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【変拍子の魅力】5拍子が使われている曲まとめ

【変拍子の魅力】5拍子が使われている曲まとめ
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日ごろ音楽を楽しんでいて「これは何拍子」と意識して聴いている方は、おそらく楽器経験者がほとんどでしょう。

とはいえ音楽理論的なことを知らずとも、この曲はどうにもリズムが取りにくいと感じたことは誰でも一度や二度はありますよね。

その曲、もしかしたら変拍子が使われている曲かもしれません。

そこで今回は一般的な4/4拍子やワルツでおなじみの3/4拍子、ハチロクとも言われる6/8拍子などポピュラー音楽でもよく使われる拍子と比べてなかなかお目にかかれない5拍子を使った楽曲をジャンルを問わず紹介しましょう。

実はあなたのお好きなあの曲も5拍子が使われていた、といった新しい発見があるかも?

変拍子の世界に興味のある方、ぜひご覧ください!

【変拍子の魅力】5拍子が使われている曲まとめ(1〜5)

Take FiveDave Brubeck

5拍子という変則的なリズムを採用し、ジャズの新たな地平を切り開いた楽曲です。

1959年12月に発表され、ジャズ史上初めて100万枚を超える売り上げを記録した大ヒット曲となりました。

デイブ・ブルーベックさんの革新的なアプローチが、聴き手に新鮮な音楽体験をもたらしています。

規則的でありながら不思議と耳に馴染むビートに、伸びやかなメロディが絡む様子は、まるで踊るような音楽の神髄を表現しているかのよう。

ジャズファンはもちろん、リズムの面白さを堪能したい方にもおすすめの1曲です。

マルサの女本多俊之

マルサの女  ~テーマ曲・The Woman From Marusa~
マルサの女本多俊之

音楽評論家にしてジャズ奏者の本多俊夫さんを父に持ち、自身もジャズサクソフォーン奏者や作曲家として活躍している音楽プロデューサー、本多俊之さん。

1987年に公開された映画のテーマ曲『マルサの女』は、劇伴を担当した本多俊之さんによって制作されました。

全体をとおして5拍子のビートで構成されており、そこに乗るリフレインするアンサンブルがインパクトを生み出していますよね。

哀愁のある旋律がさらに複雑なリズムを感じさせる、映画の雰囲気を彩るナンバーです。

Morning BellRadiohead

5拍子という変拍子を用いた楽曲として知られるこの曲は、Radioheadのアルバム『Kid A』に収録された名曲です。

2000年10月にリリースされ、その独特なリズムと朝の情景を思わせるタイトルが印象的。

トム・ヨークさんの伸びやかな歌声と相まって、新しい一日の始まりを感じさせる一方で、どこか切なさも漂います。

歌詞には離婚や別れのテーマが込められているとも言われ、「Release me」というフレーズが繰り返されることで、何かからの解放を求める気持ちが表現されています。

朝のひとときに聴きたい、心に残る一曲として、多くの音楽ファンに愛され続けているのです。

tolerate itTaylor Swift

Taylor Swift – tolerate it (Official Lyric Video)
tolerate itTaylor Swift

グラミー賞を12回受賞したことでも知られているシンガーソングライター、テイラー・スウィフトさん。

9thアルバム『evermore』に収録されている楽曲『tolerate it』は、憂いを感じさせるピアノの音色をフィーチャーしたアンサンブルが印象的なナンバーです。

ゆったりとした5拍子で進行しているアレンジは、美しいメロディーと透明感のあるサウンドを引き立てる効果を生み出していますよね。

その奥行きに引き込まれそうになる、浮遊感が心地いいバラードナンバーです。

Mission Impossible ThemeLalo Schifrin

Lalo Schifrin – Mission Impossible – (Mission Impossible, 1966)
Mission Impossible ThemeLalo Schifrin

ジャズピアニストや指揮者としても活躍し、数々の映画やテレビシリーズの音楽を手がけてきたアルゼンチン出身の作曲家、ラロ・シフリンさん。

もともとはテレビドラマ『スパイ大作戦』のテーマとして制作された楽曲『Mission Impossible Theme』は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

全体をとおして5拍子で展開していくアレンジは、作品の世界観にマッチしたミステリアスな空気感を見事に演出していますよね。

フックのある旋律がミステリアスな、変拍子の魅力を教えてくれる名曲です。