ワルツの名曲。おすすめの人気曲
ワルツの名曲を一挙紹介!
定番のワルツから、マイナーなワルツまで幅広くピックアップしてみました!
ワルツの魅力はなんといっても、3拍子ではないでしょうか?
独特の拍子がロマンチックな雰囲気をかもしだしていますよね。
長調でも短調でも魅力的な音楽だと思います。
今回は、そんなワルツの特集!
「こんな良い曲があったんだ」みたいな発見もあるかもしれませんよ?
さまざまな曲調からピックアップしているので、ぜひ最後までご覧ください!
ワルツの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)
眠れる森の美女「ワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky

チャイコフスキーの作品。
クラシック・バレエ作品の中で、最も有名なものの1つに挙げられる『眠れる森の美女』の中で使われる曲です。
台本はシャルル・ペローのおとぎ話「眠れる森の美女」に着想を得て書かれたといわれます。
チャイコフスキーのバレエ音楽の中で最も演奏時間が長く、縮小版でも2時間は要するという作品です。
ワルツ15番 Op.39-15Johannes Brahms

連弾のために書かれた『16のワルツ Op.39』の15番目の曲で、ピアノ独奏に編曲された作品。
この曲は、美学者で音楽評論家のハンスリックに献呈されたが、当時、娯楽的な音楽だと考えられていたワルツを、絶対音楽の推進者であるブラームスが書いたことにハンスリックは驚いたといいます。
ブラームスは当時、流行っていたシュトラウスのワルツに感心し、彼に感化されて書いたと考えられています。
楽天的で陽気なワルツではなく、どこか荘厳で重々しい雰囲気にブラームスの気質がよく表れています。
「メリー・ウィドウ」よりワルツFranz Lehár

フランツ・レハール作曲の「メリー・ウィドウ」の中の一曲です。
「メリー・ウィドウ」は3幕からなるオペレッタで日本でも人気のオペレッタです。
そしてその人気の秘密の一つが、使用されている音楽の素晴らしさであり、このワルツも思わず口ずさみたくなるようなメロディーになっています。
ワルツ・ブリランテ op.89-4Johann Burgmüller

ドイツ生まれの作曲家でありピアニストであったヨハン・ブルグミュラーの作品です。
日本では入門期のピアノ教則本「25の練習曲」で知られるブルグミュラーですが、この作品のような明るく華やかなワルツ曲も作曲しています。
右手の高音がきらきらときらめくようにちりばめられていて、聴いていると体が自然に揺れてくるようです。
ウィーン気質Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が作曲したウィンナ・ワルツで、彼の「十大ワルツ」のひとつに数えられる作品です。
オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の娘の結婚を祝して作曲されたと言われています。
近年のニューイヤーコンサートでは、2002年に小澤征爾の指揮で演奏されています。
ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

『子犬のワルツ』のタイトルでおなじみの『ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1』は、フレデリック・フランソワ・ショパンの恋人ジョルジュ・サンドの飼い犬が、自分の尻尾を追いかけてくるくる回る様子を、即興的に曲に表した作品とされています。
かわいらしさと勢いのあるテンポ感で、ピアノを習う子供たちからも大人気の1曲です。
粒をそろえていくためには、練習を積み重ねることはもちろん、指がスムーズに動く指使いを選ぶことも大切。
譜読みの段階で正しい指使いを徹底することで、テンポを無理なく上げられますよ!
女学生Émile Waldteufel

19世紀のフランスの作曲家エミール・ワルトトイフェルを代表する作品です。
20代の時はそれほど知名度が高くなかったワルトトイフェルですが、エドワード7世の前で演奏をしたことにより彼の名はイギリスで一気に広まり、ビクトリア女王への御前演奏もおこないます。
こうして30代後半で世界的な音楽家へと名を上げ、そんな全盛期の中この曲は書かれました。
邦題は「女学生」となっていますが、本来の意味は「学生の楽隊のワルツ」というもので女性を指しているわけではありません。
スペインの民族的な旋律が使われている、陽気で楽しげなワルツです。