山形県出身のバンド・アーティスト・歌手
山形県出身のアーティストや音楽家と聴くと、あなたはどなたを思い浮かべますか?
もしかするとあまり思い浮かばないかもしれませんが、実は山形県も大変有名なアーティストや音楽家を輩出しているんです!
この記事では、山形県出身のアーティストを一挙に紹介していきます。
バンドやアイドルグループのメンバー、プロデューサーや作編曲家まで、ジャンルを問わずに幅広くピックアップしましたので、この機会にぜひ彼らの楽曲をじっくりと聴いてみてくださいね!
山形県出身のバンド・アーティスト・歌手(1〜10)
Supernova菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)

2004年に横浜市で結成されたロックバンド・9mm Parabellum Bulletでボーカルギターを担当する菅原卓郎さんは山形県東田川郡鶴岡市の出身です。
バンドでは大半の作詞を担当していることから、9mm Parabellum Bulletの世界観を作り上げている存在ということがわかりますよね。
普段から村上春樹さんや太宰治さんの作品を読んでいることからも、その文才を裏付けているのではないでしょうか。
2015年からはソロ活動において弾き語りツアーやアルバム発表をしているなど、幅広い音楽活動でその才能を発揮しているアーティストです。
あいどんわなだい峯田和伸(銀杏BOYZ)

青春パンクブームの火付け役とも言われるロックバンド・GOING STEADYのメンバーとして音楽活動を開始し、現在は銀杏BOYZ名義でソロ活動をしている峯田和伸さんは山形県東村山郡山辺町の出身です。
ストレートな歌詞、叙情的なメロディー、どこか哀愁のある歌声など、青春パンクと言われる直情的なメッセージ性の中にどこかノスタルジックな空気感を作り出している楽曲は、峯田和伸さんにしか表現できない世界ではないでしょうか。
音楽活動以外にも俳優として映画やテレビドラマに出演するなど、その独特の佇まいで存在感を高め続けているアーティストです。
ラピスラズリの涙林部智史

音楽バラエティー番組『THEカラオケ★バトル』での連覇をきっかけにデビューを果たしたシンガーソングライター・林部智史さんは山形県新庄市出身です。
2016年に発表したデビューシングル『あいたい』が、「今、もっとも泣ける歌」として口コミを中心に広がり、発売後わずか4カ月で有線全国ランキング1位を獲得するほどのヒットとなりました。
音楽活動以外にも俳優活動やラジオパーソナリティなど、マルチな才能を発揮しています。
また、2018年からは「はやしべさとし」として日本の唱歌や童謡を歌い継ぐ叙情歌コンサートを開始するなど、現在でもその美しく切ない歌声でリスナーの心を癒やし続けているミュージシャンです。
新・東京朝倉さや

小学2年生で民謡、小学4年生で三味線を習い始め、民謡民舞少年少女全国大会において2度の日本一を獲得したシンガーソングライター・朝倉さやさんは山形県山形市の出身です。
デビュー前より有名楽曲を山形弁でカバーしたり、三味線や民謡調のアレンジを施して歌うなど、その独特な音楽性で動画投稿サイトを中心に話題を集めました。
また、2013年には「山形市のお宝広報大使」に任命されており、山形県アーティストでなければ表現できない独自の音楽性で活躍しています。
日本語の中でもとくに方言を大事にした歌が、国内のみならず海外でも評価を集めているアーティストです。
大迷惑阿部義晴(UNICORN)

5人組ロックバンド・UNICORNのキーボーディストで、現在はABEDONという名前で活動している阿部義晴さんは山形県山形市の出身です。
UNICORNといえばソロ活動やプロデューサーとしても名高い奥田民生さんのイメージが強いですが、実は音楽性の違うメンバー全員が作詞、作曲、ボーカルを担当できるという凄腕バンドであり、そのリーダーが阿部義晴さんということをご存じでしたでしょうか。
また、2000年には当時まだインディーズで活動していたロックバンド・氣志團のプロデュースを担当するなど、プロデューサーとしても一流のミュージシャンです。
Silent movieサザーランド

2001年に幼なじみ4人で結成された山形県出身のロックバンド。
はかなさを感じさせる歌声とノスタルジックな楽曲でヤマハ主催の『TEEN’S MUSIC FESTIVAL』仙台大会においてオーディエンス賞と大賞を受賞し、それをきっかけにメジャーデビューを果たしました。
また、1stアルバム『SCREEN 〜スクリーン〜』に収録されている『Dream of reunion』が山形県知事選挙のイメージソングに起用されるなど、地元を大切にしたバンドとしても知られています。
2008年にメジャーデビューからわずか4年で解散してしまいましたが、その良質な楽曲が今もファンの間で聴き継がれているロックバンドです。
激しい雨が佐々木周(THE MODS)

80年代から現在にいたるまで、邦楽ロックシーンで活躍し続けてきた人気バンド、THE MODS。
「これぞロックンロール」な音楽性が支持されている彼らですが、そのドラム担当、佐々木周さんが山形県出身です。
ファンの方なら思い出深いんじゃないでしょうか、佐々木さんがバンドに入ったのは2009年。
当時23歳、他メンバーと比べ20歳以上若いドラマーの加入でした。
しかしそこからくり出される骨太サウンドはすぐさま、THE MODSの芯を担う存在になりました。