【主題歌・BGM】人気アニメ・サウンドトラック特集
映画、ドラマ、そしてアニメなど、映像作品を形作る大切な要素の一つがサウンドトラック。
世界観を音楽で表現し、ストーリーに奥行きと深みを与える……名作と呼ばれるものには、どれもそういう楽曲が使われている気がします。
今回は人気アニメのサウンドトラックをまとめてみました。
近年話題になった作品から昔懐かしな有名アニメまで、幅広い年代の方に楽しんでいただけるチョイスをしたつもりです。
ぜひとも最後までチェックしていってください。
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【主題歌・BGM】人気アニメ・サウンドトラック特集(11〜20)
Over the Star押谷沙樹

ピアノやアコースティックギターが織りなす壮大なサウンドが、果てしない宇宙を想起させるバラードです。
本作は、2009年6月にシングルリリースされた作品で、アニメ『ドラゴンボール改』の第17話で挿入歌として起用されました。
大切な人を思うことで生まれる勇気や未来への祈りを感動的に歌い上げています。
運命を乗り越えて前に進もうとする強い意志が込められた歌詞の世界観が、聴く人の胸に深く響くんです。
目標に向かってがんばるあなたの心を、きっと温かく照らしてくれますよ。
「蟲師」オリジナルサウンドトラック 蟲音 全増田俊郎

古き良き日本の原風景を想起させるような、ノスタルジックで独特の世界観が魅力的な漫画作品『蟲師』は、自らを「蟲師」を名乗る主人公が旅の行く先々で「蟲」が起こすさまざまな出来事と向き合っていく物語。
2005年から2006年にかけてテレビアニメとして放送、9年後の2014年に『続章』として再びアニメ化を果たした人気作品です。
そんな作品を彩る音楽も非常に高い評価を得ており、抑制の効いた静ひつでミニマルなアレンジによる哀愁を帯びた和風の旋律は、作業用のBGMとしてもぴったりですね。
今回紹介している『蟲師 オリジナルサウンドトラック 蟲音 全』はテレビアニメ第1期のサウンドトラックで、もともとは「前」と「後」とで別々に売られていた作品を2枚組としてコンパイルしたいわば完全版。
多くの人気アニメーション作品の音楽を手がけている増田俊郎さんが音楽として表現する『蟲師』の世界を、心ゆくまで楽しめます!
交響詩篇エウレカセブン オリジナルサウンドトラック1佐藤直紀

2005年からテレビシリーズが放送され、以後たびたび劇場版も公開されている人気アニメ『交響詩篇エウレカセブン』。
人間性に問いかけるような、人と人ではない存在との関係性を描いた深みのあるストーリーや、サーフィンを思わせるスタイリッシュな戦闘シーンなどが話題を呼んだロボットアニメです。
ご紹介しているサントラは同年発売されたもの。
『交響詩篇エウレカセブン』の音楽的特徴の一つに、スーパーカーなど人気アーティストによる既存楽曲が劇中歌として使用されている、というものがあります。
ということで、こちらのサントラにもたっぷりと収録。
ルパン三世 オリジナル・サウンドトラック大野雄二

1978年にリリースされた『ルパン三世 オリジナル・サウンドトラック』は、おそらく日本で最も有名なアニメのサウンドトラックの1つと言っても過言ではないでしょう。
日本を代表するジャズ・ピアニストにして作曲家の大野雄二さんが手がけた『ルパン三世』の最高にクールでしゃれたサウンドは1つの音楽作品として完ぺきなクオリティですし、特に『ルパン三世のテーマ』は、アニメーション史上に残るテーマ曲というだけではなく、和ジャズの大名曲として永遠に色あせない楽曲ですよね。
山田康雄さん、小林清志さん、井上真樹夫さん、増山江威子さん、納谷悟朗さんという昭和世代にはおなじみのルパン三世のメイン・キャスト陣による録り下ろしの軽快なセリフのやり取りも収録されていることも特徴なのですが、トラックの途中で入ってくる曲もあるため、音楽だけを楽しみたい方は編集前のバージョンがボーナストラックで収録されている再発盤を購入することをオススメします。
余談ですが、本作はテレビ・シリーズとしては第2シリーズに当たる作品のサウンドトラックで、初めて『ルパン三世』がテレビアニメ化されたのは1971年、音楽を担当していたのも大野さんではなく同じ日本を代表するジャズ・ミュージシャンにして世界的な知名度を誇る作曲家の山下毅雄さんなのですね。
例のテーマ曲が生まれたのは第2シリーズ以降、というのはトリビアとしてぜひ覚えておいてください!
TVアニメ「ピアノの森」音楽集富貴晴美

