華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集
歌い手の身体そのものが楽器になるのが「声楽」。
あまりちゃんと聴いたことはないという人も多いのではないでしょうか?
声楽曲にはオペラや歌曲などさまざまなものがありますが、初心者にもぜひぜひおすすめしたい有名な曲を集めました。
人の体からこんなに豊かな表現が生まれるのか!と、感動することまちがいないですよ。
メロディだけでなく歌詞やストーリーを意識しながら聴いてみるのもおすすめです。
華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集(1〜10)
歌劇「カルメン」より「ジプシーの歌」Georges Bizet

歌劇「カルメン」は、プロスペル・メリメの描いた同名の小説を原作にフランスの大作曲家のビゼーが作曲したオペラの名作です。
この「ジプシーの歌」は、「ハバネラ:恋は野の鳥」、「闘牛士の歌」と人気を分かつ素晴らしいアリアです。
歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」Giacomo Antonio Domenico Michele Secondo Maria Puccini

『歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」』。
ジャコモ・プッチーニが作曲したオペラです。
のびやかに歌われる「私のお父さん」。
いちどは聴いたことがあるのではないでしょうか。
しっとりと優雅な曲、夜にのんびり聴いてもらいたい曲です。
イタリアに行きたくなりますね。
約束の地~The Promised Land~NEW!植松伸夫

讃美歌を思わせる神聖なコーラスが印象的な楽曲です。
作曲を担当したのはゲーム音楽の巨匠として世界的に知られる植松伸夫さんで、荘厳なコラール風の作品に仕上げられています。
ラテン語で歌われる詞には、なぜ人は罪を背負い苦しむのか、そして命はどこへ還るのかといった根源的な問いと、避けられない運命への哀しみが込められているようです。
この楽曲は、2005年9月発売のサウンドトラック『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』に収録。
映像作品の挿入曲として、登場人物たちが天へと昇っていく感動的な場面で使用されました。
壮大な物語の世界に静かに浸りたい夜におすすめです。
荒野の果てにNEW!

西部劇映画を彷彿とさせる、荘厳で哀愁に満ちたサウンドが魅力的なナンバーです。
歌手の山下雄三さんを広く知らしめた楽曲ですね。
1972年11月にテレビ時代劇『必殺仕掛人』の主題歌として公開された作品で、アルバム『歌、その出発』に収録されています。
作詞家が描いた荒涼とした世界で、非情な宿命を背負いながらも信念を貫く主人公の深い精神性が、山下さんの情感が豊かな歌声によって表現されていますよね。
静寂からクライマックスへと駆け上がるドラマティックな曲構成は圧巻です。
物語性の高い音楽にじっくりと浸りたい人に聴いてほしい、魂を揺さぶる一曲です。
歌劇「魔笛」より「夜の女王のアリア」Wolfgang Amadeus Mozart

歌劇「魔笛」より『夜の女王のアリア」。
アマデウス・モーツアルト作曲のオペラの作品で、ソプラノの高音がとてもすばらしい曲です。
ハッハッハッハ・ハッハッハッハ・ハーが特徴的で、いちど聴くと忘れられない曲になりそうですね。
大迫力の『夜の女王のアリア』。
さすがモーツアルトの作品です。
ヴォカリーズSergei Vasil’evich Rachmaninov

「ヴォカリーズ」は、壮大で美しいメロディーが魅惑的な名歌曲がです。
この曲は、ラフマニノフが1912年作曲した「14の歌曲集」作品34になり彼の歌曲の中でも群を抜いて人気があります。
ヴォカリーズとは、詩のない声楽曲の事を言います。
歌劇「カルメン」より「恋は野の鳥(ハバネラ)」Georges Bizet

『歌劇「カルメン」より「恋は野の鳥(ハバネラ)』。
ジョルジュ・ビゼーが作曲したフランス語のオペラです。
いつ聴いても情熱的な曲ですね。
赤いドレスをまとい「カルメン」をみにいきたいです。
カルメンは女性にオススメのオペラです。
勇気と感動をたくさんいただけるでしょう。