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ポルカの名曲。おすすめの人気曲

ポルカの名曲。おすすめの人気曲
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ポルカの名曲。おすすめの人気曲

素朴で親しみやすいメロディと、速いテンポで思わず体を動かしたくなってしまうようなチェコ民謡の「ポルカ」という音楽ジャンルを皆さまはご存じでしょうか。

ジャンルの名前を知らずとも、実際にポルカの有名な曲を聴けばピンとくる方も多いはず。

日本では子供向けに『みんなのうた』で紹介されたこともありますし、変わったところで言えば、2000年代にフラッシュ・アニメーションや初音ミクが歌唱したことによって有名になったポルカの曲もあるのですよ。

本稿はそんな楽しい「ポルカ」の名曲たちをまとめた記事となっていますから、ぜひお子さまと一緒にお楽しみくださいね!

ポルカの名曲。おすすめの人気曲(1〜20)

サッキヤルヴェン・ポルカ

Sakkijarven Polka (Finland): Nick Ariondo accordionist
サッキヤルヴェン・ポルカ

タイトルの言葉の響きがすでにリズミカルで楽しそうな『サッキヤルヴェン・ポルッカ』は、本国では国民的な知名度を誇るフィンランド民謡です。

ポルカらしい明るく楽しいメロディとアコーディオンで奏でられる速いテンポのリズムが特徴的な楽曲ですが、実はタイトルとなっている地名の「サッキヤルヴィ」は悲劇的な歴史を持っており、歌詞もその悲しみが込められた内容となっているのですね。

日本ではあまり知られた楽曲ではなかったのですが、大人気アニメ『ガールズ&パンツァー』の劇場版が2015年に公開された際に、フィンランドをモデルとした高校のテーマ曲として劇中の登場人物がカンテレでこの楽曲を演奏するというシーンがあり、主にアニメ・ファンの間で知名度を上げた楽曲なのです。

余談ですが、実際にこの曲は先述したようにテンポが速く、カンテレで演奏する機会はほとんどないとのことですよ。

観光列車

ポルカ「観光列車」オペラパーク2012ニューイヤー
観光列車

ポルカの作曲で知られるヨハン・シュトラウス2世による楽曲。

鉄道をテーマとしているので、列車がさっそうと風を切って走っていくような疾走感が持ち味になっています。

オーストリア帝国の地方を走っていたオーストリア南部鉄道の開通式にインスピレーションを得て作曲したそうです。

オーケストラで演奏されることが多く、トライアングルが発着の合図、ホルンが列車の走りをイメージしているそうです。

初めから終わりまで軽快で楽しいリズムなのでお子さんと聴いても楽しめますね!

憂いもなく

Josef Strauß: Ohne Sorgen! – Polka schnell, Op. 271 (Neujahrskonzert)
憂いもなく

ヨハン・シュトラウス2世の弟であるヨーゼフ・シュトラウスが手がけたポルカ。

この曲を作曲した当時ヨーゼフは体調がすぐれず、妻へ嘆きの手紙を送っていたそうです。

そんな中、疲れ切った心で作曲したのが『憂いもなく』と言われています。

ノイローゼ気味で作ったとは思えない軽やかで楽し気な曲調は、ヨーゼフの希望の表れなんでしょう。

演奏途中で楽団員の笑い声が入るなど陽気な演出も見どころですよ!

元気を出したいときにオススメの1曲です。

おどろう楽しいポーレチケ

踊ろう楽しいポーレチケ/東京放送児童合唱団〔朝日ソノラマ版〕
おどろう楽しいポーレチケ

ポーランド民謡のポルカの原曲に日本語の歌詞をつけた楽曲が『おどろう楽しいポーレチケ』です。

歌詞は『ゆかいな牧場』や『聖者が町にやってくる』など童謡の作詞を数多く手がけている小林幹治さん。

NHKみんなのうたでは東京放送児童合唱団によって歌われています。

繰り返される歌詞がユーモラスで保育士さんや幼稚園の先生にも人気の楽曲。

保育園や幼稚園でみんなで歌ったり踊ったり楽しんでみませんか。

親子で聴くのにもオススメです!

イエヴァン・ポルカ

【和訳付き】イエヴァンポルカ (フィンランド民謡) “Ievan Polkka” – カナ読み有【修正版は説明欄にて公開】
イエヴァン・ポルカ

フィンランドで親しまれている伝統的なポルカ。

日本では2006年に大人気アニメ『BLEACH』とコラボしたFlashアニメーションや、2007年に初音ミクが歌ったことをきっかけにしてネットを通じて話題になりましたよね!

CMソングやBGMとしても度々使用されているので耳にしたことがあるかもしれません。

2016年にはインターネット配信された『乃木坂46 4th Anniversary 乃木坂46時間TV』の中でメンバーの生田絵梨花さんが歌唱しています。

舌をかみそうな早口のフィンランド語が楽しいので、お子さんと親子で聴いてみてくださいね。

リヒテンシュタイン・ポルカ

ドイツのアコーディオン奏者であるウィル・グラーエの演奏で1957年にヒットしたポルカ。

グラーエは1939年に『ビア樽ポルカ Beer Barrel Polka』のカバーが全米で大ヒットを記録し、ポルカの王様と称された人物です。

アコーディオンの音色が軽快で自然と体が動いてしまうメロディですよね!

ドイツといえばビールとソーセージ。

乾杯の曲としても知られているそうです。

ドイツ語に親しむのにはよい楽曲かもしれませんね!

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