【洋楽編】きれいな声が特徴の女性ボーカル
日本ではきれいな声というと、澄み切った細く薄い声が代表的です。
人種的な問題があるため、そういった声が注目されがちなのですが、洋楽には他にもさまざまな個性を持った美声が存在します。
その中でも今回は、洋楽の女性ボーカルに焦点を合わせてみました!
ただ澄んだ声というわけではなく、深みを持った声や、幻想的な声を持った女性ボーカルが多数登場いたしますので、さまざまな美声に触れてみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
【洋楽編】きれいな声が特徴の女性ボーカル(11〜20)
Feel Like Makin’ LoveRoberta Flack

ダニー・ハサウェイさんなどとともに、多くの名曲を生み出し、1970年代に大活躍した女性シンガー、ロバータ・フラックさん。
こちらの『Feel Like Makin’ Love』や『Killing Me Softly』は、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そんな彼女の歌声を一言で言い表すなら、やわからいボーカルの極地といったところでしょうか。
巧みなボーカルテクニックはもちろんのこと、耳を優しく包み込んでくれるような、美しく温かみのある美声は圧巻です。
ぜひチェックしてみてください。
Young and BeautifulLana Del Rey

映画的で儚げな世界観で音楽シーンを魅了し続けるアメリカ出身のラナ・デル・レイさん。
オルタナティブ・ポップやバロック・ポップを基調に、1950年代から70年代のアメリカーナを彷彿とさせる独特なサウンドが持ち味です。
2011年にインターネット上で公開したミュージックビデオがバイラルヒットを記録し、翌年のアルバム『Born to Die』で世界的スターの仲間入りを果たしました。
その後も数々の名盤をリリースし、2019年にはグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネート。
古きハリウッドの映像美を思わせるビジュアルと、メランコリックでロマンティックな楽曲で、現代のポップミュージックに新たな表現の可能性を見出した革新的なアーティストとして高い評価を得ています。
シネマティックな音楽体験を求める方におすすめです。
EspressoSabrina Carpenter

ディズニーチャンネルのスター出身から実力派ポップスシンガーへと進化を遂げたサブリナ・カーペンターさん。
1999年にペンシルベニア州で生まれ、10歳の頃からYouTubeに投稿を始めた彼女は、2014年にハリウッドレコードと契約を果たしました。
アルバム『Eyes Wide Open』でデビューを飾り、2021年にアイランドレコードへ移籍後は、米ビルボードホット100に初のチャートインを果たすなど、着実にキャリアを重ねています。
ダンスポップを軸に、ロックテイストも取り入れた多彩な音楽性で、2022年発表のアルバム『Emails I Can’t Send』は、自身最高位となる米ビルボード200の23位を記録。
表現力豊かな歌唱力と洗練されたポップサウンドで、Z世代を中心に支持を集めている注目のアーティストです。
We Belong TogetherMariah Carey

アメリカ出身のマライア・キャリーさんは、5オクターヴ半の驚異的な音域とホイッスル・レジスターを操る歌唱力で、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。
1990年に自身の名を冠したアルバム『Mariah Carey』でデビューを飾り、R&B、ポップス、ゴスペルを融合させた独自のスタイルを確立。
グラミー賞6回受賞、ビルボード・ミュージック・アワード20回受賞など、輝かしい実績を残しています。
2020年に発表した自伝『The Meaning of Mariah Carey』では、波乱に満ちた半生を赤裸々に語り話題を呼びました。
圧倒的な歌唱力と表現力で紡ぎ出される楽曲の数々は、洗練されたメロディと深い感情表現が特徴で、心に響く歌声に魅了されたい方におすすめです。
おわりに
今回は個性豊かな美声を持った洋楽の女性ボーカルを紹介していったわけですが、お気に入りのアーティストは見つかりましたか?
日本のシーンではめったに見られない美しい声を持った女性ボーカルが多かったので、新鮮に感じた方も多いと思います。
ラグミュージックでは他にもきれいな声を持った邦楽の女性ボーカルや美声を持った男性にフィーチャーした記事がございます。
ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!