AI・人工知能が作った名曲
人工知能も大きな発展をとげ、今では作曲するにいたりました。
まだまだ人間のようなヒットソングを作れてはいませんが、その作曲能力はAIが作ったとは思えないほどの完成度をほこります。
そこで今回は……、人工知能が作った名曲をピックアップしました!
普通にCMで流れてそうなレベルの楽曲が多く登場するので、自分のツボに入る楽曲が見つかるかもしれませんよ?
アコースティックな楽曲も多いので、クラシックが好きな方も必見です。
また、曲もミュージックビデオも合わせて人工知能で作成された作品もあるのでぜひ見てください!
AI・人工知能が作った名曲(11〜20)
On the EdgeAIVA

最近のAIは、人間が指定したジャンルやテイストに合わせた作曲もできるんですよ。
その中でもロックを指定して作曲させたのが『On the Edge』です。
この曲はAIVA TechnologiesのAIによって作られたもの。
ロックというとハードロックのようなひずんだサウンドが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、この曲はロックバンドのU2のような、オルタナティブロックの雰囲気を感じさせてくれます。
AIが出力する曲は機械学習に使った曲によっても変化するので、もしかしたら90年代のオルタナティブロックを聴かせた影響が出ているのかもしれませんね!
CyberpunkAIVA

1980年代に流行したサイエンスフィクションのサブジャンル、サイバーパンク。
1982年に公開された映画『ブレードランナー』のように、従来のSFに人間味のあるダークな雰囲気をミックスした世界観を一般的にサイバーパンクと呼びます。
音楽のジャンルとしてもひそかに人気のあるジャンルですが、サイバーパンク調の音楽というのはなかなか言葉化するのが難しいところ。
しかし、AIの手にかかればこのような抽象的な表現も朝飯前。
AIWAによる『Cyberpunk』は、文字通りサイバーパンクをテーマにした曲で、近未来的な雰囲気がありつつもどこかリアリズムを感じる不思議な音づかいがクセになりますよ!
3641AIVA

『3641』という不思議なタイトルの曲は、AIのAIVAが作った楽曲の中でも異彩を放っているんです!
ちなみに、曲の制作時にAIVAにインプットした情報は「モダンな映画のような雰囲気の曲をつくってほしい」というものでした。
それだけの情報だけで作られた経緯があるのですがそのAIが作った曲を聴いてみると、バンドサウンドとストリングスが絶妙に混ざり合う、いかにもモダンシネマティックな楽曲にちゃんと仕上がっているんです!
インプット情報を忠実に再現する力に思わず驚きを隠せませんね!
GenesisAIVA

人工知能、AIWAのファーストアルバム『Genesis』。
その表題曲として、SoundCloudという音楽投稿サイトにアップロードされたのが『Symphonic Fantasy in A minor, Op. 21, “Genesis”』です。
この曲はクラッシックのアルバムに収録されているような壮大なシンフォニーが魅力。
この曲の重厚なサウンドは、映画のBGMや演劇の挿入歌などにも使えそうなほどシアトリカルな印象をあたえてくれますね。
また、Aマイナーというよく作曲では使われるキーで作られているにもかかわらず、マンネリ気味な曲調にならないのもこの曲の評価すべき点かもしれません。
Infinite VoidAIVA

『Infinite Void』は、「モダンシネマティック調の曲」をお題に、AIのAIVAが制作した楽曲です。
オープニングではキーボードのような音でメインのフレーズが登場し、それが展開していく中でオーケストラのストリングスや太鼓のようなさまざまな音が重なっていくという、とても複雑な曲になっているのが聴きどころ。
AIが作曲すると一般的にシンプルな楽曲になることが多いのですが、この曲のように複雑な曲が作れるのはAIVAのすごいところですね!
PlutoniumAIVA

AIのAIVAはさまざまなジャンルの作曲ができますが、今回はロックという条件でAIVAが作曲した『Plutonium00』をご紹介します。
タイトルにある「プルトニウム」は原子力発電所の運転などに必要な元素の一つ。
この曲はそのような原子の発電をイメージさせる、パワーあふれるロックとなっています。
この曲以外にもロックをテーマにAIVAが作った『On the Edge』は、この曲とはむしろ正反対のオルタナティブロックの雰囲気が味わえるのでよかったらそちらも聴いてみてくださいね!
AI・人工知能が作った名曲(21〜30)
AI Music Video – Created by Generative AI ToolsNEW!AI BORDER

音楽も映像も全てAIが生み出したと聞き、驚く方も多いのではないでしょうか?
AI BORDERが手掛けた本作は、まさに新時代の創作の形を提示する1曲です。
近未来的なハイパーポップサウンドの上で、AIが生成した女性ボーカルが、まるでAI自身が対話しながら未来を模索しているかのよう。
2025年5月にYouTubeで公開されると、わずか1カ月で数万回再生を記録し大きな話題を呼びました。
アルバムには収録されていない独立した作品で、その革新性が際立ちます。
テクノロジーとアートが交差する最先端の世界観に触れたい時、ぜひ聴いてみてください。