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【洋楽】70年代の女性アーティストのデビュー曲まとめ

1970年代は、音楽史に輝かしい足跡を残した女性アーティストのデビューが相次いだ黄金期でした。

その時代にデビューを果たした女性シンガーは、自身が作詞作曲を手がけ素晴らしい表現力で聴く人の心を揺さぶる名曲を生み出したシンガーソングライターも多く誕生したことも特徴的ですね。

彼女たちの原点とも言えるデビュー曲には、まさに新時代を切り開いていく若き才能の輝きが詰まっています。

今回は、そんな70年代にデビューした女性シンガーたちのファーストシングルに焦点を当て、当時の音楽シーンを彩った珠玉の楽曲をご紹介いたします。

【洋楽】70年代の女性アーティストのデビュー曲まとめ(11〜20)

If Not for YouOlivia Newton-John

1970年代から1980年代なかばにかけて、世界的な人気を集めたアーティスト、オリビア・ニュートン・ジョンさん。

ポップやカントリーをベースとしながら、コンテンポラリーやディスコサウンドを取り入れた音楽性が持ち味で、多くのリスナーから注目を集めるキャッチーなアーティストでした。

そんな彼女のデビュー・ソングである、こちらの『If Not for You』は1971年にリリースされた同名のスタジオ・アルバムの代表的な曲として知られています。

Torn Between Two LoversMary MacGregor

Torn between two lovers – Mary MacGregor (1976) HD
Torn Between Two LoversMary MacGregor

ピーター・ポール&マリーのピーター・ヤーロウさんに見出された実力派シンガー、メアリー・マクレガーさん。

彼女が世に知れわたるキッカケとなったデビュー曲は、夫と恋人という二人の間で心が揺れ動く女性の苦しい胸のうちを歌った作品です。

道ならぬ恋と知りながらも、どちらか一人を選ぶことができないという切ない葛藤が、彼女の透明感あふれる歌声によって繊細に表現されています。

1976年当時にリリースされたこの楽曲は、翌1977年2月に全米チャート1位に輝く大ヒットを記録。

日本ではアニメ映画『さよなら銀河鉄道999』の主題歌を担当したことでも知られています。

心地よいソフトロックのメロディーに浸りながら、少しだけ感傷的な気分になりたい夜におすすめです。

This Will BeNatalie Cole

This Will Be (An Everlasting Love) (2003 Remaster)
This Will BeNatalie Cole

偉大なジャズ・シンガーとして知られるナット・キング・コールさん。

ご存じの方も多いと思います。

今回ご紹介するデビュー曲を歌うナタリー・コールさんは彼の娘で、父親譲りの卓越した表現力を持ったボーカリストです。

本作はソウルフルな歌声とゴスペル由来の力強さが、弾けるようなポップサウンドと見事に融合。

永遠の愛を見つけた瞬間の、胸が躍るような喜びと幸福感を歌い上げているかのようですね。

1975年のデビュー作で、第18回グラミー賞では最優秀新人賞を含む2部門を獲得。

映画『While You Were Sleeping』でもおなじみです。

気分を上げたい休日の朝などにぴったりな一曲ですよ!

Ring My BellAnita Ward

Ring My Bell – Anita Ward (1979) HD
Ring My BellAnita Ward

独特な声質とハイセンスな音楽性で人気を集めたアーティスト、アニタ・ウォードさん。

日本ではアニタ・ワードという名前でも知られていますね。

彼女の魅力はなんといっても、先進的なボーカルではないでしょうか?

1970年代に活躍したアーティストでありながら、現在のR&Bで使用するようなフェイクを取り入れています。

先見の明があったのかもしれませんね。

そんな彼女のデビュー・ソングである、『Ring My Bell』は現在のR&Bにも通づる点が多い名曲です。

Never Can Say GoodbyeGloria Gaynor

Gloria Gaynor – Never Can Say Goodbye / Reach Out I’ll Be There (Starparade, 05.06.1975)
Never Can Say GoodbyeGloria Gaynor

ディスコミュージックの代表的な女性アーティストとして知られている、アメリカ出身のシンガー、グロリア・ゲイナーさん。

彼女の代表曲である『I Will Survive』は、誰しも一度は耳にしたことがあると思います。

そんな彼女のデビュー・ソングが、こちらの『Never Can Say Goodbye』。

1975年にリリースされたこの曲は、デビュー・ソングでありながら、すでにスタイルが確立されています。

音楽性の芯の太さを実感できる、貴重な1曲です。

I Love The NightlifeAlicia Bridges

Alicia Bridges – I Love The Nightlife (1978)
I Love The NightlifeAlicia Bridges

1970年代後半に大ヒットを記録した、アメリカ出身のシンガーソングライター、アリシア・ブリッジさん。

幼い頃から音楽活動をしていたそうで、彼女の地元である小さな町では、12歳にして自身のラジオ番組『Alicia』を持っていました。

大人になってからも、インディーズで音楽活動を続けていた彼女は有名な起業家であるビル・ロワリーさんに才能を見いだされ、メジャーデビューをはたしました。

そのデビュー・ソングが、こちらの『I Love the Nightlife』です。

【洋楽】70年代の女性アーティストのデビュー曲まとめ(21〜30)

All the King’s GardensJoan Armatrading

All the King’s Gardens (2015 Remastered Version)
All the King's GardensJoan Armatrading

ロック、ブルース、ジャズなど、一つの枠に収まらない多彩な音楽性を持つアーティスト、ジョーン・アーマトレイディングさん。

カリブ海で生まれ英国で育った彼女は、観察にもとづく普遍的なテーマを歌い上げるシンガーソングライターとして知られています。

そんな彼女のデビュー・ソングである、こちらの作品は1972年11月に登場したアルバム『Whatever’s for Us』の収録曲です。

フォークを基調としたサウンドに、彼女の深く感情豊かな歌声が響く本作は、特定の誰かを指さないことで聴く人それぞれの物語に寄り添う魅力があります。

70年代のシンガーソングライターの作品をじっくりと味わいたい方におすすめしたい、原点の輝きが詰まった一曲です。