弟を歌った邦楽の名曲。弟が登場する曲を紹介!
兄弟や姉妹、父母に祖父母など家族をテーマとした曲は感動的なものが多いですよね。
それでは「弟」をテーマとした曲、と言われて皆さんはどんな曲を思い浮かべますでしょうか。
意外と思い出せない……なんて思われた方、結構多いのではないでしょうか。
そんなわけで、今回のテーマはずばり「弟」が題材の邦楽です!
弟だけをテーマとした曲はやはりそれほど多くはないため、歌詞の中に弟が登場する曲や兄と弟それぞれがテーマの曲など、幅広い観点で集めてみました。
弟がどのような形で曲に登場するのか、特に実際に弟さんがいらっしゃる方はぜひチェックしてみてくださいね。
弟を歌った邦楽の名曲。弟が登場する曲を紹介!(1〜10)
ゾフィーのバラード水木一郎

人気特撮番組『ウルトラマンA』の劇中歌として登場した楽曲『ゾフィーのバラード』。
本作はウルトラマンゾフィーのオリジナルテーマソングに、歌詞をつけたバージョンです。
ウルトラマンゾフィーといえば、ウルトラマンAと兄弟にあたります。
ヒッポリト星人やエースキラーにやられたAの窮地に登場することが多かったゾフィーですが、本作はそんな弟を思うゾフィーの姿が描かれています。
ウルトラマンファンにはたまらない1曲ですので、ぜひチェックしてみてください。
弟よ内藤やす子

甘く切ないハスキーボイスで歌う内藤やす子さんのデビュー曲は、ふるさとを離れた兄の目線から弟への深い愛情と切ない想いを綴っています。
1975年11月にリリースされたこの楽曲は、オリコンチャートで週間8位を記録し、1976年度の年間ランキングでも24位にランクイン。
累計売上65万枚を突破する大ヒットとなりました。
内藤さんは本作で第5回FNS歌謡祭の最優秀新人賞を受賞しています。
家族を思う気持ちが込められた歌詞は、離れて暮らす大切な人を想う方の心に深く響くことでしょう。
弟坂本サトル

JIGGER’S SONのボーカルギターとしてメジャーデビューを果たし、ソロ活動開始後は他アーティストへの楽曲提供やプロデュースも精力的におこなっているシンガーソングライター、坂本サトルさん。
1stアルバム『終わらない歌』に収録されている『弟』は、哀愁を感じさせるアコースティックギターをフィーチャーしたアンサンブルが耳に残りますよね。
故郷のことすら忘れてしまうほど離れていてもどこかで繋がっている弟への思いを描いたリリックは、他の家族や友達とはまた違った絶妙な距離感をイメージさせられるのではないでしょうか。
聴いているだけでのノスタルジックな気持ちになる、エモーショナルなナンバーです。
弟を歌った邦楽の名曲。弟が登場する曲を紹介!(11〜20)
創生児THE YELLOW MONKEY

1997年にリリースされたアルバム「SICKS」に収録されている楽曲です。
歌詞中に弟が登場して、僕の邪魔をしてくるのですが、観念的なものを弟という呼称で描いているのかなあと思わせる、内容です。
タイトルの創生児は、双子を意味する双生児の意味も含んでいると思われます。
弟池田進/グリーンアイズ

1975年に結成されたムード歌謡グループ、池田進とグリーンアイズ。
1970年代後半に活躍したグループですが、現在でも解散せずに楽曲をリリースし続けていますね。
そんな彼らの楽曲のなかでも、特にオススメしたい弟をテーマにした作品が、こちらの『弟』。
本作は『弟 〜ムードコーラスの継承〜』というアルバムに収録されている楽曲で、弟に先立たれた兄の気持ちを歌う、寂しいリリックが特徴です。
ある程度の年齢層にとっては、なかなかに考えさせられる楽曲と言えるのではないでしょうか?
ヨシムラさだまさし

リリシズムとして知られるシンガーソングライターのさだまさしさん。
印象的なリリックに考えさせられたという方も多いのではないでしょうか?
そんなさだまさしさんの楽曲のなかでも、弟を歌った作品としてオススメしたいのが、こちらの『ヨシムラ』。
酒の席で弟と思い出話に花を咲かせる光景を描いた作品なのですが、ある程度の年齢層にとっては「たしかにな~」と思える内容が多く登場します。
ラストはちょっぴり寂しい終わり方ですが、感傷に浸るにはピッタリな楽曲です。
居酒屋「敦賀」香西かおり

1人でお店を切り盛りする女店主の、のれんをくぐったお客さんが、若くして亡くなった弟に似ているので、一晩2人で語り明かすという内容の歌詞になっています。
他のお客さんも来ない雨の夜に身の上話をする男女の姿が脳裏に浮かぶ、演歌っぽい内容です。