RAG Musicartist
素敵なアーティスト
search

歌が上手い洋楽の男性アーティスト

歌が上手い洋楽の男性アーティスト
最終更新:

世界の歌が上手い男性アーティストを一挙紹介!

有名なアーティストだけ紹介するのではなく、「本当に歌が上手いアーティスト」を選んでみました!

歌の上手いアーティストを調べたのに、結局有名なアーティストをそろえてるだけ……という記事って結構ありますよね。

この記事ではジャンル・年代・国をとわず、あらゆるアーティストをピックアップしています!

あなたがまだ知らない、本当に歌の上手い男性アーティストが見つかるかも?

歌が上手い洋楽の男性アーティスト(1〜10)

Nessun DormaFranco Corelli

Franco Corelli sings Nessun Dorma (vaimusic.com)
Nessun DormaFranco Corelli

あらゆるジャンルの中でもひときわ長い歴史を持つオペラ。

フランコ・コレッリはそんな長いオペラの歴史でも最も歌唱力の高いオペラ歌手です。

声量、ビブラート、フェイク、表現力どれをとっても一流の歌手です。

なによりすごいのはビブラート。

振り幅の深いビブラートは難易度が高いのですが、彼は高速かつとんでもない声量でビブラートをします。

このビブラートは肺の空気を一気にはいてしまうデメリットがあるのですが、彼は持ち前の横隔膜のコントロールと肺活量によって、ロングトーンを実現しています。

フランコ・コレッリの歌唱力の前では、パヴァロッティですら聴き劣りしてしまうでしょう。

それほどまでに偉大なオペラ歌手です。

CarusoLucio Dalla

20世紀、最も素晴らしい楽曲を作ったのは、ルーチョ・ダッラではないでしょうか。

彼の名曲『Caruso』はルチアーノ・パヴァロッティやプラシド・ドミンゴ、さらにはララ・ファビアンやディエゴ・エル・シガーラなど、多くの偉大なアーティストにカバーされてきました。

数多くのカバーを聴いても、本家であるルーチョ・ダッラには及びません。

単純な歌唱力においては、オペラ歌手やフラメンコ歌手には劣るものの、表現力を含めた総合的な歌唱力においては彼の歌唱力は世界最高クラスと言えるでしょう。

アーティストは表現力がなによりも大切ということを感じさせてくれる、本物のアーティストです。

Feeling GoodAdam Lambert

Adam Lambert Feeling Good Performance HQ
Feeling GoodAdam Lambert

クイーン+アダム・ランバートのボーカル、アダム・ランバート。

今回紹介したなかでは珍しくアメリカ出身のアーティストからのランクインです。

アダム・ランバートの一番の特徴は、もちろんハイノート。

数多くいるアーティストのなかで、彼ほど力強くシャウトのかかったハイノートを歌い上げる男性シンガーはなかなかいません。

もとはアイドルですが、彼の歌からはアーティストとしての魂が感じられますよね。

歌唱力もどんどん上がっているシンガーなので、これからの活躍に大いに期待できます。

Che gelida maninaMario Del Monaco

インパクトという点においては、マリオ・デル・モナコの歌唱力は歴代最高といっても過言ではありません。

彼の最大の魅力はなんといっても、力強い発声にあります。

こと、力強さにおいては、あのフランコ・コレッリにも負けずとも劣ることはありません。

伸びのある声からかなでるメロディは、かっこいいの一言につきます。

声量においてもトップクラスの実力を誇ります。

あのルチアーノ・パヴァロッティの実力を上回る数少ないオペラ歌手です。

Házmelo otra vezMoncho

ボレロシンガーのなかでも最高峰の実力をもつ、スペイン出身の歌手、モンチョ。

彼の魅力はなんといっても、厚みのある声!

彼ほど厚みのある歌手はそうそういません。

ボレロシンガーのなかでは間違いなくトップクラスの厚みを持ちます。

わかりやすく例えるなら、松崎しげるのスーパーサイヤ人バージョンみたいな感じでしょうか(笑)。

声質や歌い方などが松崎しげると非常に似ているのですが、モンチョは松崎しげるの全てを上回る実力を持っています。

松崎しげるでさえも、すごい歌唱力なのに一体どうなってるんだって感じですよね。

世界のすごさを感じさせられる歌手です。

Torna a SurrientoMario Lanza

とんでもない長さのロングトーンを歌いこなすオペラ歌手、マリオ・ランツァ。

彼はオペラ歌手ではありますが、生涯でこなした公演はわずか1つだけなんです。

映画俳優として成功を収めたマリオ・ランツァは、スカラ座のようなイタリアの大きな歌劇場からオファーをもらうようになりました。

ですが、マリオ・ランツァは「小さな劇場をこなせるようになってから、少しずつステップアップしたい」と言い、数々のオファーを断り続けていました。

彼のオペラに対する情熱が感じられるエピソードですね。

彼の魅力はなんといっても、伸びのある美しいロングトーン。

そこからかなでるコロラトゥーラ(ブラックミュージックでいうところのフェイク)は、まさに圧巻です。

もうほんとコロコロ転がりまくってます(笑)。

コロラトゥーラにおいては、パヴァロッティにも勝るとも劣らないレベルです。

ちなみに彼はアメリカ人ですが、イタリア移民です。

Si preguntan por quién doblanAntonio Chacón

ANTONIO CHACÓN: “Si preguntan por quién doblan”, 1925
Si preguntan por quién doblanAntonio Chacón

フラメンコの王様、アントニオ・チャコン。

彼はあらゆるカンタオール(男性のフラメンコの歌い手)の中で、唯一「Don」という敬称を持っています。

歴史の長いフラメンコですが、「Don」の称号は彼以外に誰も手にしていません。

その称号にふさわしく、彼の歌唱力は他のカンタオールに比べると何ステージも次元が違います。

声の厚みをキープしながら、フラメンコの独特の歌いまわしをすることは非常に難しいことなのですが、彼はそれを実現している数少ないカンタオールです。

なかでもフェイクは圧巻で、彼より細かくハッキリとしたフェイクができるカンタオールはいまだいません。

歴史上、最も歌唱力の高い人物の一人です。