有名なドイツ民謡|日本のアノ曲がドイツ民謡だった!?
世界にはさまざまな民謡が存在しますが、その中でもドイツ民謡はキャッチーな曲が多いことで有名です。
民謡に対して、トラディショナルで厳格なイメージを持つ方は多いと思います。
しかし、ドイツ民謡はそういった雰囲気は全くありません。
というのも、有名なドイツ民謡の多くが、日本では童謡として親しまれているんですよね。
「この曲ドイツ民謡だったのか!!!」みたいな驚きが待っていると思います。
それではごゆっくりとドイツ民謡をお楽しみください!
有名なドイツ民謡|日本のアノ曲がドイツ民謡だった!?(1〜10)
Ein Männlein steht im WaldeKinderlieder

ドイツで最も有名な作詞家の一人である、ホフマン・フォン・ファラースレーベンさんによって作詞をつけられ、童謡として人気を集めるようになったドイツ民謡の名曲、『Ein Männlein steht im Walde』。
なぞなぞのような歌詞が特徴的な作品で、日本でもヤマハ音楽教室のCMソングとして使用されていました。
童謡として知られているドイツ民謡はメロディーだけでも楽しめる作品が多いのですが、こちらの作品は歌詞を見ると、より楽しめる作品ですので、ぜひ和訳の方もチェックしてみてください。
Freut euch des LebensFreddy Quinn

日本の音楽の授業などでもリコーダーの課題曲として使用されているドイツ民謡、『Freut euch des Lebens』。
非常に古い歴史を持っている曲で、長年にわたってドイツでは愛されています。
日本では明治時代にこの曲が輸入され、以降、音楽の課題曲や童謡として人気を集めています。
メロディーはドイツ民謡の特徴である陽気でキャッチーなものに仕上げられています。
ご家族で楽しめる作品ですので、小さなお子さまがいらっしゃる方はぜひチェックしてみてください。
Lore, Lore, LoreDeutschland Orchestra

ドイツで最も有名な民謡の1つ、『Lore, Lore, Lore』。
ドイツ民謡というと日本で童謡としてカバーされているものも多く、基本的には陽気で穏やかなメロディーがただよいます。
しかし、こちらの曲はそういった作品とはことなり、軍歌のような力強いメロディーに仕上げられています。
そのため、日本でもまれに運動会で流すBGMとして使用されることもあるようです。
迫力のあるドイツ民謡を探している方は、ぜひチェックしてみてください!
Summ, summ, summKinderlieder

作者がわからないほどの歴史を持つ、ドイツ民謡の名曲『Summ, summ, summ』。
ドイツ国歌の作詞を担当したことで知られる、ホフマン・フォン・ファラースレーベンさんによって作詞が加えられたことで、一気に人気を集めるようになり、現在では童謡の王道として親しまれています。
日本でも童謡としてカバーされており、『ぶんぶんぶん』というタイトルで知られています。
非常に有名な『ぶんぶんぶん』ですが、実はカバーだったことにビックリした方も多いのではないでしょうか?
Mh, mh macht der grüne FroschKinderlieder

ドイツ民謡のなかでも、特にポピュラーな作品『Mh, mh macht der grüne Frosch』。
カエルをテーマにした作品なのですが、ドイツにはカエルをテーマにした童謡が2つ存在します。
その内の1つは『Froschgesang』という曲で、日本でも童謡として『かえるのうた』というタイトルで親しまれています。
そして、もう1つがこちらの『Mh, mh macht der grüne Frosch』。
こちらの方は私たちが普段、耳にする『かえるのうた』よりも、よりキャッチーなメロディーに仕上げられています。
Ich bin ein MusikanteKinderlieder

音楽家が楽しく演奏する様子を歌ったドイツ民謡『Ich bin ein Musikante』。
この曲は日本でも非常にポピュラーな作品で、童謡として「山の音楽家」や「みんな音楽家」というタイトルで知られています。
小学校の頃にこの曲を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
タイトルからも分かるように楽しげな雰囲気に仕上げられたメロディーが印象的な作品で、子どもから大人まで幅広い世代で楽しめる楽曲です。
Stein SongRudy Vallée

昭和初期に日本でもカバーされた名曲、『Stein Song』。
日本ではドイツ民謡として親しまれているこの曲ですが、実はドイツ民謡ではなくアメリカから逆輸入された曲です。
ただ、ドイツでも人気の高い作品で、現在は子どもから大人まで知られているポピュラー・ソングということで今回、この曲をピックアップしてみました。
邦題は『乾杯の歌』で、そのタイトルの通り、陽気な雰囲気のただようメロディーに仕上げられています。