【変拍子の魅力】5拍子が使われている曲まとめ
日ごろ音楽を楽しんでいて「これは何拍子」と意識して聴いている方は、おそらく楽器経験者がほとんどでしょう。
とはいえ音楽理論的なことを知らずとも、この曲はどうにもリズムが取りにくいと感じたことは誰でも一度や二度はありますよね。
その曲、もしかしたら変拍子が使われている曲かもしれません。
そこで今回は一般的な4/4拍子やワルツでおなじみの3/4拍子、ハチロクとも言われる6/8拍子などポピュラー音楽でもよく使われる拍子と比べてなかなかお目にかかれない5拍子を使った楽曲をジャンルを問わず紹介しましょう。
実はあなたのお好きなあの曲も5拍子が使われていた、といった新しい発見があるかも?
変拍子の世界に興味のある方、ぜひご覧ください!
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【変拍子の魅力】5拍子が使われている曲まとめ(1〜10)
組曲「惑星」より「火星」Gustav Holst

クラシック音楽の傑作として知られるこの楽曲は、聴くたびに新たな発見があります。
5拍子という変則的なリズムが生み出す緊迫感は、戦争の恐ろしさを見事に表現しています。
1914年から1916年にかけて作曲されたこの作品は、第一次世界大戦の影響を色濃く受けています。
強烈な打楽器と金管楽器の響きが、迫り来る脅威を感じさせますね。
1918年9月に初演されて以来、多くの人々の心を捉えてきました。
音楽を通じて平和の大切さを考えたい方におすすめの一曲です。
Seven DaysSting

1980年前後にイギリスで活躍したポリスのベーシスト兼ボーカルとしても知られているシンガーソングライター、スティングさん。
5thアルバム『Ten Summoner’s Tales』に収録されている楽曲『Seven Days』は、浮遊感のあるアンサンブルが心地よく耳に残りますよね。
全体をとおして5拍子で進行するアンサンブルは、このビートでなければ生まれないメロディーやテンションを感じられるのではないでしょうか。
変拍子の曲が好きな方もそうでない方も聴いてみてほしい、エモーショナルなナンバーです。
POOLtricot

変拍子を巧みに取り入れた楽曲は、tricotの実験的かつ独特な響きを持ちます。
普遍的な4/4拍子に慣れている方には、新鮮かつ挑戦的に感じられるでしょう。
複雑なリズムに身を任せながら、その刺激的な音の波に乗ってみてください。
2013年10月にリリースされた本作は、日常生活の矛盾や葛藤を描いた歌詞が特徴的です。
変化を恐れず進化し続けることの重要性や、自己中心的な行動への批判が込められています。
tricotの音楽に興味を持ち始めた方や、新しい音楽体験を求めている方におすすめの一曲です。
【変拍子の魅力】5拍子が使われている曲まとめ(11〜20)
RA-SE-NLUNA SEA

1990年代にJ-POPシーンにおいて全盛期を誇ったビジュアル系バンドの代表格として、現在も精力的に活動している5人組ロックバンド、LUNA SEA。
2023年にセルフカバーアルバムがリリースされることも話題となった5thアルバム『STYLE』に収録されている楽曲『RA-SE-N』は、一聴して不規則と分かるリズムと奥行きを感じさせるアンサンブルが印象的ですよね。
イントロから5拍子で進行していくアレンジは、4拍子に戻る大サビを効果的に盛り上げる役割を果たしています。
LUNA SEAというバンドのポテンシャルが感じられる、クールなロックチューンです。
Halloween ThemeJohn Carpenter

ホラー映画の歴史に残る印象的な楽曲がこちらです。
ジョン・カーペンターさんが自ら作曲を手掛けた本作は、映画『ハロウィン』のサウンドトラックとして1978年に制作されました。
わずか1時間で作曲されたという驚きのエピソードを持つこの曲は、5拍子という変則的なリズムを採用し、シンセサイザーを巧みに使用しています。
ピアノの繰り返されるメロディーが不穏な空気を作り出し、映画の恐怖感を見事に表現しているのです。
2018年10月には40周年を記念したサウンドトラックも発売され、今なお多くの人々に愛され続けていますね。
映画音楽の魅力に触れたい方にぜひおすすめの一曲です。
Hangin’ TreeQueens of the Stone Age

「石器時代のおかま」という」意味のグループ名を持ち、QOTSAの略称でも知られている5人組ロックバンド、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ。
3rdアルバム『Songs for the Deaf』に収録されている楽曲『Hangin’ Tree』は、疾走感の中に感じる変拍子の違和感が世界観を生み出していますよね。
ダークな空気感とヒステリックなアンサンブルは、5拍子というリズムも相まって独特の中毒性を感じさせられるのではないでしょうか。
スリリングなアレンジがテンションを上げてくれる、エキセントリックなナンバーです。
River ManNick Drake

5拍子の魅力が存分に詰め込まれた印象的な楽曲です。
ニック・ドレイクさんの繊細なボーカルと、アコースティックギターの温かみある旋律が心を捉えて離しません。
1969年7月にリリースされたデビューアルバム『Five Leaves Left』に収録された本作は、時の流れを象徴する川のイメージと、人生の意味を探求する歌詞が特徴的。
ゆったりとした雰囲気の中に哀愁が漂い、聴く者を深い内省へと誘います。
音楽に癒されたい方や、変拍子の世界に興味がある方にぴったりの1曲。
耳を傾ければ、美しい風景を眺めているかのような感覚に浸れるでしょう。