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【上級ギタリストのための】右手中指のピッキングも併用した7弦リフ

【上級ギタリストのための】右手中指のピッキングも併用した7弦リフ
最終更新:

今回は7弦ギターを使ったリフを紹介します。

難易度は今までよりやさしめだと思います。

過去記事参考:【TAB譜付】7弦ギターで弾くテクニカルリフの紹介

今回の課題曲

僕のオリジナル曲「Daybreak」より、イントロのクリーントーンでのリフです

TAB譜

6弦ギターでTAB譜のポジションを弾いてもまた違った雰囲気が出ると思うので、7弦ギターを持っていない方も是非弾いてみてください。

ポイント1 ピッキングパターン

1小節目の最初7弦0フレットはダウン、次の6弦4フレットもダウン、続いて5弦6フレットは右手中指でピッキングしています。

以降、ポジションは移動していきますが、7弦0フレットから始まる4音ずつのまとまりは全てこのパターンでピッキングしています。

人によっては中指ピッキングよりダウンが2回連続で続く所の方が慣れないかもしれません。

また、ピック弾きと中指ピッキングの音量が均等になるように気を付けましょう。

ポイント2 全体的にミュート気味で弾く

完全にミュートを掛けるわけではなく、主に7弦、6弦を弾いた音が鳴りっぱなしになるのを防ぐ感覚で軽く掛けます。

弾いてみると分かりますがこのリフはコードフォームを押さえて1音ずつ弾いていく感じになるので、和音になってしまいやすいのです。

ポイント3 休符でしっかり音を切る

16分音符の細かい譜割りでのフレーズなのですが、休符でしっかり音を止めないとグルーヴが出にくくなります。

特に2小節目頭から16分休符が細かく続きますので、右手左手を総動員してミュートするようにしてください。

ポイント4 ピックアップの位置はフロント~ハーフで弾く

僕はフロントとセンターのハーフトーンで弾いていますが、フロントポジションでもよいと思います。

リアのポジションだと楽曲に合わない攻撃的な音になってしまうので、楽曲の雰囲気に合わせてピックアップの位置でサウンドを選択することも重要だと思います。

ちなみに動画中盤のディストーションサウンドでの同リフは激しいパートなのでリアポジションで弾き、サウンドの輪郭をはっきりさせるために中指のピッキングは使わずすべてピックで弾いています。

最後に

7弦ギターのリフといえばガンガンに歪ませたサウンドを連想しますが、こういったミュートを効かせたクリーンのフレーズもかっこいいです。

この動画では6弦ギターですが、Jakub Zytecki氏の透明感あふれるクリーントーンのリフは個人的に大好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=D3GAWUkF4yI&t=1s