【主題歌・BGM】人気アニメ・サウンドトラック特集
映画、ドラマ、そしてアニメなど、映像作品を形作る大切な要素の一つがサウンドトラック。
世界観を音楽で表現し、ストーリーに奥行きと深みを与える……名作と呼ばれるものには、どれもそういう楽曲が使われている気がします。
今回は人気アニメのサウンドトラックをまとめてみました。
近年話題になった作品から昔懐かしな有名アニメまで、幅広い年代の方に楽しんでいただけるチョイスをしたつもりです。
ぜひとも最後までチェックしていってください。
【主題歌・BGM】人気アニメ・サウンドトラック特集(1〜10)
パリピ孔明 オリジナルサウンドトラック彦田元気

2022年にアニメ化され話題となった『パリピ孔明』。
三国志の有名な軍師である諸葛亮孔明が現代に転生するというストーリーがおもしろいんですよね。
オープニングテーマである『チキチキバンバン』のダンスも人気で、踊ってみた動画が多数投稿されています。
エンディングテーマの『気分上々↑↑』には思わず懐かしい!と声を上げてしまった方も多いのではないでしょうか?
サウンドトラックには主題歌はもちろん、劇中のBGMが多数収録されていますよ!
天気の子RADWIMPS

『君の名は』で世界的な大ヒットを記録した新海誠監督とRADWINPSの第2弾のコラボであるアニメ映画です。
第43回日本アカデミー賞にて最優秀アニメーション作品賞と最優秀音楽賞を受賞しました。
この『天気の子』の主題歌および劇中歌として映画中に使用されている音楽は全て、RADWINPSがこの映画のために書き下ろしたもの。
サウンドトラック全体を通して、RADWIMPS、ひいては野田洋次郎さんの独特で哲学的な歌詞、世界観が特徴です。
不思議と日々過ぎていく日常の尊さについて考えさせられます。
また、RADWIMPS制作で三浦透子さんが歌う『グランドエスケープ』は、透き通る歌声が心に響きますね。
王様ランキング オリジナルサウンドトラックmayuko

絵本のような作画と緊張感のあるストーリー、そして少年の成長が心を震わせるアニメ『王様ランキング』。
王になることを目指している主人公ボッジ、そして親友のカゲを中心に展開していくその物語が、多くの人の感動を呼びました。
『王様ランキング』は登場人物の心情を表現する場面が多いのですが、それに深みを与えているのが音楽。
手がけたのは『チア☆ダン』『闇金ウシジマくん』などドラマ音楽にも携わっている作曲家、MAYUKOさんです。
竜とそばかすの姫 オリジナル・サウンドトラック岩崎太整

『竜とそばかすの姫』は日本を代表するアニメ映画監督である細田守監督および、アニメスタジオ、スタジオ地図によって2021年に公開されたアニメ映画です。
インターネット仮想世界で歌姫のアバターとして有名な、中村佳穂さん演じる女子高生を主人公としています。
第45回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞・最優秀音楽賞を受賞しました。
この映画のサウンドトラックにある『U』『歌よ』『心のそばに』『はなればなれの君へ』の曲は、実際に作中で歌うシーンがあります。
VIOLET EVERGARDEN : AutomemoriesEvan Call

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈さんによる小説を原作とするアニメ映画です。
原作は京都アニメーション大賞の大賞を受賞した人気小説。
第44回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞し、英語・ポルトガル語の吹き替えなど世界各国のNetflixで配信されるなど世界でも人気の作品です。
唐沢美帆さんが歌う主題歌は、言葉で伝えることの大切さが歌われたバラードソングで、唐沢さんの高く力強い歌詞に勇気をもらえます。
また、サウンドトラックは全体を通して、少しうれいがある、静かな悲しさを含んだものに仕上がっています。
「蟲師」オリジナルサウンドトラック 蟲音 全増田俊郎

古き良き日本の原風景を想起させるような、ノスタルジックで独特の世界観が魅力的な漫画作品『蟲師』は、自らを「蟲師」を名乗る主人公が旅の行く先々で「蟲」が起こすさまざまな出来事と向き合っていく物語。
2005年から2006年にかけてテレビアニメとして放送、9年後の2014年に『続章』として再びアニメ化を果たした人気作品です。
そんな作品を彩る音楽も非常に高い評価を得ており、抑制の効いた静ひつでミニマルなアレンジによる哀愁を帯びた和風の旋律は、作業用のBGMとしてもぴったりですね。
今回紹介している『蟲師 オリジナルサウンドトラック 蟲音 全』はテレビアニメ第1期のサウンドトラックで、もともとは「前」と「後」とで別々に売られていた作品を2枚組としてコンパイルしたいわば完全版。
多くの人気アニメーション作品の音楽を手がけている増田俊郎さんが音楽として表現する『蟲師』の世界を、心ゆくまで楽しめます!
アシタカ𦻙記久石譲

重厚で且つ壮大なオーケストラ作品としても立派なスタジオジブリの長編アニメーション映画『もののけ姫』から「アシタカ𦻙記」です。
1984年3月11日に「風の谷のナウシカ」を公開し、長編アニメーション制作会社としてスタートしたスタジオジブリは『もののけ姫』は10作目にあたり、アニメの立ち位置をただファンが消費するものではなく、「芸術」として昇華させた作品としても知られます。
制作内容は膨大になっており、この頃から収録も生オーケストラによる演奏が増えており、演奏を聞くとアニメーションの背景音楽だけではなく、鑑賞に値する立派なクラシックの新作のようになっています。
管弦楽は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が担当し、臨時の楽団ではなく初めて常設のプロの楽団が起用された作品でもあります。






