【平成生まれの昭和育ち】大江裕の歌いやすい曲
最近、バラエティ番組などにも頻繁に出ている大江裕さん。
人気番組「さんまのSUPERからくりTV」から人気を集めるようになったのですが、その後は本格的に演歌歌手として活動を続け、現在では中堅~ベテランの間くらいのキャリアをほこります。
今回はそんな大江裕さんの楽曲のなかでも、歌いやすい作品をピックアップいたしました。
元ボーカル講師による具体的なボーカル解説も登場するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
もくじ
【平成生まれの昭和育ち】大江裕の歌いやすい曲
城崎しぐれ月大江裕

大江裕さんはポップな楽曲もリリースしていますが、やはり歌いやすい楽曲といっても彼の作品を歌うなら本格的な演歌を歌いたいという方も多いのではないでしょうか?
そこでオススメしたいのが、こちらの『城崎しぐれ月』。
オーソドックスな演歌なのですが、こぶしの難易度が非常に低い作品で、基本的に2音階の変化を見せるこぶしで構成されています。
細かいこぶしが苦手という方でも問題なく歌えるので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
ふる里は いま…大江裕

哀愁と温かさを感じさせるメロディーが印象的な作品『ふる里は いま…』。
本作はこぶしの難易度が低い作品で、音域もそれほど広いわけではありません。
サビ前で少しだけ複雑な音程の上下を要するこぶしが登場しますが、それ以外はオーソドックスなこぶしにまとまっているため、基礎的な演歌の歌唱スキルを持っている方であれば、それほど難しさは感じないでしょう。
抑揚が効いた作品なので、しっかりと抑えるべきところは抑えて歌ってみましょう。
ごきげんソング♪大江裕

笑顔になれるような明るいメロディーが印象的な名曲『ごきげんソング♪』。
本作は演歌らしいメロディーをしっかりと踏襲しながらも、全体を通してポップスのようなキャッチーで明るいボーカルラインにまとまっています。
特に演歌の難所であるこぶしに関しては、登場回数が少なく、登場するこぶし自体も2音程の音階変化を見せる簡単なものが大半なので、演歌特有の難しさはほとんど感じないでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
さいはて浪漫大江裕

壮大なメロディーが印象的な大江裕さんの名曲『さいはて浪漫』。
本作は非常にゆったりとしたテンポが特徴です。
そのため、一音一音が長めになっているものの、しっかりと休符も用意されています。
演歌らしい細やかなボーカルラインが登場することもありますが、テンポが非常にゆっくりなため、歌っている感覚は70年代のポップスに近いでしょう。
ロングトーンの多さをカバーするために、抑揚をつけていきなり大きい声量で歌わないようにするのがオススメです。
みかんの故郷大江裕

力強いこぶし回しが印象的な作品『みかんの故郷』。
この手の力強いこぶし回しに苦手意識を感じている方も多いと思いますが、シャウトをかけているだけであって、こぶし自体は1~2音階の変化に収まっているため、本作のこぶしの難易度はそれほど高くありません。
テンポも非常にゆったりとしており、ロングトーンもそこまで多くないため、力強い歌い方自体が苦手でも問題なく歌えてしまいます。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
夕焼け大将大江裕

大江裕さんといえば哀愁と愛らしさを感じさせるような楽曲が印象的ですよね。
そういった作品のなかから、特にオススメしたいのが、こちらの『夕焼け大将』。
本作は全体を通して狭い音域にまとめられており、休符もそれなりに多く設置されています。
加えて、こぶしの難易度が非常に低く、複雑な音程の上下を要するこぶしは一切登場しません。
一定レベルの演歌の歌唱スキルを持っていれば、問題なく歌いこなせるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。