【主題歌・BGM】人気アニメ・サウンドトラック特集
映画、ドラマ、そしてアニメなど、映像作品を形作る大切な要素の一つがサウンドトラック。
世界観を音楽で表現し、ストーリーに奥行きと深みを与える……名作と呼ばれるものには、どれもそういう楽曲が使われている気がします。
今回は人気アニメのサウンドトラックをまとめてみました。
近年話題になった作品から昔懐かしな有名アニメまで、幅広い年代の方に楽しんでいただけるチョイスをしたつもりです。
ぜひとも最後までチェックしていってください。
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【主題歌・BGM】人気アニメ・サウンドトラック特集(11〜20)
TVアニメ「ピアノの森」音楽集富貴晴美

幼い頃から森の中にあるピアノを弾いて育ってきた主人公、一之瀬海が、同級生でピアニストを目指す雨宮修平や元ピアニストの教師、阿字野壮介と出会ったところから物語が展開していくアニメ『ピアノの森』。
タイトルやあらすじから察せられるように、有名なピアノ曲、クラシック音楽が数多く使用されている作品です。
ただここでご紹介しているのはドラマパートなどで流れてくる『ピアノの森』オリジナル楽曲のサウンドトラック。
場面の空気感、キャラクターの心の動きが伝わってくるBGM集です。
「ピアノ曲だけじゃない」というのがミソかもしれませんね。
アニメ「坂道のアポロン」オリジナル・サウンドトラック菅野よう子

菅野よう子さんといえばジャンルレスな作風で世界的な知名度を誇り、1994年に公開された『マクロスプラス』の成功以降は『カウボーイビバップ』や『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』などアニメーション作品、坂本真綾さんとの仕事などさまざまな分野で活躍する日本を代表する作曲家の1人ですよね。
菅野さんのベストワークはリスナーそれぞれで意見が分かれそうですが、今回は2012年にアニメ化を果たして放送された『坂道のアポロン』のサウンドトラックを紹介します。
ジャズをテーマとした作品であり、劇中のキャラクターが実際にジャズの名曲をプレイするシーンを見事に再現した映像の素晴らしさも高く評価されました。
当然ながら菅野さんが手がけたサウンドトラックも「ジャズ」を意識した内容で、ピアニストに松永貴志さん、ドラムスに石若駿さんといった当時の新進気鋭のミュージシャンたちを起用、官能さんのオリジナル曲からジャズの有名なスタンダードナンバーまで、緊迫感あふれるセッションから生まれる見事な演奏が実にかっこいい1枚に仕上がっています。
samurai champloo music record departureNujabes、Fat Jon

革新的なビート・メイキングのセンスで世界中のトラックメイカーに影響を与え、インターネットから生まれたジャンル「ローファイ・ヒップホップ」の実質的な生みの親とも言われるNujabesさん。
2010年の2月に36歳という若さで惜しくもこの世を去ってしまったNujabesさんが世に送り出した素晴らしいビートの数々は、先述したように日本だけではなく世界各国のクリエイターに愛され続けているのですね。
彼が生前唯一楽曲を提供したアニメが、あの『カウボーイビバップ』などでも知られる渡辺信一郎監督によるテレビ・アニメーション作品『サムライチャンプルー』です。
渡辺さん自身が熱心な音楽ファンということでNujabesさんに直接オファー、時代劇とヒップホップを組み合わせるという思いついても実行に移すのが難しそうな作品を作り上げることに成功したのです。
本稿で取り上げているのは、Nujabesさんとアメリカの音楽プロデューサーであるファット・ジョンさんが参加したサウンドトラック第1弾『Samurai Champloo Music Record “departure”』。
今でこそローファイ・ヒップホップの走りとも言われて日本でも人気のある1枚ですが、当時はヒップホップとアニメという組み合わせを理解する日本のアニメ好きが少なく、海外人気の方が高かったというのも当時のサブカルチャーの雰囲気が感じられるエピソードでおもしろいですよね。
魔女の宅急便 サントラ音楽集久石譲

