有名なドイツ民謡|日本のアノ曲がドイツ民謡だった!?
世界にはさまざまな民謡が存在しますが、その中でもドイツ民謡はキャッチーな曲が多いことで有名です。
民謡に対して、トラディショナルで厳格なイメージを持つ方は多いと思います。
しかし、ドイツ民謡はそういった雰囲気は全くありません。
というのも、有名なドイツ民謡の多くが、日本では童謡として親しまれているんですよね。
「この曲ドイツ民謡だったのか!!!」みたいな驚きが待っていると思います。
それではごゆっくりとドイツ民謡をお楽しみください!
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有名なドイツ民謡|日本のアノ曲がドイツ民謡だった!?(11〜20)
Schöne MinkaL’Amoroso

ドイツで長年にわたって愛されている名曲、『Schöne Minka』。
ドイツ民謡として紹介していますが、厳密にはウクライナ民謡で19世紀ごろにドイツ内で非常に大きなヒットを記録したと言われています。
領地がよく変わるヨーロッパならではの現象ですね。
ただ、19世紀と非常に長い歴史を持つため、ドイツでも民謡のような扱いで知られているようです。
メロディーは悲しさをただよわせた、重い雰囲気に仕上げられています。
暗いオペラが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
Wenn der weisse Flieder wieder bluhtPaul Godwin

同じタイトルで映画も存在するほど有名なドイツ民謡、『Wenn der weisse Flieder wieder bluht』。
実はドイツで生まれた作品ではなく、もともとはオーストリアの音楽家、フランツ・デーレさんによって作曲されました。
その後、隣国であるドイツにもこの曲が輸入され大ヒットを記録し、現在ではドイツのトラディショナルな音楽作品として認知されているようです。
バイエルン地方の音楽性があふれた作品ですが、基本的には伝統的なジャズに近いポピュラー・ソングのメロディーに仕上げられています。
Die VogelhochzeitNena

16世紀あたりから親しまれている、非常に長い歴史を持つドイツ民謡、『Die Vogelhochzeit』。
日本でもなじみ深い作品で、『小鳥の結婚式』というタイトルでカバーされています。
NHKの人気番組『みんなのうた』でも使用されているので、聞き覚えのある方もいるかもしれません。
タイトルからも分かるように結婚を歌った作品で、歌詞は結婚指輪をスズメたちが運んでくるという、メルヘンなものに仕上げられています。
メロディーも歌詞にピッタリなかわいらしい雰囲気がただよっているため、女性やお子さまにオススメです。
Der KuckucksjodlerZillertaler Mander

ヨーデルというとスイスといったアルプス地方の音楽というイメージが強い方は多いと思います。
しかし、実際はそうでもなくバイエルン地方でもヨーデルは土着しています。
ドイツのヨーデルは独特の発展をとげており、ジャズのスキャットのような使い方でヨーデルを歌い上げます。
ドイツ民謡のポピュラー・ソングである、こちらの『Der Kuckucksjodler』もそういった特徴が色濃く表れている作品で、ヨーデルを楽しむにはもってこいだと言えるでしょう。
O, du lieber AugustinWill Glahe

1679年にオーストリアの作曲家、マルクス・オーガスティンさんによって作曲された名曲『O, du lieber Augustin』。
オーストリアの古典的な音楽として人気の曲ですが、隣国であるドイツでも非常に人気で、双方の国で民謡として親しまれている珍しい作品です。
他のドイツ民謡と違って、落ち着いた雰囲気のただよう部分がこの作品の魅力で、陽気なメロディーではあるもののテンポが遅いため、聞いていてリラックスできると思います。
おわりに
今回はドイツ民謡を紹介していったわけですが、冒頭でもお話したように、日本でも童謡として親しまれている曲が多かったですね。
個人的には『ちょうちょう』『ぶんぶんぶん』『かえるの合唱』といった童謡がドイツ民謡だったことに驚きを覚えました。
ラグミュージックではドイツ民謡の他にも、さまざまな国の民謡を紹介しています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!