディオンさんと比較されることの多い彼女ですが、セリーヌ・ディオンさんに比べてより深い声と高い歌唱力を持っているのが特徴です。
そんな彼女の一番の魅力は倍音。
倍音というのは基本となる周波数に加えて整数の倍数を持った周波数が存在する音のことで、要するに厚みのある声を指します。
低音域はもちろんのこと、中音、高音域の厚みがすごいので、彼女の歌声は迫力と美しさを感じさせてくれます。
The Power Of LoveJennifer Rush

ジェニファー・ラッシュさんの『The Power Of Love』は、深みと強さを秘めた声で世界中を魅了し続けます。
英国でチャートトップを飾ったこのバラードは、イギリス王室の結婚式でも取り上げられるという快挙も成し遂げました。
セリーヌ・ディオンさんによるカバーも数々の賞賛を受けるものでしたが、オリジナルバージョンには比類なき温かみと感動があります。
ジェニファーさんの歌声からは、他では味わえない情緒があふれ出ています。
まさに心に響く美声と言えるでしょう。
SuperstarCarpenters

日本でも大人気のポップデュオ、カーペンターズ。
現在は亡くなってしまいましたが、日本ではいまだに若い世代から愛されていますね。
そんなカーペンターズのボーカル、カレン・カーペンターさんの魅力は、なんといっても温かみのある声質。
美しさはもちろんのこと、リスナーを包み込むような声質は圧巻の一言につきます。
カーペンターズの楽曲は、ポップミュージックに傾倒した日本のシーンにもピッタリなので、洋楽を聴かない方でも非常に親しみやすいと思います。
ぜひチェックしてみてください。