ワルツの名曲。おすすめの人気曲
ワルツの名曲を一挙紹介!
定番のワルツから、マイナーなワルツまで幅広くピックアップしてみました!
ワルツの魅力はなんといっても、3拍子ではないでしょうか?
独特の拍子がロマンチックな雰囲気をかもしだしていますよね。
長調でも短調でも魅力的な音楽だと思います。
今回は、そんなワルツの特集!
「こんな良い曲があったんだ」みたいな発見もあるかもしれませんよ?
さまざまな曲調からピックアップしているので、ぜひ最後までご覧ください!
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ワルツの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
ワルツ第10番 ロ短調 作品69-2Frederic Chopin

ショパンの作曲。
短調の曲であるため、長調のワルツのような華やかさはありませんが、どこか哀愁を感じさせるような、非常に美しい旋律の曲です。
同じくショパンの第9番「別れのワルツ」と同様に、感傷的すぎるということで生前の発表が控えられたともいわれており、ショパンの死後友人によって出版されています。
ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1 「告別」Frederic Chopin

甘い恋のエピソードとともに親しまれている優雅な旋律の曲。
パリに住んでいたショパンが旅行の帰途に立ち寄ったドレスデンで出会ったマリア・ヴォドジンスカに献呈されており、彼女はショパンにとって唯一結婚を約束した女性でした。
しかし、この恋は結局成就することはなく、彼女が「決別」の手紙をショパンに送ったために、この曲は「別れのワルツ」または「告別」とも呼ばれています。
半音階下降進行による旋律や、途中に見られるマズルカ風のリズムが魅力的な1曲です。
花のワルツPeter Ilyich Tchaikovsky

チャイコフスキーが書いた最後のバレエ音楽『くるみ割り人形』の中の1曲。
『くるみ割り人形』はクリスマスの夜の物語。
主人公の少女クララがもらったくるみ割り人形は、実は魔法にかけられた王子様で、二人は一緒にネズミの王様と戦ったり、おとぎの国を訪ねたりといった冒険をします。
この『花のワルツ』は、おとぎの国を訪れた二人を歓迎して住人たちがおどる群舞。
メロディーメーカーと呼ばれるチャイコフスキーの、優雅で不思議な雰囲気を持つ旋律をお楽しみください。
ワルツの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)
ワルツ第14番 ホ短調「遺作」Frederic Chopin

「ピアノの詩人」とも呼ばれているポーランドを代表するフレデリック・ショパンの作品。
豊かな技法バリエーションを持ち、充実した音楽的書法で曲全体がまとめられている1曲です。
主部は技巧的な性格を前面に出し、跳ね回るかのような雰囲気をかもし出しています。
中間部に入るとガラッと雰囲気が変わって甘い旋律となり、息の長いフレーズ感や、左手の低音から上がってくる音形などが特徴的です。
華やかさの中にどこか叙情的な雰囲気が漂う、格好良く魅力的な作品です。
ドイツ風ワルツRobert Schumann

シューマンがこの曲を作曲した当時、エルネスティーネという女性に好意を抱いており、彼女の出身地であるボヘミアの「アシュ」という地名を音名にあてはめ、この動機をもとに作曲することを思いつきます。
「謝肉祭」はこの動機を中心に作られた、謎解き的な作品となっています。
曲はそれぞれ標題の付けられた20曲から成っており、連続して演奏されます。
その第16番目であるこの曲は、「アシュ」の動機ではじまる優雅でダイナミックなワルツです。
中間部にパガニーニが登場し、その名の通り難技巧を要する曲です。
金と銀Franz Lehár

ハンガリー出身の作曲家フランツ・レハールによる管弦楽曲。
1902年の謝肉祭の頃、オーストリア=ハンガリーの貴族パウリーネ・フォン・メッテルニヒ侯爵夫人が開催した、「金と銀」をテーマとした舞踏会のために作曲されました。
この舞踏会では、会場は銀色に照らされ天井には金色の星がきらめき、壁一面に金や銀の飾りが付けられ、参加者も金銀に彩られた衣装を身に着けていたといわれています。
優雅で華やかな旋律が、当時の舞踏会の雰囲気を味わせてくれます。
ワルツ「春の声」Johann Strauss II

「ワルツ王」と呼ばれているシュトラウス2世の作品で、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでもおなじみの作品。
流麗に流れるワルツのメロディは華やかで、春の温かな日差しを感じられる1曲です。
弦楽器の心地よいリズムに乗せてフルートとヴァイオリンが軽やかに歌うメロディは、華麗なステップを踏みながら軽やかな足取りでワルツを踊っている様子が浮かんできます。
穏やかな小川のせせらぎのようなフレーズや、華麗なクライマックスも魅力的な作品です。