【2025】高音が魅力的な男性歌手のオススメ演歌
突然ですが、高音が特徴的な演歌の名曲と言われて皆さんはどれくらい思いつきますでしょうか。
チャートで人気のJ-POPを眺めてみると男性でもかなりの高音で歌われている曲が令和の今も多いですが、演歌は基本的に幅広い音域で構成されたメロディを高度な歌唱力、表現力で歌いこなすイメージでそれほど高音を強調しているわけではないように感じます。
こちらの記事では、演歌ならではの伸びやかで美しい高音を聞かせてくれる歌手による名曲をまとめています。
古くから愛される名曲から若手による最新の注目曲まで、男性のハイトーンボーカルが好きなリスナーはもちろんカラオケで挑戦したいという方もぜひごらんください!
【2025】高音が魅力的な男性歌手のオススメ演歌(1〜10)
こころの声NEW!二見颯一

二見颯一さんの楽曲で、2025年9月に発売された記念すべき10枚目のシングル。
演歌界の巨星である、原譲二こと北島三郎さんが作曲を手がけています。
次世代へ魂を託すような王道の感謝ソングで、母、友、父へと呼びかける三章構成で仕上げられています。
幼い頃に聴いた子守り歌の記憶から、人生で出会った大切な人への感謝が丁寧に紡がれているんです。
民謡で鍛え抜かれた「やまびこボイス」と巧みな節回しが、言葉一つひとつに温かい命を吹き込んでいるかのよう。
大切な人へ「ありがとう」を届けたい時に、ぜひ聴いてみてほしいですね。
望郷じょんから細川たかし

1985年にリリースされた細川たかしさんのこの曲は、民謡的な要素と演歌の融合を見事に実現した力作ですね。
津軽地方の故郷を思う切ない心情を、細川さんの伸びやかな高音と圧倒的な歌唱力で表現しています。
イントロの三味線から始まり、民謡調のメロディが印象的で、聴く人の心に深く響きます。
特筆すべきは、1985年から2005年までの間に5回もNHK紅白歌合戦で歌唱されたという事実。
演歌ファンはもちろん、故郷を離れて暮らす人々の心に寄り添う、普遍的な魅力を持つ一曲と言えるでしょう。
カラオケで挑戦したい方は、民謡パートのリズム取りに注意が必要ですよ。
あの日の花吹雪大滝ひかる

デビュー作として注目を集めた大滝ひかるさんの演歌。
母と子の別れと再会をテーマにした感動的な物語が、聴く人の心に深く響きます。
特徴的なのが、ゆったりとしたメロディに乗せて歌われる伸びやかな高音。
大滝さんの歌唱力が存分に発揮され、演歌ファンからも高い評価を得ています。
2022年9月にリリースされたこの楽曲は、タイアップこそありませんが、カラオケでも人気を集めています。
母と子の絆を描いた歌詞に共感できる方はもちろん、演歌の新たな魅力を感じたい方にもおすすめですね。
東京演歌黒川真一朗

伸びやかな高音が魅力的な黒川真一朗さんの本作。
東京の下町を舞台に、都会の喧騒と人々の心情を描いた演歌らしい哀愁を感じられる一方で、軽快なリズムと明るい雰囲気が印象的です。
2022年2月にリリースされ、多くの演歌ファンの心を捉えました。
仮歌の段階で作曲者から「十分」と言われた自然な歌唱が魅力ですね。
東京の情景や人間模様を描いた歌詞は、都会の人々の共感を呼ぶでしょう。
高音の魅力を存分に味わえる本作は、カラオケで自分の歌唱力に挑戦したい方にもおすすめです。
雪月花辰巳ゆうと

辰巳ゆうとさんの『雪月花』は、伸びやかな高音と瑞々しい歌声で魅了する新世代の演歌です。
四季の移ろいを象徴する歌詞に込められた切ない愛や過ぎ去った時代への郷愁が、透明感のある歌声によって見事に表現されていますね。
2022年1月にリリースされた本作は、辰巳さんのデビュー5周年を飾るにふさわしい楽曲となりました。
演歌でありながら現代的な感覚を取り入れた和の美しさは、幅広いリスナー層の心を掴むでしょう。
高音の伸びやかさを存分に堪能したい方や、カラオケで挑戦したい方にもおすすめの一曲です。
北海港節三山ひろし

高知県出身の演歌歌手、三山ひろしさんは「ビタミンボイス」の愛称で親しまれています。
令和の時代に入っても変わらぬ人気を誇る三山さんが2023年にリリースしたこの楽曲は、漁師の生き様を熱く歌い上げる男の演歌です。
激しいテンポと力強い歌唱が印象的な「ガンガン演歌」で、デビュー15周年を記念した意欲作となっています。
三山さんの温かみのある声質と、高音での伸びやかな歌声が魅力的な一曲ですね。
歌詞には漁師としての覚悟と誇り、家族や師匠との絆が感動的に描かれており、聴く人に勇気と励ましを与えてくれます。
カラオケでチャレンジしたい方や、男らしい演歌が好きな方におすすめの楽曲です。
放浪船森進一

男の心の機微を描き切った森進一さんの名曲です。
失恋の痛みと人生の儚さを歌い上げる本作は、演歌らしい情感溢れるメロディーに乗せて、深みのある歌声で魂を揺さぶります。
1972年にリリースされた本作は、作詞家・阿久悠さんと作曲家・猪俣公章さんのタッグによる傑作で、映画やドラマとのタイアップはありませんが、多くの人々の心に刻まれています。
森さんの伸びやかな高音と、繊細な感情表現が光る本作は、人生の岐路に立たされた時や、心に傷を負った時に聴くと、きっと共感と慰めを与えてくれることでしょう。