【変拍子の魅力】7拍子が使われている曲まとめ
突然ですが、みなさまは「変拍子」という言葉を聞いたことがありますか?
楽器経験者や音楽理論的な知識がなければ、楽曲の拍子を意識して音楽を聴いているという方は少ないかもしれませんね。
実はリズムを重視して音楽を聴いている人であれば、一般的な4/4拍子とは違ういわゆる変拍子が使われた曲を偏愛している方もいらっしゃるのですよ。
こちらの記事では、一度はまってしまうと沼のように抜け出せない魅力のある変拍子の中でも「7拍子」に注目、7拍子が使われている楽曲をジャンルを問わずまとめています。
ぜひ、該当の曲を聴きながら拍子をカウントしてみてくださいね。
【変拍子の魅力】7拍子が使われている曲まとめ(21〜30)
HorizonT-SQUARE

フジテレビ『F1グランプリ』のテーマ曲『TRUTH』の大ヒットでも知られているインストゥルメンタルバンド、T-SQUARE。
46thアルバムのタイトルトラックとして収録されている楽曲『HORIZON』は、心地いいギターのカッティングとトレードマークでもあるウィンドシンセサイザーの音色が印象的ですよね。
全編をとおして7拍子で進行するアレンジは、複雑でありながらも聴き入ってしまう魅力がありますよね。
各パートのハイライトにも注目してほしい、ずっと聴いていたくなるナンバーです。
Them BonesAlice In Chains

不思議な魅力を持つ7拍子のリズムが印象的な1曲ですね。
冒頭から聴き手を引き込むような独特な展開で始まり、レイン・ステイリーさんの力強いシャウトが楽曲の世界観を一層引き立てます。
ダウンチューニングされたギターの重厚なサウンドが、曲の持つ重さを倍増させているのも特徴的。
1992年にリリースされたアルバム『Dirt』からのシングルで、ビルボードのメインストリームロックチャートで24位を記録。
ミュージックビデオも制作され、地下の洞窟でバンドが演奏する様子が映し出されています。
死への恐怖を描いた歌詞は、聴く人の心に強く響くでしょう。
グランジ黄金期を代表する1曲として、ロック好きの方にぜひ聴いていただきたい作品です。
【変拍子の魅力】7拍子が使われている曲まとめ(31〜40)
Jocko HomoDevo

ニュー・ウェイヴやテクノ・ポップの成立を語る上で欠かせない存在として知られ、ノイズ・ミュージックの先駆けとも称される5人組ロックバンド、ディーヴォ。
1stアルバム『Q:Are We Not Men? A:We Are Devo!』に収録されている楽曲『Jocko Homo』は、エキセントリックなサウンドがオープニングから強烈なインパクトになっていますよね。
7拍子を多用した前半のアンサンブルは、後半のポップ性を引き立たせながらも楽曲にフックを生み出しています。
その複雑な楽曲構成から何度も聴き返したくなる、中毒性のあるナンバーです。
The Temple (Jesus Christ Superstar)Andrew Lloyd Webber

『キャッツ』や『オペラ座の怪人』といった代表作を持つことで知られ、ミュージカル界において成功を収めた作曲家、アンドルー・ロイド・ウェバーさん。
日本では劇団四季の公園でも知られる『Jesus Christ Superstar』の劇伴として使用されている楽曲『The Temple』は、押し寄せる人の波をイメージさせるコーラスワークが耳に残りますよね。
怒涛の一週間を表現したような7拍子のビートは、目まぐるしく展開していくアレンジとともに強烈なインパクトを感じさせるのではないでしょうか。
長きにわたりミュージカルファンを魅了している作品を彩る、ドラマチックなナンバーです。
Top Of The WorldSMAP

2016年の解散以降もメンバーそれぞれの動向に注目が集まり続け、再結成を望む声が絶えない5人組アイドルグループ、SMAP。
『Amazing Discovery』との両A面でリリースされた53rdシングル曲『Top Of The World』は、バラエティー番組『SMAP×SMAP』のテーマソングとして起用されました。
アイドルソングとしては珍しい7拍子のビートは、クールかつスタイリッシュな空気感を生み出しながらもSMAPらしさを内包していますよね。
フックのあるサビを一緒に歌いたくなる、リスナーに強烈なインパクトを与えたポップチューンです。
おわりに
変拍子を多用したプログレッシブな楽曲はもちろん、あまり変拍子と縁がなさそうなポップスなどでさらりと使われていたりすると、作曲者や編曲者のセンスが伝わってきておもしろいですよね。
皆さまが日ごろ愛聴している曲の中で、実は7拍子が使われている曲もあるかもしれませんし、ぜひ拍子を意識して曲を聴いてみてくださいね!