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【洋楽】70年代の女性アーティストのデビュー曲まとめ

1970年代は、音楽史に輝かしい足跡を残した女性アーティストのデビューが相次いだ黄金期でした。

その時代にデビューを果たした女性シンガーは、自身が作詞作曲を手がけ素晴らしい表現力で聴く人の心を揺さぶる名曲を生み出したシンガーソングライターも多く誕生したことも特徴的ですね。

彼女たちの原点とも言えるデビュー曲には、まさに新時代を切り開いていく若き才能の輝きが詰まっています。

今回は、そんな70年代にデビューした女性シンガーたちのファーストシングルに焦点を当て、当時の音楽シーンを彩った珠玉の楽曲をご紹介いたします。

【洋楽】70年代の女性アーティストのデビュー曲まとめ(1〜10)

This Will BeNatalie Cole

This Will Be (An Everlasting Love) (2003 Remaster)
This Will BeNatalie Cole

偉大なジャズ・シンガーとして知られるナット・キング・コールさん。

ご存じの方も多いと思います。

今回ご紹介するデビュー曲を歌うナタリー・コールさんは彼の娘で、父親譲りの卓越した表現力を持ったボーカリストです。

本作はソウルフルな歌声とゴスペル由来の力強さが、弾けるようなポップサウンドと見事に融合。

永遠の愛を見つけた瞬間の、胸が躍るような喜びと幸福感を歌い上げているかのようですね。

1975年のデビュー作で、第18回グラミー賞では最優秀新人賞を含む2部門を獲得。

映画『While You Were Sleeping』でもおなじみです。

気分を上げたい休日の朝などにぴったりな一曲ですよ!

FreeDeniece Williams

4オクターブの広い音域と透明感のある歌声で知られる、デニース・ウィリアムスさん。

もともとはスティーヴィー・ワンダーのバックコーラスとして活動していましたが、その才能がモーリス・ホワイトの目に留まり、ソロデビューをはたしました。

そんな彼女のデビュー・ソングが、こちらの作品です。

1976年8月に名盤『This Is Niecy』に収録された楽曲で、しがらみからの解放と自立への願いを歌っています。

ミニマルなサウンドに乗せてどこまでも伸びていく壮観なボーカルは、イギリスのチャートで1位を獲得するほど高く評価されました。

夢のような温かみのある本作は、自分らしくありたいと願う人の心に優しく響くはずです。

Harpo’s BluesPhoebe Snow

ジャズやブルース、フォークを自在に行き来する歌唱力で知られるフィービ・スノウさん。

4オクターブともいわれた広い音域を武器に、1970年代のシンガーソングライター・シーンでひときわ異彩を放っていました。

そんな彼女の原点ともいえる名盤、アルバム『Phoebe Snow』に収録されているのがこちらの作品です。

この楽曲は1975年5月にシングルカットされ、アダルト・コンテンポラリー・チャートで最高20位を記録しました。

アコースティックギターの音色が心地よい、ブルージーで落ち着いた雰囲気を持つナンバーに仕上げられています。

言葉にならない想いを表現するかのようなスキャットが印象的で、ふと物思いにふけりたい夜長のお供にぴったりの一曲です。

【洋楽】70年代の女性アーティストのデビュー曲まとめ(11〜20)

Come to MeFrance Joli

ディスコのクラシック曲で広く知られている、カナダ出身の歌手、フランス・ジョリさん。

幼い頃からその才能を発揮し、13歳でプロデューサーに見いだされたという早熟の天才です。

そんな彼女のデビューソングが、こちらの楽曲。

1979年にリリースされたアルバム『France Joli』に収録されたこの楽曲は、ビルボードのダンスチャートで3週連続1位を獲得しました。

恋する相手へ「私のところへ来て」と訴えかける切実な想いを、当時16歳とは思えないパワフルな歌声で表現しています。

本作は映画『54 フィフティ★フォー』のサウンドトラックに収録されたことでも有名ですね。

ディスコ時代のきらびやかな高揚感を体感したいときにぴったりの一曲です。

I’m Just A Sucker For Your LoveTeena Marie

Teena Marie ft. Rick James – I’m Just A Sucker For Your Love HQ+Sound
I'm Just A Sucker For Your LoveTeena Marie

「アイボリー・クイーン・オブ・ソウル」の異名を持つソウルシンガー、ティーナ・マリーさん。

白人でありながら黒人音楽の名門モータウンと契約した彼女は、ファンクの帝王リック・ジェームスさんに見いだされました。

1979年3月にアルバム『Wild and Peaceful』からシングルカットされたデビュー作は、恋の相手に首ったけになってしまう主人公の情熱を歌い上げた、ごきげんなファンク・チューンです。

本作の魅力は、ティーナさんの突き抜ける歌声とリックさんのボーカルが熱く絡み合うデュエットではないでしょうか。

当時、ジャケットに写真がなかったため黒人歌手と誤解された逸話も、彼女の実力を物語っていますね。

全米R&Bチャートで8位を記録した、気分を上げたい時にぴったりの一曲です。

Think It OverCheryl Ladd

大人気テレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』で世界的なスターとなった女優、シェリル・ラッドさん。

女優としてのイメージが強いかもしれませんが、実はその人気が最高潮だった1978年に歌手デビューもはたしているんですよね。

彼女の本格的なソロ歌手としての第一歩が、こちらのデビュー曲です。

きらびやかなストリングスと軽快なリズムが心地よい、まさに70年代後半のLAサウンドを体現したようなポップ・チューンに仕上げられています。

華やかな曲調とは対照的に、すれ違う相手に「もう一度考え直して」と願う繊細な心情が歌われているようです。

1978年7月に発売された本作は、アルバム『Cheryl Ladd』にも収録され、全米チャートで最高34位を記録しました。

きらめくサウンドは、午後のドライブなどにぴったりではないでしょうか。

Wuthering HeightsKate Bush

Kate Bush – Wuthering Heights – Official Music Video – Version 1
Wuthering HeightsKate Bush

イギリスを代表する女性シンガーソングライター、ケイト・ブッシュさん。

デビュー時が19歳ということもあり、当初はアイドル的な評価を受けていましたが、個性的な作曲と高い歌唱力によって実力を評価されるようになり、長年にわたってイギリスのロックシーンを盛り上げてきました。

そんな彼女のデビュー曲が、こちらの『Wuthering Heights』で、BRITs 25ではベスト・ソング賞を獲得しました。

誰でも一度は耳にしたことがあるであろう名曲です。