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【洋楽】70年代の女性アーティストのデビュー曲まとめ

1970年代は、音楽史に輝かしい足跡を残した女性アーティストのデビューが相次いだ黄金期でした。

その時代にデビューを果たした女性シンガーは、自身が作詞作曲を手がけ素晴らしい表現力で聴く人の心を揺さぶる名曲を生み出したシンガーソングライターも多く誕生したことも特徴的ですね。

彼女たちの原点とも言えるデビュー曲には、まさに新時代を切り開いていく若き才能の輝きが詰まっています。

今回は、そんな70年代にデビューした女性シンガーたちのファーストシングルに焦点を当て、当時の音楽シーンを彩った珠玉の楽曲をご紹介いたします。

【洋楽】70年代の女性アーティストのデビュー曲まとめ(21〜30)

I Saw Mommy Kissing Santa ClausLene Lovich

LENE LOVICH “I SAW MOMMY KISSING SANTA CLAUS” 1976 #lenelovich
I Saw Mommy Kissing Santa ClausLene Lovich

ニューウェイヴシーンで「Queen of Quirk」とも称されたアーティスト、レネ・ロヴィッチさん。

個性的な歌声と奇抜なスタイルで、後世の多くのアーティストに影響を与えました。

彼女のデビュー作は、誰もが知るクリスマスソングのカバーです。

本作では、サンタクロースにキスするお母さんを見てしまった子どもの驚きが、彼女ならではの風変わりなボーカルで表現されています。

無邪気な光景が、どこかシュールでアバンギャルドな世界に変わる、非常にユニークな作品に仕上げられています。

1976年11月にEPとして世に出たこの作品は、スタジオ・アルバムには収録されていない貴重な音源なのです。

後の大ヒット『Lucky Number』でブレイクする以前の、彼女の原点がここにあります。

ありきたりなクリスマスソングに飽きた方や、奇才の片鱗に触れたい方には、ぴったりの一曲ではないでしょうか。

HeartbreakerPat Benatar

まだハードロックが今のような市民権を得ていなかったころに、基礎を作り上げたロックミュージシャン、パット・ベネターさん。

1970年代にロックを歌う女性アーティストは何人かいましたが、彼女はその中でも特にハードなボーカルで人気を集めました。

そんな彼女のデビュー・ソングである、こちらの『Heartbreaker』は1979年にリリースされた作品で、ダーティなサウンドで非常に高い評価を受けました。

ロックが好きな方にオススメです。

SnowbirdAnne Murray

Anne Murray – Snowbird (with lyrics)
SnowbirdAnne Murray

カナダ出身のアーティスト、アン・マレーさん。

カントリー・ポップ、ソフト・ロック、アダルト・コンテンポラリーを組み合わせた、聴き心地のよい作風でカナダだけでなく英語圏で多くの人気を集めました。

また、歌手になる前は高校で教師をしていたという異色の経歴も持っています。

そんな彼女のデビュー・ソングである、こちらの『Snowbird』は1970年にリリースされた作品で、陽気なサウンドと温かみのあるボーカルで人気を集めました。

Crazy on YouHeart

シアトルで結成されたロックバンド、ハート。

1970年代では珍しかったハードなロックスタイルで人気を集めたバンドです。

もともとは男性だけで構成されたバンドで、1967年から活動はしていました。

結成からしばらくは、商業的な成功をイマイチ得られなかったため、ウィルソン姉妹をボーカルとして迎えたところ、ヒットを記録するようになったそうです。

こちらの『Crazy on You』は、ウィルソン姉妹を加えた最初の曲で、メジャー・デビュー・ソングとしてリリースされました。

当時のハードロックを味わいたい方は、要チェックの作品です。

RenacerMiami Sound Machine

Renacer – Miami Sound Machine (Gloria Estefan) 1977 (Original Version) Miami Bands of the 70’s
RenacerMiami Sound Machine

1973年に結成されたラテン・ポップ・グループ、マイアミ・サウンド・マシーン。

もともとはボーイズグループだったのですが、1975年に世界的な人気を集める歌手のグロリア・エステファンさんを加えて、男女混合のグループとなり、バンド名もマイアミ・サウンド・ボーイズからマイアミ・サウンド・マシーンに変えました。

今回はグロリア・エステファンさんのデビュー・ソングとして、こちらの『Renacer』を紹介したいと思います。

ラテン・ミュージックとポップスがミックスされた、聴き心地のよいサウンドに仕上げられています。

That’s The Way I’ve Always Heard It Should BeCarly Simon

Carly Simon – That’s The Way I Always Heard It Should Be – 1971
That's The Way I've Always Heard It Should BeCarly Simon

フォークソングをベースにした、ポップ・ミュージックでアメリカ国内で人気を集めたシンガーソングライター、カーリー・サイモンさん。

26歳のときにデビューをはたし、いきなり大ヒットを記録しました。

そんな彼女のデビュー・ソングが、こちらの『That’s The Way I’ve Always Heard It Should Be』でリリースされた1971年にグラミー賞の最優秀新人賞を受賞しました。

ぜひチェックしてみてください。

Maybe He’ll KnowBLUE ANGEL

1980年代に世界的な人気を集めたシンガーソングライター、シンディ・ローパーさん。

実は彼女、もともとブルー・エンジェルというバンドでボーカルをしていたため、デビューは1979年なんですよね。

ブルー・エンジェルは1979年から1982年までと非常に短い時間だったため、今でも彼女のキャリアが全てソロによるものだと思っている方も多いようです。

こちらの『Maybe He’ll Know』は、そんなブルー・エンジェルのデビュー・ソングでロカビリーを好むリスナーから高い評価を受けました。