【2025】AI・人工知能が作った曲まとめ
「この曲、本当にAIが作ったの?」そう驚くような完成度の高い楽曲が、今や次々と生まれています。
人工知能による音楽制作は急速に進化を遂げ、すでに実用レベルに達した技術として世界中のクリエイターが活用中。
洋楽・邦楽を問わず、AIが作った曲は私たちの日常にも浸透し始めています。
でも実際に聴いてみないと、その実力はわかりませんよね?
本稿では、AIで作った音楽の中から特に話題を集めている作品をピックアップしてご紹介します。
これが音楽の未来なのか、それとも……ぜひあなたの耳で判断してください!
【2025】AI・人工知能が作った曲まとめ(31〜40)
On the EdgeAIVA

最近のAIは、人間が指定したジャンルやテイストに合わせた作曲もできるんですよ。
その中でもロックを指定して作曲させたのが『On the Edge』です。
この曲はAIVA TechnologiesのAIによって作られたもの。
ロックというとハードロックのようなひずんだサウンドが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、この曲はロックバンドのU2のような、オルタナティブロックの雰囲気を感じさせてくれます。
AIが出力する曲は機械学習に使った曲によっても変化するので、もしかしたら90年代のオルタナティブロックを聴かせた影響が出ているのかもしれませんね!
Bach style choraleDavid Cope

『Bach style chorale』は、コーラルというドイツ語の賛美歌を、クラッシックの作曲家であるJ.S.バッハのようなスタイルで作った不思議なAIの曲。
J.S.バッハが残した『シュープラー・コラール集』にも通じるような、バロック音楽の高貴な響きを感じさせてくれます。
美しさの中に悲しい雰囲気も感じさせてくれる歌声、…これもAIによって作られた声なのかもしれないと考えるとちょっとゾッとしますね。
3641AIVA

『3641』という不思議なタイトルの曲は、AIのAIVAが作った楽曲の中でも異彩を放っているんです!
ちなみに、曲の制作時にAIVAにインプットした情報は「モダンな映画のような雰囲気の曲をつくってほしい」というものでした。
それだけの情報だけで作られた経緯があるのですがそのAIが作った曲を聴いてみると、バンドサウンドとストリングスが絶妙に混ざり合う、いかにもモダンシネマティックな楽曲にちゃんと仕上がっているんです!
インプット情報を忠実に再現する力に思わず驚きを隠せませんね!
GenesisAIVA

人工知能、AIWAのファーストアルバム『Genesis』。
その表題曲として、SoundCloudという音楽投稿サイトにアップロードされたのが『Symphonic Fantasy in A minor, Op. 21, “Genesis”』です。
この曲はクラッシックのアルバムに収録されているような壮大なシンフォニーが魅力。
この曲の重厚なサウンドは、映画のBGMや演劇の挿入歌などにも使えそうなほどシアトリカルな印象をあたえてくれますね。
また、Aマイナーというよく作曲では使われるキーで作られているにもかかわらず、マンネリ気味な曲調にならないのもこの曲の評価すべき点かもしれません。
Infinite VoidAIVA

『Infinite Void』は、「モダンシネマティック調の曲」をお題に、AIのAIVAが制作した楽曲です。
オープニングではキーボードのような音でメインのフレーズが登場し、それが展開していく中でオーケストラのストリングスや太鼓のようなさまざまな音が重なっていくという、とても複雑な曲になっているのが聴きどころ。
AIが作曲すると一般的にシンプルな楽曲になることが多いのですが、この曲のように複雑な曲が作れるのはAIVAのすごいところですね!
【2025】AI・人工知能が作った曲まとめ(41〜50)
PlutoniumAIVA

AIのAIVAはさまざまなジャンルの作曲ができますが、今回はロックという条件でAIVAが作曲した『Plutonium00』をご紹介します。
タイトルにある「プルトニウム」は原子力発電所の運転などに必要な元素の一つ。
この曲はそのような原子の発電をイメージさせる、パワーあふれるロックとなっています。
この曲以外にもロックをテーマにAIVAが作った『On the Edge』は、この曲とはむしろ正反対のオルタナティブロックの雰囲気が味わえるのでよかったらそちらも聴いてみてくださいね!
Anxious ExistenceJukedeck

「不安な存在」を意味する曲、『Anxious Existence』。
アンビエントな雰囲気がただようこのあやしげな曲は、ブラウザーで動くJukedeckが作った曲です。
AIの作った曲によくあるシーケンスパターンをベースにしながらも、リズムパターンの変化や左右への音の振り方などが、まるで人間のようにナチュラルにアレンジされているのがこの曲の面白いところ。
BGMとしてかかっていればAIが作ったとは誰も疑わないかもしれませんよ!





