ワルツの名曲。おすすめの人気曲
ワルツの名曲を一挙紹介!
定番のワルツから、マイナーなワルツまで幅広くピックアップしてみました!
ワルツの魅力はなんといっても、3拍子ではないでしょうか?
独特の拍子がロマンチックな雰囲気をかもしだしていますよね。
長調でも短調でも魅力的な音楽だと思います。
今回は、そんなワルツの特集!
「こんな良い曲があったんだ」みたいな発見もあるかもしれませんよ?
さまざまな曲調からピックアップしているので、ぜひ最後までご覧ください!
ワルツの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2Frederic Chopin

ショパンの作曲で、主題にマズルカが採用されるなど、ショパンの作曲技術の集大成ともいわれています。
生前に出版された最後の作品の一つです。
女子フィギュアスケートの浅田真央選手が2011-2012シーズンにおいてエキシビションで使用していた曲ですので、聴き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
ロマンチックなワルツClaude Debussy

フランスの作曲家ドビュッシーの作品です。
1890年の作曲で、ショパンの影響が強いとされています。
ドビュッシーはパリ音楽院に入学する前には、ショパンの弟子であるフルールヴィル夫人についていたということですから、そのあたりのことも関係しているのかもしれません。
「仮面舞踏会」より「ワルツ」Aram Khachaturian

ハチャトゥリアンの作曲です。
彼の1941年初演の劇音楽「仮面舞踏会」の中の一曲ですが、後にハチャトゥリアン自身によって管弦楽のための組曲に編成されています。
織田信成や浅田真央を初め多くのフィギュアスケート選手がこの曲を使っています。
ドナウ河のさざなみIosif Ivanovici

ルーマニアの作曲家であり指揮者でもあるイヴァノヴィッチの作品です。
ゆったりとした出だしから、やがて軽やかに曲が流れていくのを聴いていると、目の前をドナウ河がゆったりと、時に風に波が踊りながら流れていく様子が浮かんでくるようです。
美しき青きドナウJohann Strauss II

ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでアンコールの定番となっている『美しく青きドナウ』。
これは「ワルツ王」と呼ばれているシュトラウス2世の代表作品といわれ、プロシアとの戦いに敗戦した祖国を元気づけようと、彼が1867年にウィーン男声合唱協会の依頼を受けて書いたものです。
ドナウ運河の美しさを描写した作品で、現在ではオーストリアの第2国歌といわれるほど国民に親しまれています。
澄んだ青い水が日の光を受けながらウィーンの市内をゆっくりと流れていくような、穏やかで明るい曲です。
高雅で感傷的なワルツMaurice Ravel

モーリス・ラヴェルが1911年に作曲しました。
ピアノ独奏曲として作曲されたのですが、翌年には管弦楽版が作られています。
「優雅で感傷的なワルツ」「高貴で感傷的なワルツ」などの訳題も用いられています。
ラヴェル自身はこの作品を、シューベルトのワルツをモチーフとして作曲したと述べています。
ワルツ第10番 ロ短調 作品69-2Frederic Chopin

ショパンの作曲。
短調の曲であるため、長調のワルツのような華やかさはありませんが、どこか哀愁を感じさせるような、非常に美しい旋律の曲です。
同じくショパンの第9番「別れのワルツ」と同様に、感傷的すぎるということで生前の発表が控えられたともいわれており、ショパンの死後友人によって出版されています。