70年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲
あなたは1970年代に活躍した洋楽の女性アーティストといえば、誰をイメージしますか?
キャロル・キングさんやカーペンターズなどでしょうか?
実は彼女たち、デビューは70年代ではないんですよね。
こんな感じで、70年代にデビューした女性アーティストって、パッと思いつかないことは多いと思います。
というわけで、今回は1970年代にデビューした、有名女性アーティストを紹介!
「えっ!! この人1970年代からデビューしてるの?」と思ってしまうようなアーティストもいます!
ぜひチェックしてみてください!
70年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲(1〜10)
Wuthering HeightsKate Bush

イギリスを代表する女性シンガーソングライター、ケイト・ブッシュさん。
デビュー時が19歳ということもあり、当初はアイドル的な評価を受けていましたが、個性的な作曲と高い歌唱力によって実力を評価されるようになり、長年にわたってイギリスのロックシーンを盛り上げてきました。
そんな彼女のデビュー曲が、こちらの『Wuthering Heights』で、BRITs 25ではベスト・ソング賞を獲得しました。
誰でも一度は耳にしたことがあるであろう名曲です。
I’m Every WomanChaka Khan

高い歌唱力とパワフルな声質で世界的な人気を集めたアーティスト、チャカ・カーンさん。
彼女の音楽性を一言であらわすのは難しく、R&Bをベースにソウル、ディスコサウンド、ファンク、アダルト・コンテンポラリーなど、さまざまなジャンルがミックスされた個性的な音楽性で知られています。
そんな彼女のデビュー・ソングである、こちらの『I’m Every Woman』は1978年にリリースされたアルバム『Chaka』の一曲としてリリースされました。
Lady Of The NightDonna Summer

「ディスコの女王」という愛称で親しまれたアーティスト、ドナ・サマーさん。
2012年に肺がんにより、惜しくもこの世を去ってしまいましたが、彼女の残してきた曲は現在も多くのファンがいます。
そんな彼女のデビュー・ソングである、こちらの『Lady Of The Night』は1974年にリリースされた作品で、アメリカ国内で人気を集めました。
まだディスコサウンドの方向性が定まっていないため、彼女の楽曲を聴いたことがある方なら、違った一面を楽しめると思います。
If Not for YouOlivia Newton-John

1970年代から1980年代なかばにかけて、世界的な人気を集めたアーティスト、オリビア・ニュートン・ジョンさん。
ポップやカントリーをベースとしながら、コンテンポラリーやディスコサウンドを取り入れた音楽性が持ち味で、多くのリスナーから注目を集めるキャッチーなアーティストでした。
そんな彼女のデビュー・ソングである、こちらの『If Not for You』は1971年にリリースされた同名のスタジオ・アルバムの代表的な曲として知られています。
HeartbreakerPat Benatar

まだハードロックが今のような市民権を得ていなかったころに、基礎を作り上げたロックミュージシャン、パット・ベネターさん。
1970年代にロックを歌う女性アーティストは何人かいましたが、彼女はその中でも特にハードなボーカルで人気を集めました。
そんな彼女のデビュー・ソングである、こちらの『Heartbreaker』は1979年にリリースされた作品で、ダーティなサウンドで非常に高い評価を受けました。
ロックが好きな方にオススメです。
Ring My BellAnita Ward

独特な声質とハイセンスな音楽性で人気を集めたアーティスト、アニタ・ウォードさん。
日本ではアニタ・ワードという名前でも知られていますね。
彼女の魅力はなんといっても、先進的なボーカルではないでしょうか?
1970年代に活躍したアーティストでありながら、現在のR&Bで使用するようなフェイクを取り入れています。
先見の明があったのかもしれませんね。
そんな彼女のデビュー・ソングである、『Ring My Bell』は現在のR&Bにも通づる点が多い名曲です。
Crazy on YouHeart

シアトルで結成されたロックバンド、ハート。
1970年代では珍しかったハードなロックスタイルで人気を集めたバンドです。
もともとは男性だけで構成されたバンドで、1967年から活動はしていました。
結成からしばらくは、商業的な成功をイマイチ得られなかったため、ウィルソン姉妹をボーカルとして迎えたところ、ヒットを記録するようになったそうです。
こちらの『Crazy on You』は、ウィルソン姉妹を加えた最初の曲で、メジャー・デビュー・ソングとしてリリースされました。
当時のハードロックを味わいたい方は、要チェックの作品です。