幼い頃から森の中にあるピアノを弾いて育ってきた主人公、一之瀬海が、同級生でピアニストを目指す雨宮修平や元ピアニストの教師、阿字野壮介と出会ったところから物語が展開していくアニメ『ピアノの森』。
タイトルやあらすじから察せられるように、有名なピアノ曲、クラシック音楽が数多く使用されている作品です。
ただここでご紹介しているのはドラマパートなどで流れてくる『ピアノの森』オリジナル楽曲のサウンドトラック。
場面の空気感、キャラクターの心の動きが伝わってくるBGM集です。
「ピアノ曲だけじゃない」というのがミソかもしれませんね。
魔法少女まどか☆マギカ MUSIC COLLECTION梶浦由記

『NOIR』や『空の境界』シリーズ、劇場版の『Fate/stay night』など独特の雰囲気を持つ作品において強烈な個性を放つ音楽を手がけている梶浦由記さん。
残念ながら解散してしまいましたが、人気女性ユニットKalafinaの音楽プロデューサーとしても活躍し、近年では第62回日本レコード大賞においてレコード大賞を受賞したLiSAさんの名曲『炎』の作曲と編曲を担当したことも記憶に新しいですよね。
そんな梶浦さんが手掛けたアニメーション作品のサウンドトラックの中でも、衝撃的なストーリー展開で話題を呼んだ2011年のアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。
まどマギといえばエンディングテーマを担当したKalafinaも含め「梶浦さんの音楽」というくらいにそのイメージは強いですし、西洋音楽と東洋音楽を自在に行き来する梶浦さんの作風が色濃く出たスコアの評価は当然ながら非常に高いのですね。
実はまどマギのサウンドトラックはBlu-rayとDVDの特典CDとして聴けるものだったのですが、2013年にめでたく『魔法少女まどか☆マギカ MUSIC COLLECTION』としてコンプリート盤がリリースされています。
キャスト陣によるボーカル曲、ClariSの歌うオープニングテーマ『コネクト』やKalafinaによるエンディングテーマ『Magia』も収録されていますから、まどマギの世界を深く味わいたい方であればマストなアルバムですよ!
【主題歌・BGM】人気アニメ・サウンドトラック特集(21〜30)
アニメ「坂道のアポロン」オリジナル・サウンドトラック菅野よう子

菅野よう子さんといえばジャンルレスな作風で世界的な知名度を誇り、1994年に公開された『マクロスプラス』の成功以降は『カウボーイビバップ』や『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』などアニメーション作品、坂本真綾さんとの仕事などさまざまな分野で活躍する日本を代表する作曲家の1人ですよね。
菅野さんのベストワークはリスナーそれぞれで意見が分かれそうですが、今回は2012年にアニメ化を果たして放送された『坂道のアポロン』のサウンドトラックを紹介します。
ジャズをテーマとした作品であり、劇中のキャラクターが実際にジャズの名曲をプレイするシーンを見事に再現した映像の素晴らしさも高く評価されました。
当然ながら菅野さんが手がけたサウンドトラックも「ジャズ」を意識した内容で、ピアニストに松永貴志さん、ドラムスに石若駿さんといった当時の新進気鋭のミュージシャンたちを起用、官能さんのオリジナル曲からジャズの有名なスタンダードナンバーまで、緊迫感あふれるセッションから生まれる見事な演奏が実にかっこいい1枚に仕上がっています。