卓越した歌唱力で時に妖艶に、時に可憐に楽曲の魅力を最大限に引き出す女性演歌歌手の中でも、その美貌も含めて人気を博す歌手は多く存在します。
昭和の終りから平成初頭にはアイドル的な人気を誇った演歌歌手を称して「演ドル」なる言葉があったことを、当時を知る方ならご存じでしょう。
こちらの記事では、美人演歌歌手として評判の歌い手をリサーチして紹介しています。
もちろん個人の美的感覚は人それぞれではありますが、昭和の伝説的な歌姫から令和の現在活躍する2000年代生まれの若手まで、さまざまな美人演歌歌手の魅力をこの機会にぜひ知ってくださいね。
【2025】演歌・歌謡界で活躍!美人演歌歌手まとめ(1〜10)
北国、海岸線NEW!丘みどり

兵庫県姫路市出身で、その美貌と歌唱力で大きな注目を集めている演歌歌手、丘みどりさん。
5歳から民謡を習い始め、幼少期には「民謡の天才少女」と呼ばれたほどの実力派です。
一度はアイドルとしてデビューしたものの、演歌への夢をかなえるために再出発し、2005年にシングル『おけさ渡り鳥』で本格的に演歌歌手としてのキャリアをスタートさせました。
2016年の上京後に発売された『霧の川』では日本作詩大賞の優秀作品賞に輝き、翌2017年からは3年連続で『NHK紅白歌合戦』への出場も果たしています。
「演じて魅せる」をモットーに、民謡仕込みの伸びやかな高音と見る人をひきつけるドラマチックなステージは圧巻です。
こころ酒NEW!藤あや子

秋田県出身で、民謡仕込みの確かな歌唱力とあでやかな着物姿で「演歌の華」として長年愛されている藤あや子さん。
1989年に現在の名義で再デビューすると、1992年に発売されたシングル『こころ酒』が累計100万枚を超える大ヒットを記録しました。
紅白歌合戦への出場は21回を数え、日本有線大賞などの主要な賞も総なめにするなど、その実力は折り紙付きです。
近年ではSNSでの保護猫「マル」「オレオ」との暮らしが話題で、2025年1月には新たな家族「じゃこ天クン」を迎えたことでも注目を集めました。
伝統的な演歌の魅力に触れたい方はもちろん、動物愛護や丁寧な暮らしに関心がある方にも、藤さんの歌と温かい人柄はきっと響くはずですよ。
面影・未練橋NEW!望月琉叶

神奈川県出身で、アイドルグループでの活動をへて演歌歌手として花開いた望月琉叶さん。
2020年7月にシングル『失恋慕情』でソロデビューし、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで初登場1位を獲得しました。
その後も2021年12月には第63回日本レコード大賞新人賞を受賞するなど、確かな実績を重ねています。
そんな彼女の魅力は、なんといってもジャンルの枠にとらわれない柔軟な活動スタイル。
「グラビアもできる演歌歌手」として注目を集める一方、ボカロPとのコラボや小室哲哉さんが手がけるユニットへの参加など、演歌の可能性を広げ続けています。
圭子の夢は夜ひらくNEW!藤圭子

宇多田ヒカルさんの実母としても知られる藤圭子さんですが、その功績は昭和歌謡史に残る金字塔といえるでしょう。
1969年に『新宿の女』でデビューすると、続く『女のブルース』や『圭子の夢は夜ひらく』などが大ヒットしました。
1970年に第1回日本歌謡大賞を受賞し、アルバムチャートで42週連続1位という驚異的な記録を打ち立てたエピソードはあまりに有名ですね。
ハスキーでドスの効いた歌声と美しいルックスのギャップは社会現象となり、演歌にブルースやロックの魂を込めたスタイルを確立しました。
2013年にこの世を去りましたが、その情念のこもった歌唱は今なお人々の心を揺さぶり続けています。
恋春花NEW!羽山みずき

山形県鶴岡市出身の演歌歌手、羽山みずきさん。
出羽三山神社で6年間巫女として務めた異色の経歴を持ち、2015年の日本クラウン新人オーディションでグランプリを獲得。
翌2016年4月にシングル『紅花慕情/折鶴海峡』でデビューを果たしました。
その後、日本レコード大賞新人賞を受賞し、『雪んこ風唄』などの楽曲で東北の情緒を歌い続けています。
そんな彼女の魅力は、なんといっても「癒しのコブシ」と称される伸びやかな歌声。
巫女の経験からくる凛とした佇まいと、愛らしい笑顔のギャップがステキです。
花わずらいNEW!市川由紀乃

伸びやかな歌声と、りんとした美しさでファンを魅了する実力派、市川由紀乃さん。
1993年に『おんなの祭り』でデビューし、病気療養で一時活動を休止しながらも、演歌界の第一線で輝き続けています。
2016年には念願の紅白歌合戦初出場を果たし、2019年12月には『雪恋華』で日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞するなど、その実力は折り紙付きと言えるでしょう。
恩師・市川昭介さんの教えを受け継ぎ、王道演歌から歌謡曲まで幅広く歌いこなす表現力は圧巻の一言。
曲ごとに異なる女性像を演じる姿は、まさに歌う女優のようですね。
今もヨコハマNEW!門松みゆき

神奈川県小田原市出身の演歌歌手、門松みゆきさん。
2歳の頃に北島三郎さんのショーを見て演歌に目覚め、16歳で『歌スタ!!』に合格して藤竜之介さんの弟子になりました。
その後、約10年という長い修行期間をへて、2019年にシングル『みちのく望郷歌』で待望のメジャーデビューを果たしました。
そんな彼女の魅力は、なんといっても力強く伸びやかな歌声。
小柄な体格からは想像できないほど太い中低音と、天に抜けるような高音の響きは圧巻です。
本格的な演歌と現代的な感性を楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。