ジブリ映画といえば久石譲さんの音楽、これはもう切っても切り離せないような関係ですよね。
世代をこえて愛され続けているジブリ映画の名作たちを思い出すたびに、久石さんの手がけた素晴らしいスコアの旋律を思わず口ずさんでしまう、なんていう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな久石さんによるジブリ映画のサウンドトラックはどれも名盤で1つだけ選ぶというのは非常に困難ではありますが、本稿では1989年に公開された『魔女の宅急便』のサウンドトラックを紹介します。
ユーミンこと松任谷由実さんによるオープニングテーマ曲の『ルージュの伝言』とエンディングテーマ『やさしさに包まれたなら』が有名ですが、サウンドトラックも非常に素晴らしい内容なんです。
作品自体がヨーロッパ的な香りが濃厚な世界観ということもあり、ピアノの原型となった民族楽器の「ダルシマ」やギターにアコーディオンといった欧州的な楽器を使用、ワルツのリズムを使った舞曲的な楽曲などが多く含まれており、聴いているだけで知らないはずのヨーロッパの異国の風景が目に浮かんでくるようです。
映画のサウンドトラックとして楽しむのはもちろん、午後のティータイムのBGMとしても最適と言えそうですね!
ユートラ♨ ユーリ!!! on ICE/オリジナルサウンドトラック松司馬拓、梅林太郎

フィギュアスケートの世界で切磋琢磨する若者たちの物語を描いだアニメ『ユーリ!!! on ICE』。
俳優やモデルとしても活躍しているDEAN FUJIOKAさんがオープニングテーマを歌ったことでも話題になった作品です。
さてフィギュアスケートと音楽は切っても切れない関係。
ですが、こちらでご紹介しているサントラは試合シーンで流れる曲が収録されているものではなく、ドラマパートなどで使用されているBGM集。
ただそのどれもがハイクオリティで、心に響くんです。
『ユーリ!!! on ICE』を観た方なら、聴けば思い浮かぶ場面があるんじゃないでしょうか。
TVアニメ『響け!ユーフォニアム』オリジナルサウンドトラック「おもいでミュージック」松田彬人

『けいおん!』と同じく、音楽をテーマとした京都アニメーションによる大人気アニメーション作品『響け! ユーフォニアム』。
武田綾乃さんによる小説が原作で、吹奏楽部として青春の日々を送る高校生たちを描いた群像劇を丁寧に描いた作品です。
そんな『響け! ユーフォニアム』のサウンドトラックは当然ながら高い評価を受けており作品単体としての人気も高いのですが、本稿ではテレビアニメ第1期のサントラ『おもいでミュージック』を紹介しましょう。
「アニメ・声優好き」を公言している作曲家、松田彬人さんによる劇伴はもちろん劇中に登場した有名な吹奏楽の名曲に本作のために書き下ろされた新曲までたっぷり収録された2枚組の豪華仕様で、演奏を担当しているのは洗足学園音楽大学のフレッシュマン・ウィンド・アンサンブル。
吹奏楽の経験がある方はもちろん、そうではない方も聴いているだけで吹奏楽に興味を持ってしまうかも?
【主題歌・BGM】人気アニメ・サウンドトラック特集(21〜30)
魔法少女まどか☆マギカ MUSIC COLLECTION梶浦由記

『NOIR』や『空の境界』シリーズ、劇場版の『Fate/stay night』など独特の雰囲気を持つ作品において強烈な個性を放つ音楽を手がけている梶浦由記さん。
残念ながら解散してしまいましたが、人気女性ユニットKalafinaの音楽プロデューサーとしても活躍し、近年では第62回日本レコード大賞においてレコード大賞を受賞したLiSAさんの名曲『炎』の作曲と編曲を担当したことも記憶に新しいですよね。
そんな梶浦さんが手掛けたアニメーション作品のサウンドトラックの中でも、衝撃的なストーリー展開で話題を呼んだ2011年のアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。
まどマギといえばエンディングテーマを担当したKalafinaも含め「梶浦さんの音楽」というくらいにそのイメージは強いですし、西洋音楽と東洋音楽を自在に行き来する梶浦さんの作風が色濃く出たスコアの評価は当然ながら非常に高いのですね。
実はまどマギのサウンドトラックはBlu-rayとDVDの特典CDとして聴けるものだったのですが、2013年にめでたく『魔法少女まどか☆マギカ MUSIC COLLECTION』としてコンプリート盤がリリースされています。
キャスト陣によるボーカル曲、ClariSの歌うオープニングテーマ『コネクト』やKalafinaによるエンディングテーマ『Magia』も収録されていますから、まどマギの世界を深く味わいたい方であればマストなアルバムですよ!





