【変拍子の魅力】7拍子が使われている曲まとめ
突然ですが、みなさまは「変拍子」という言葉を聞いたことがありますか?
楽器経験者や音楽理論的な知識がなければ、楽曲の拍子を意識して音楽を聴いているという方は少ないかもしれませんね。
実はリズムを重視して音楽を聴いている人であれば、一般的な4/4拍子とは違ういわゆる変拍子が使われた曲を偏愛している方もいらっしゃるのですよ。
こちらの記事では、一度はまってしまうと沼のように抜け出せない魅力のある変拍子の中でも「7拍子」に注目、7拍子が使われている楽曲をジャンルを問わずまとめています。
ぜひ、該当の曲を聴きながら拍子をカウントしてみてくださいね。
【変拍子の魅力】7拍子が使われている曲まとめ(21〜30)
NEW WALL[Alexandros]
![NEW WALL[Alexandros]](https://i.ytimg.com/vi/WW8LSsHZGTM/sddefault.jpg)
『ワタリドリ』や『閃光』など、爽快かつモダンなロックチューンで人気を博している4人組ロックバンド、[Alexandros]。
通算12作目のシングル曲『NEW WALL』は、スマートフォン向けゲームアプリ『テイルズ オブ ザ レイズ』のテーマソングとして起用されたナンバーです。
全体をとおして7拍子で展開していくアンサンブルは、ストレートなメロディーにフックを付加する効果を生み出していますよね。
壮大なストリングスサウンドとタイトなロックサウンドのコントラストもテンションを上げてくれる、心が震えるロックチューンです。
Frame By FrameKing Crimson

1968年の結成以降、時代によって音楽性を変えながら長きにわたり活動しているイギリス出身のプログレッシブロックバンド、キング・クリムゾン。
1981年リリースのアルバム『Discipline』に収録されている楽曲『Frame By Frame』は、エキセントリックなイントロが耳を引きますよね。
7拍子のリズムに乗せた浮遊感のあるメロディーと印象的なギターのアルペジオからは、キング・クリムゾンというバンドの奥行きを感じさせるのではないでしょうか。
変拍子でない部分にも強烈なインパクトがある、スリリングなナンバーです。
Them BonesAlice In Chains

不思議な魅力を持つ7拍子のリズムが印象的な1曲ですね。
冒頭から聴き手を引き込むような独特な展開で始まり、レイン・ステイリーさんの力強いシャウトが楽曲の世界観を一層引き立てます。
ダウンチューニングされたギターの重厚なサウンドが、曲の持つ重さを倍増させているのも特徴的。
1992年にリリースされたアルバム『Dirt』からのシングルで、ビルボードのメインストリームロックチャートで24位を記録。
ミュージックビデオも制作され、地下の洞窟でバンドが演奏する様子が映し出されています。
死への恐怖を描いた歌詞は、聴く人の心に強く響くでしょう。
グランジ黄金期を代表する1曲として、ロック好きの方にぜひ聴いていただきたい作品です。
Seven SeasAvishai Cohen

ベーシスト、作曲家、歌手、アレンジャーとしても活躍するイスラエル出身のジャズコントラバス奏者、アヴィシャイ・コーエンさん。
2011年8月30日リリースされたアルバムのタイトルトラック『Seven Seas』は、ジャジーなアンサンブルと変拍子の違和感が楽曲に複雑さを生み出していますよね。
全体をとおして7拍子で進行していくアレンジは、常に顔色を変えていく海をイメージさせられるのではないでしょうか。
一聴しただけでは理解できないであろう奥行きが聴いていて楽しい、緊張感のあるナンバーです。
HorizonT-SQUARE

フジテレビ『F1グランプリ』のテーマ曲『TRUTH』の大ヒットでも知られているインストゥルメンタルバンド、T-SQUARE。
46thアルバムのタイトルトラックとして収録されている楽曲『HORIZON』は、心地いいギターのカッティングとトレードマークでもあるウィンドシンセサイザーの音色が印象的ですよね。
全編をとおして7拍子で進行するアレンジは、複雑でありながらも聴き入ってしまう魅力がありますよね。
各パートのハイライトにも注目してほしい、ずっと聴いていたくなるナンバーです。