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カバー曲を自分のものにして歌う方法

カバー曲を自分のものにして歌う方法
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趣味として歌う人は、大概は、カバー曲(既存の曲)を歌うことが多いと思います。

カラオケでも、その曲を歌っている歌手本人が必ずいます。

そのカバー曲を歌う時に、「自分らしく歌えているか」ということが、一つ気になるところですよね!?

他の人が作った曲であっても、自分なりに表現できているかどうかで、聴いている人の心に届く歌になるかならないかに、大きく関わってきます。

ちょっとだけ深い話しになりますが、とても大切なことなので、ぜひ読み進めてみてください。

歌手本人が歌っている画を想像しないこと

カバー曲を自分のものにして歌う方法

http://o-dan.net/ja/

まずは、コツ的な部分から。

歌う時に、よく、歌手本人になりきって歌う人がいますが、これはNG。

要は、モノマネ状態です。

自分の歌声を冷静に聞けなくなり、自分の魅力を半減させたまま、薄っぺらいモノマネをして歌っているように聞こえてしまいます。

ですので、歌う時は自分の歌声をしっかり聞いてください。

その時、一切、歌手本人の声をイメージしないこと

自分の声で歌いあげていくつもりで、一つ一つのフレーズを形にしていきます。

必ず、自分のフィルターを通すこと

これは、歌詞の内容を自分の経験に当てはめる、ということではありません。

自分で作った曲でない場合は、歌詞の内容に共感できなかったり、自分の経験したことないような感情が描かれたりします。

自分のフィルターを通すとは「自分の言葉で言う」ということです。

もちろん、歌詞は、オリジナルのままです。

いかに、心から自分がしゃべっている(伝えている)という意識を持って歌っているかどうか、が重要になります。

役者でいえば、歌詞というセリフを与えられているわけです。

聴いている人は、セリフ=(用意されているもの)と分かっていても、その本人の心から発せられた言葉として、認識したいし、そうあるべきです。

なので、歌の歌詞も、聴いている人に、自分のセリフのように思わせなくてはならないのです。

プロは、それがうまい

プロシンガーは、カバー曲を歌っても、すてきに歌いあげてくれます。

これはアマチュアと何が違うのか?

というと、「自分の言葉にしている」という点。

自分の言葉にするためには、次のことがポイントになります!

「その歌詞を歌っている自分の声と向き合う」

これだけです。

経験したことがない内容でも、これができている人は、自分の歌になります。

そう思わせることができます。

言葉に、あなたの魂が宿るんです。

だから誰にも真似できないものになる。

きっと、カバー曲であることすら、忘れさせることができます。

ぜひ、試してみてくださいね。