【変拍子の魅力】7拍子が使われている曲まとめ
突然ですが、みなさまは「変拍子」という言葉を聞いたことがありますか?
楽器経験者や音楽理論的な知識がなければ、楽曲の拍子を意識して音楽を聴いているという方は少ないかもしれませんね。
実はリズムを重視して音楽を聴いている人であれば、一般的な4/4拍子とは違ういわゆる変拍子が使われた曲を偏愛している方もいらっしゃるのですよ。
こちらの記事では、一度はまってしまうと沼のように抜け出せない魅力のある変拍子の中でも「7拍子」に注目、7拍子が使われている楽曲をジャンルを問わずまとめています。
ぜひ、該当の曲を聴きながら拍子をカウントしてみてくださいね。
- 【変拍子の魅力】5拍子が使われている曲まとめ
- 【クセになる】変拍子が使われているアニソンまとめ
- 魅惑の変拍子。奇数拍子や複雑なリズムを持つ不思議な音楽
- 【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選
- 転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
- Mrs. GREEN APPLEの名曲|人気曲を一挙紹介!
- どこかで聴いたことのある、耳に残る曲
- 【リズム】16ビートが使われている邦楽人気曲まとめ【2025】
- ピアノで弾いてみたい!カノン進行が使われている曲まとめ
- アップテンポで明るい曲。聴いていると気持ちが上がる楽曲まとめ
- ロックナンバーからダンスチューンまで!令和のかっこいい曲
- 【癖になる曲の世界】中毒性たっぷりなぐるぐる巡る曲
- 【2025年12月】流行りの曲。今が旬のバズっている曲まとめ
【変拍子の魅力】7拍子が使われている曲まとめ(21〜30)
ナナヒツジシナリオアート

シナリオアートの変拍子がもたらす魅力が凝縮された楽曲です。
7拍子という斬新なリズムパターンが耳に残り、聴く人の心を揺さぶります。
アニメ『すべてがFになる』のエンディングテーマとして2015年11月にリリースされた本作は、社会の矛盾や個人の葛藤を鋭く描き出しています。
聴き手の感性に寄り添うメッセージと、現代を生きる人々の複雑な心情を表現した歌詞が印象的です。
変拍子の魅力に触れたい方や、社会の在り方について考えを巡らせたい方にぜひお勧めしたい一曲ですよ。
Frame By FrameKing Crimson

1968年の結成以降、時代によって音楽性を変えながら長きにわたり活動しているイギリス出身のプログレッシブロックバンド、キング・クリムゾン。
1981年リリースのアルバム『Discipline』に収録されている楽曲『Frame By Frame』は、エキセントリックなイントロが耳を引きますよね。
7拍子のリズムに乗せた浮遊感のあるメロディーと印象的なギターのアルペジオからは、キング・クリムゾンというバンドの奥行きを感じさせるのではないでしょうか。
変拍子でない部分にも強烈なインパクトがある、スリリングなナンバーです。
MoneyPink Floyd

キャッシュレジスターの音から始まるこの曲は、7拍子の不規則なリズムが耳を惹く逸品です。
ピンク・フロイドが1973年6月にリリースしたアルバム『The Dark Side of the Moon』に収録されたこの楽曲は、資本主義社会における人間の強欲を批判的に描いています。
ロジャー・ウォーターズさんが作詞作曲を手掛け、リチャード・ライトさんのワーリッツァー電子ピアノやデビッド・ギルモアさんのギターソロが印象的です。
本作は、アメリカでビルボード・ホット100の13位を記録するなど、商業的にも成功を収めました。
変則的なリズムに魅了されたい方や、社会批評的な歌詞を味わいたい方におすすめの一曲です。
HorizonT-SQUARE

フジテレビ『F1グランプリ』のテーマ曲『TRUTH』の大ヒットでも知られているインストゥルメンタルバンド、T-SQUARE。
46thアルバムのタイトルトラックとして収録されている楽曲『HORIZON』は、心地いいギターのカッティングとトレードマークでもあるウィンドシンセサイザーの音色が印象的ですよね。
全編をとおして7拍子で進行するアレンジは、複雑でありながらも聴き入ってしまう魅力がありますよね。
各パートのハイライトにも注目してほしい、ずっと聴いていたくなるナンバーです。
Them BonesAlice In Chains

不思議な魅力を持つ7拍子のリズムが印象的な1曲ですね。
冒頭から聴き手を引き込むような独特な展開で始まり、レイン・ステイリーさんの力強いシャウトが楽曲の世界観を一層引き立てます。
ダウンチューニングされたギターの重厚なサウンドが、曲の持つ重さを倍増させているのも特徴的。
1992年にリリースされたアルバム『Dirt』からのシングルで、ビルボードのメインストリームロックチャートで24位を記録。
ミュージックビデオも制作され、地下の洞窟でバンドが演奏する様子が映し出されています。
死への恐怖を描いた歌詞は、聴く人の心に強く響くでしょう。
グランジ黄金期を代表する1曲として、ロック好きの方にぜひ聴いていただきたい作品です。
Seven SeasAvishai Cohen

ベーシスト、作曲家、歌手、アレンジャーとしても活躍するイスラエル出身のジャズコントラバス奏者、アヴィシャイ・コーエンさん。
2011年8月30日リリースされたアルバムのタイトルトラック『Seven Seas』は、ジャジーなアンサンブルと変拍子の違和感が楽曲に複雑さを生み出していますよね。
全体をとおして7拍子で進行していくアレンジは、常に顔色を変えていく海をイメージさせられるのではないでしょうか。
一聴しただけでは理解できないであろう奥行きが聴いていて楽しい、緊張感のあるナンバーです。
Ant-Man Main ThemeChristophe Beck

マーベル・シネマティック・ユニバースにおいて異彩を放つ音楽的個性を持つ作品として知られるこちらのテーマ曲。
7拍子という変則的なリズムで構成されたマーチ形式は、一般的なヒーロー映画音楽とは一線を画す特徴を持っています。
低音楽器や打楽器による8音のオスティナートが終始流れ、それが流麗なメインメロディーを下支えすることで、主人公の泥棒としての一面と映画全体の軽快なトーンを巧みに表現。
2015年7月に公開された『アントマン』のメインテーマとして使用され、シリーズ全体の音楽的アイデンティティを形成する重要な役割を果たしました。
変拍子好きの方や、従来のヒーロー映画音楽とは違った魅力を求める方におすすめです!




