ベリーダンスの音楽。官能的なダンス・ミュージックの名曲、おすすめの人気曲
ベリーダンスの曲というと、あなたはどんな楽曲を思い浮かべますか?
恐らく、多くの方がアラビアンな楽曲をイメージすると思います。
確かにベリーダンスの本場はトルコやエジプトのため、そういった楽曲が多いのは事実です。
しかし、世界に広く知られるようになった現在のベリーダンスでは、アバンギャルドなジャンルを組み合わせたダンス・ミュージックも使用されています。
今回はそんなベリーダンスの定番ソングを新旧合わせてチョイスしました!
ベリーダンスの音楽。官能的なダンス・ミュージックの名曲、おすすめの人気曲(1〜10)
Drum Dance, Pt. 11Lucy

ベリーダンスには主にエジプト様式とトルコ様式の2種類が存在するのですが、その中でもトルコ様式のものは新しいジャンルにも積極的に取り組んでいます。
そんなトルコ音楽に欠かせない楽器、ダルブッカの演奏者として知られているルーシーさんは、性転換したアーティストとして有名で、その変わった生い立ちにピッタリな音楽性が特徴的です。
根本的な部分はしっかりとこれまでの伝統的な音楽を貫いていますが、リズムの取り方のところどころに現代的な要素を感じると思います。
BaladiAsena

ドイツ出身のミュージシャン、アセナさん。
ベリーダンスに特化した作品を多くリリースしているのですが、ドイツにベリーダンスのイメージを持たれている方は少ないと思います。
実は、ドイツはトルコ系移民が世界でも特に多い国で、そういった背景もあり、ベリーダンスが発展しているのです。
こちらの『Baladi』はそんなドイツ発祥の楽曲ではありますが、本場、トルコの作品にも負けない、ステキな作品に仕上げられています。
I Wanna DanceArtem Uzunov

アラブ音楽にはいくつかの伝統的な楽器が存在します。
その中でも最もポピュラーな楽器の1つが、打楽器のダルブッカ。
こちらの『I Wanna Dance』を演奏している、アレテム・ウズノフさんはダルブッカの有名な演奏者として知られている方で、いくつもの名曲を生み出しています。
この曲はその中でも特にベリーダンスと相性の良い作品で、トルコ様式、エジプト様式の両方で使用されています。
打楽器を中心とした楽曲ですが、迫力のあるメロディーに仕上げられた名曲です。
ベリーダンスの音楽。官能的なダンス・ミュージックの名曲、おすすめの人気曲(11〜20)
ArabiaHanine

レバノン出身の女性バイオリニスト、ハニン・エル・アラムさん。
世界的に有名なバイオリニストの1人で、アラビアの民族音楽をモチーフにしたトラディショナルなスタイルで人気を集めています。
彼女の作品はベリーダンスで使用されることが多いのですが、その中でもこちらの『Arabia』は特に人気があります。
非常にノリのいい作品で、パーカッションとバイオリンをメインに打ち出した曲でありながら、かなりの迫力を持つ、完成度の高い作品です。
Whenever, WhereverShakira

ラテン・ミュージックのアイコンといっても過言ではない、コロンビア出身のシンガーソングライター、シャキーラさん。
これまでにいくつものヒットソングを生み出してきており、中にはベリーダンスを披露しながら歌っているものもあります。
そんな彼女の作品でベリーダンスにオススメなのが、こちらの『Whenever, Wherever』。
キャッチーなラテン・ポップなので、ベリーダンスの初心者でも踊りやすい楽曲だと思います。
Darbuka Solo, Pt. 2Bünyamin Olguncan

トルコの伝統的な打楽器、ダルブッカの演奏者として知られる、ブニャミン・オルガンカンさん。
ラキ・ダンツィガーさんという有名な女性ドラマーを弟子に持つ、一流の指導者でもあり、ダルブッカのシーンではレジェンドとも呼べる存在です。
そんな彼が作曲した名曲が、こちらの『Darbuka Solo, Pt. 2』。
ダルブッカを主体としたシンプルな構成ですが、テクニックが凄まじいため、打楽器だけでも迫力があります。
通なBGMでベリーダンスを踊りたいという方にオススメです。
Wana Wana Amel EhHassan Al Sayed, Ibrahim Fahmi

ベリーダンスの主流の1つであるエジプト様式は、伝統的な文化が現在もなお、残っているのですが、現代的な楽曲にも挑戦しており、最近はさまざまな種類の楽曲が見られるようになりました。
その中でも特にオススメしたい作品がエジプト出身でラッパーや歌手として活動しているハッサン・アル・サイードさんと、音楽家のイブラヒム・ファミさんによる、こちらの『Wana Wana Amel Eh』です。
伝統的なアラブ音楽の要素を強く残しながらも、全体的な構成は現代的なものにまとめられています。