2023年の12月30日、惜しくもこの世を去った不世出のシンガー八代亜紀さん。
10代の若さでクラブ歌手として活動を始め、ブレイク以降は「演歌の女王」として名をはせるも一定のフィールドにとどまらず多方面の分野に挑戦、2010年代においては本格的なジャズアルバムを発表して世界デビューを果たすなど、その偉大な功績は短い文章で語れるものではないですよね。
そんな八代さんの楽曲はカラオケ人気も高いですが、八代さん独特のハスキーボイスと哀愁を帯びた歌声、卓越した歌唱力と表現力で歌われる楽曲群は難しいものも多いです。
そこで本稿では比較的カラオケなどで歌いやすい八代さんの曲を紹介していますから、ぜひチェックしてみてください。
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【演歌の女王】八代亜紀の歌いやすい曲まとめ(1〜10)
花 (ブーケ) 束八代亜紀

八代亜紀さんの楽曲のなかでも、特に歌いやすい楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『花 (ブーケ) 束』。
本作は彼女の主戦場である演歌ではなく、全体を通してポップスを全面に打ち出しています。
ポップスとしては、ペドロアンドカプリシャスのような楽曲といった感じでしょうか?
演歌の難関テクニックであるこぶしは一切登場せず、ロングトーンも少ないため、基礎的な歌唱力を持っているだけで、十分に高得点を狙うことも可能です。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
雨の慕情八代亜紀

八代亜紀さんの名曲『雨の慕情』。
独特のハスキーボイスを活かしたメロディーが印象的な作品で、全体を通してボーカルラインが控えめに仕上がっています。
声を張り上げるようなパートはなく、枯れた雰囲気をしみじみと歌い上げるタイプの楽曲なので、声量やシャウトなどの力強いボーカルを必要としません。
彼女の楽曲としては、こぶしの登場回数も少ないので、歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
MU-JO八代亜紀

情熱的なギターイントロが印象的な作品『MU-JO』。
八代亜紀さんといえば、ジャズやブルース、シャンソンなどを取り入れた多様的なボーカルが特徴ですが、本作はその中でも、ソウルフルなボーカルが印象的なナンバーです。
ジャンルとしては、昭和歌謡とロックをミックスしたような作品なのですが、ボーカルにはブルースやソウルといった特色が現れています。
そんな本作は力強さはあるものん、全体の音域は狭くまとまっており、それに加えてロングトーンが少なく仕上がっています。
迫力に反して、ボーカル自体は単調なので、間違いなく歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
居酒屋「昭和」八代亜紀

暗い雰囲気が印象的な八代亜紀さんの名曲『居酒屋「昭和」』。
八代亜紀さんといえば、男歌に定評があるのですが、本作はそんな男歌のなかでも、屈指の渋さをほこります。
演歌らしくこぶしなどはしっかりと登場するのですが、ほとんどのこぶしが1~2音階の変化に留まっているので、難しさは感じないでしょう。
綺麗な声質で歌うよりも、枯れた声質で歌う方が良い楽曲なので、喉が潰れてきたと感じる頃合いで歌ってみるのがオススメです。
不知火情話八代亜紀

八代亜紀さんといえば、独特のハスキーボイスを活かした繊細なボーカルが特徴ですが、こちらの『不知火情話』は彼女の作品としては珍しい力強い歌声が特徴です。
そんな本作を特徴する部分は、なんといっても歌いだし。
ハッキリとした発音と強い歌声から始まる作品で、そこからサビに向けて情緒あふれるボーカルが展開されていきます。
力強さを主体とした分、繊細なコントロールを必要とするこぶしの登場回数が少なくなっているため、全体としての難易度は低めに仕上がっています。
女ごころ八代亜紀

八代亜紀さんの初期の名作として知られる『女ごころ』。
本作は演歌というくくりではあるものの、どちらかというとブルース調の歌謡曲に寄っています。
そのため、こぶしの登場回数が非常に少なく、サビ終わりの1箇所以外はこぶしらしいこぶしは登場しません。
サビ終わりのこぶし自体も、1音階の変化に留まっているので、こぶしとしての難易度はかなり低めです。
陰鬱とした楽曲が好きな方にとっては、ドツボの作品と言えるのではないでしょうか?
ぜひレパートリーに加えてみてください。
もう一度逢いたい八代亜紀

切なかったり、渋い楽曲が多い八代亜紀さんですが、なかにはオーソドックスな温かみにあふれた演歌もリリースしています。
その中でも、特にオススメしたいのが、こちらの『もう一度逢いたい』。
本作は彼女の楽曲としては、やや力強い作品で、声量をある程度必要とするパートが存在します。
その分、こぶしの繊細さを犠牲にしているので、全体的な難易度は低めと言えるでしょう。
力強い作品ではありますが、力強く歌うことに個室するよりは、キーを下げて、低い部分をしっかりと発声した方がより良く聴こえる楽曲なので、ぜひ参考にしてみてください。






