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歌が上手い洋楽の男性アーティスト

世界の歌が上手い男性アーティストを一挙紹介!

有名なアーティストだけ紹介するのではなく、「本当に歌が上手いアーティスト」を選んでみました!

歌の上手いアーティストを調べたのに、結局有名なアーティストをそろえてるだけ……という記事って結構ありますよね。

この記事ではジャンル・年代・国をとわず、あらゆるアーティストをピックアップしています!

あなたがまだ知らない、本当に歌の上手い男性アーティストが見つかるかも?

歌が上手い洋楽の男性アーティスト(21〜30)

Torna a SurrientoMario Lanza

とんでもない長さのロングトーンを歌いこなすオペラ歌手、マリオ・ランツァ。

彼はオペラ歌手ではありますが、生涯でこなした公演はわずか1つだけなんです。

映画俳優として成功を収めたマリオ・ランツァは、スカラ座のようなイタリアの大きな歌劇場からオファーをもらうようになりました。

ですが、マリオ・ランツァは「小さな劇場をこなせるようになってから、少しずつステップアップしたい」と言い、数々のオファーを断り続けていました。

彼のオペラに対する情熱が感じられるエピソードですね。

彼の魅力はなんといっても、伸びのある美しいロングトーン。

そこからかなでるコロラトゥーラ(ブラックミュージックでいうところのフェイク)は、まさに圧巻です。

もうほんとコロコロ転がりまくってます(笑)。

コロラトゥーラにおいては、パヴァロッティにも勝るとも劣らないレベルです。

ちなみに彼はアメリカ人ですが、イタリア移民です。

Ave MariaLuciano Pavarotti

Luciano Pavarotti – Ave Maria (Schubert)
Ave MariaLuciano Pavarotti

みんな大好きルチアーノ・パヴァロッティ。

彼の声は誰よりもピュアで温かく聴こえます。

実際の彼はめちゃくちゃ破天荒で、度重なるドタキャンで多大な損害をもたらし、シカゴのリリックオペラという大手の事務所から永久に出入り禁止となりました(笑)。

そして、なにより面白いのが英語圏の歌手とのコラボです。

世界ではアジア圏と英語圏の歌手の歌唱力はレベルが低いことで有名ですが、彼はセリーヌ・ディオンとコラボをさせられた際、彼女に見向きもせずフル無視していました(笑)。

まあ歌唱力やセンスの差を考えれば、分からなくもないのですが、ちょっと大人じゃないですよね(笑)。

そんなお茶目な彼ですが、ひとたび歌えば空気は一変。

誰もが彼のハイCに酔いしれます。

活動をともにしたプラシド・ドミンゴとホセ・カレーラスと比べても、単純な歌唱力においては頭一つ抜きん出た歌手です。

BamboléoNicolas Reyes

Gipsy Kings – Bamboléo (Official Video)
BamboléoNicolas Reyes

ジプシー・キングスのメインボーカル、ニコラス・レイエス。

ルンバ・フラメンコというジャンルを世界に広げたジプシー・キングス。

その活躍はニコラス・レイエスの歌唱力がなければなし得なかったでしょう。

彼の一番、魅力的なポイントは厚みのある声。

フラメンコを歌う上で厚みのある声を出し続けることは難しいことなのですが、彼はそれを実現しています。

おまけに枯れに枯れきった素晴らしい声質も持ち合わせています。

迫力のあるボーカルは一度聴いたら忘れられませんね。

TROP FRESHMonsieur Nov

MONSIEUR NOV -TROP FRESH (OFFICIEL VIDEO)
TROP FRESHMonsieur Nov

ベトナム出身のネオソウルシンガー、ムッシュ・ノブ。

ベトナム出身ですが主にフランスで活動しています。

やはり世界で最もR&Bやネオソウルのレベルの高いと言われているフランスに、良いアーティストは集まってきますね。

彼はアジア人とは思えないほど、厚みのある声をしています。

フェイクや作曲のセンスもアジア人のそれとは一線を画していますよね。

フェイクの技術自体も非常にハイレベルなので、R&Bやネオソウル好きの方は要チェックですよ!

Yo Quisiera Ser Muy LibreMiguel Poveda

Miguel Poveda – Yo Quisiera Ser Muy Libre (Lyric Video)
Yo Quisiera Ser Muy LibreMiguel Poveda

現代のフラメンコをけん引する実力派カンタオール、ミゲル・ポベダ。

彼はディエゴ・エル・シガーラのような枯れた声を持ち合わせていません。

ですが、それをカバーするだけの歌唱力と感情表現を持っています。

「カンタオールは顔が大事」という言葉をスペインではよく聴きますが、ミゲル・ポベダの表情は圧巻です。

楽曲に登場する主人公とシンクロしたかのような表情をしながら、歌い上げるカンテは感動をさそいます。

スペインが生んだ、天才女性シンガー、ブイカとともに歌っても負けずとも劣らない歌唱力を持った本物のアーティストです。

Hubo Un LugarDiego El Cigala

現在のフラメンコの王様、ディエゴ・エル・シガーラ。

フラメンコの独特な歌いまわしは、多少なりとも声の厚みを犠牲にしてしまいます。

ディエゴ・エル・シガーラは声が薄い方なのですが、それを抑揚でカバーしている数少ないカンタオールです。

彼はその音楽スタイルからカンタオールのなかでも異色の存在感を放ちます。

タンゴなどの音楽ジャンルを取り入れたフラメンコはまさにオリジナル。

歌唱力、表現力、センス、どれをとっても現役で最高クラスの歌唱力です。

NalediPresss

世界でも、まだまだ認知度が低い南アフリカ共和国のR&Bシーン。

南アフリカ共和国のR&Bシーンは大きくわけて2つに分類できます。

1つはビジネスR&B。

最近の南アフリカ共和国ではビジネス感まるだしのR&Bが増えています。

もう1つは本格派R&B。

こちらは流行に左右されることなく、高品質な楽曲を制作しています。

こちらのプレスは、南アフリカ共和国のなかでも超本格派R&Bシンガーです。

その歌唱力は南アフリカでもトップクラスの実力です。

感情もこもっているので、エモーショナルなR&Bが好きな方は要チェックです!