【洋楽編】きれいな声が特徴の女性ボーカル
日本ではきれいな声というと、澄み切った細く薄い声が代表的です。
人種的な問題があるため、そういった声が注目されがちなのですが、洋楽には他にもさまざまな個性を持った美声が存在します。
その中でも今回は、洋楽の女性ボーカルに焦点を合わせてみました!
ただ澄んだ声というわけではなく、深みを持った声や、幻想的な声を持った女性ボーカルが多数登場いたしますので、さまざまな美声に触れてみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
【洋楽編】きれいな声が特徴の女性ボーカル(1〜10)
CloserCorinne Bailey Rae

イギリス出身の女性シンガーソングライター、コリーヌ・ベイリー・レイさん。
R&Bやロック、ポップ、ジャズなど、幅広い音楽ジャンルをミックスさせた音楽性で知られている、イギリスを代表する実力派のアーティストとして知られている彼女。
そんな彼女は美声の持ち主でもあります。
澄み切った高い声というよりは、まろやかな耳ざわりの良い声質をしており、特にR&Bといったジャンルではその美声が光っています。
ぜひチェックしてみてください。
DamageHer

現代のR&Bを代表する女性シンガーソングライター、ハーさん。
スロウジャムにネオソウルのエッセンスを加えた、ハイセンスな音楽性で知られている彼女。
特にR&Bでは、目を見張るほどの親和性を持っていますね。
そんな彼女も美声の持ち主の1人です。
綺麗なファルセットから、ディープなウィスパーボイスまで、幅広い声色を持っています。
そんな歌声からつむがれる極上のR&Bは圧巻です。
ブラックミュージックに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
Autumn In New YorkDiana Krall

カナダを代表する女性シンガー、ダイアナ・クラールさん。
ジャズシーンにおいて、最もポピュラーな現代アーティストの1人です。
そんな彼女の歌声は、非常にディープで大人びています。
きれいな歌声というと大半の方が、高い声をイメージするかと思いますが、彼女は低音でも非常に美しい声を持っています。
多くの名曲を生んできた彼女ですが、なかでも弾き語りは一級品なので、ぜひ彼女のスロージャズの作品をチェックしてみてください。
【洋楽編】きれいな声が特徴の女性ボーカル(11〜20)
Mi niña LolaBuika

スペイン出身の女性シンガー、ブイカさん。
世界でも5本の指に入る歌唱力を持っており、コアなファンや耳の肥えた批評家からも非常に高い評価を集めています。
そんな彼女の魅力は、なんといってもハスキーな歌声。
ハスキーボイスというと多くの方は荒々しいというイメージを持っているかもしれません。
ブイカさんのハスキーボイスはそういったものとは違い、どの音域でも美しさがただよっています。
歌唱力も音楽性も圧倒的なので、ぜひチェックしてみてください。
Lovin’ YouMinnie Riperton

ここで日本の価値観にもあった、分かりやすい美声のシンガーを紹介したいと思います。
それがこちらの『Lovin’ You』を歌うミニー・リパートンさんです。
彼女は非常に音域の広い女性シンガーとして知られており、特にホイッスルボイスに近いファルセットはバツグンの美しさを持っています。
本作はそんな彼女の高音がとことん味わえる楽曲です。
彼女の作品は癒やし系のものが多いので、きれいな声と演奏に魅了されたい方は必見です。
Tu sais je vais t’aimerDiana Panton

モントルー・ジャズ・フェスティバルの出演経験もあるカナダ出身のジャズシンガー、ダイアナ・パントンさん。
大学でフランス文学を学び、修士号まで取得している彼女は、非常にフランス語がうまいことでも知られており、フランス語の楽曲も多くリリースしています。
そんな彼女の魅力はなんといっても、ささやくような声質。
ウィスパーボイスとはまた違う、耳元でささやかれているかのような歌声が非常に美しいので、ぜひチェックしてみてください。
What Was I Made For?Billie Eilish

2019年にリリースされた楽曲、『bad guy』で世界的な知名度を集めた女性シンガーソングライター、ビリー・アイリッシュさん。
暗い曲調や鬱々としたメッセージで知られている彼女ですが、それらの個性に隠れているだけで、彼女も相当な美声の持ち主です。
暗い曲調ではなかなかわかりにくいのですが、こちらの『What Was I Made For?』のような、淡い曲調の楽曲は彼女の声の良さをより味わえると思います。
ささやきながら歌う、ウィスパーボイスという歌唱法が好きな方は要チェックのシンガーです。