iTunes や Amazon でオリジナル曲を販売したい!
LINE MUSIC や Spotify などのストリーミングサービスでも配信したい!
今回は、実際にオリジナル曲の配信手続きから、ダウンロード販売やストリーミング配信で収益が上がるまでの一部始終をご紹介したいと思います。
オリジナル曲を配信してみたい方は、ぜひブックマークしておきましょう!
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今回使ってみたサービスは Tune core Japan
今はレーベルと契約してなくても、個人でも大手の音楽配信サービスから楽曲の配信ができますが、各配信サービスに直接依頼すると手間や時間が多くかかります。
そこで今回は、配信登録サービスTune core Japanに登録してみました。
Tune Core(チューンコア)とは、自分の楽曲を世界中の配信ストアで販売できるアメリカ発のサービスです。
日本でも2012年から始まっているサービスで、年会費制で、配信した楽曲の利益100%還元という、アーティストにとっては嬉しいシステムを採用。
楽曲登録 → 楽曲審査 → 各サービスに配信の流れで簡単に手続きできます。
実際にオリジナル曲を、Tune core Japanに登録して配信してみました。
楽曲登録から、約4日後にはすべてのサービスで配信可能に
iTunesの配信は早かったのですが、LINE MUSICは一週間程かかったりと、配信までにかかる時間は各サービスそれぞれ違いますが、最短で2日間程でした。
実際どのように配信されているかを見ていきたいと思います。
iTunesはこんな感じです。
Amazonはこんな感じ。
Google Play Musicも
Spotifyも
LINE MUSICは、約一週間程で配信されていました。
ジャケット写真がまだ反映されていないものもありますが、楽曲登録完了から4日後にはほぼすべてのサービスで配信されていました。
すべてチェックし切れていませんが、他にも数十種類のサービスから配信されているようです。
配信して見た結果、いくら売れたのか?
今回、配信と販売をしたのは、自分のバンドの曲です。
スタジオラグでレコーディングした、できたてほかほかの音源。
MVはすでに作成済なのですが、まだ楽曲販売できずにいたので配信形式でチャンレンジしてみることに。
こちらの曲です。
正直なところ、地元京都でしか活動していない無名なバンドなので、それを踏まえてご覧いただければ幸いです。
Tune core Japanのマイページでは、確定レポートと速報レポートが見られます。
確定レポートは、各配信ストアからのレポート報告(確定レポート)と入金を確認後、レポートページに反映される仕組みです。
各配信ストアの入金を確認できるのは「販売実績月の末日より約60日後」なので、今回の10月、11月配信分は、まだ確定しておりません。
速報レポートに販売数はあくまで、デイリーの速報値で月末に報告される実際の販売数と異なる場合があるようですが、以下のような結果になりました。
10/16に配信しはじめてからの11/12までの約25日間で「5ダウンロード」されています!
内訳は、iTunes storeが4回、レコチョクが1回です。
ちなみに配信告知は、今のところ大々的にはやっていませんし、ライブなどの活動もその間はしていません。
ストリーミングサービスの数値も出ています。
再生回数は、Spotifyで4回、Apple Musicで1回です。
販売料金や収益は、各サービスによって違います。
例えばiTunes Storeの場合、Appleに約3割、残りの約7割をアーティストに支払われることになります。
iTunes storeのシングル販売価格が150円ならアーティストに89円、200円ならアーティストに118円、250円ならアーティストに148円です。
その売り上げ分からさらに手数料がかかってくるサービスもありますが、Tune coreなら売り上げ分から100%アーティストに支払われます。
シングルだと、1年間契約1,410円(税抜)の登録料金で配信可能なので、250円で1曲販売するなら、1年間で1曲あたり10ダウンロード以上をされれば、赤字にはならない計算です。
すでにファンが多くいたり、知名度があるアーティストにとってはたいへんお得なサービスではないかと思います。
登録と配信までの流れ
正直なところ、地元京都でしか活動していない無名なバンドなので、知名度や人気度がはじめからあるわけではありません。
1曲あたり登録申請までは10分ぐらいでできましたので、その流れをまず説明したいと思います。
1. アカウント登録
Tune core Japanにアクセスし、メールアドレス、パスワードを設定します。
そしたら登録用リンクのメールが届きます。
そしてアカウント管理者情報を登録していきます。
2. アーティスト登録
ここでは、配信するアーティストの情報を入力します。
アーティスト名(国内向)、アーティスト名(カナ)、アーティスト名(海外向)は必須登録情報です。
3. 楽曲登録
シングル、アルバム、リングトーンを選択します。
- シングル:1曲、10分以内のみ収録された曲
- アルバム:2曲以上、各曲が10分以内が収録され、複数曲で構成される曲
- リングトーン(着信音):1曲、5秒以上30秒以内のみ収録された曲
国内か海外、もしくは両方ともに配信かを選択できます。
配信エリアの選択による登録料金の変更はありません。
ジャケット画像、リリース情報、楽曲情報を入力していきます。
4. 楽曲ファイルをアップロード
楽曲情報の登録完了後、楽曲ファイルをアップロードします。
Tune core Japanでは、アップロードする楽曲ファイルは以下の形式を推奨されています。
- サンプルサイズ:16ビット
- サンプルレート:44.1kHz
- ビットレート:1411bps
- チャンネル:ステレオ
- ファイル形式:WAV
- 楽曲の長さ:10分以内
参考:今さら聞けない!?
WAV、MP3など音楽ファイル形式のおさらい
試聴できるので、楽曲に間違いがないかを必ずチェックしておきましょう!
5. 配信ストア登録
次は、各配信サービスの登録です。
複数の配信ストアを選択しても登録料金は変わりません。
各サービスの販売価格や、収益についてもここに掲載されています。
6. 決済
ここで登録料金の決済をします。
7. 配信審査
決済が完了すると、配信審査がはじまりますので連絡が来るのを待ちます。
数時間後、以下のメールが届きました。
無事配信手続き完了です!
このメールが来た約4日後には、ほぼすべてのサービスで配信がはじまっていました。
マイページで確認できます。
最後に
このように登録や申請は、簡単に行うことができます。
現役バリバリのインディーズバンドの方はもちろん、アマチュアバンドでも、自分たちの曲をオフィシャル配信することで、より信頼感を獲得し、広くアピールできると思います。
世界中のあらゆる配信ストアに登録可能なサービス、ぜひチェックしてみてください!
そして、いいオリジナル曲をたくさん生み出してください。
応援しております!
ライタープロフィール
スタジオラグ スタッフ
きんや
京都河原町三条に位置する、リハスタのスタッフです。
バンド練習に適したデッドな音響のリハーサルスタジオ。
プロによる音楽教室。
ご予約はウェブにて24時間受付中!
あなたの一番店になるために「スタジオラグらしさ」を追求してまいります。
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kawaramachi_rag