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華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集

歌い手の身体そのものが楽器になるのが「声楽」。

あまりちゃんと聴いたことはないという人も多いのではないでしょうか?

声楽曲にはオペラや歌曲などさまざまなものがありますが、初心者にもぜひぜひおすすめしたい有名な曲を集めました。

人の体からこんなに豊かな表現が生まれるのか!と、感動することまちがいないですよ。

メロディだけでなく歌詞やストーリーを意識しながら聴いてみるのもおすすめです。

華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集(61〜70)

キリエ「J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調より」J.S.Bach

荘厳で威厳に満ちた美しい声楽曲の「キリエ」は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲したミサ曲・ロ短調(BWV 232)の中で歌われています。

ミサ曲・ロ短調は、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲と同じくバッハが作曲した作品の中でも最高峰の位置にある名曲です。

故郷

日本を代表するソプラノ歌手で、やわらかで深みのある歌声が魅力的。

日本の名曲を収めたアルバムがヒットしたことでも知られ、演歌とはまた違った日本の心を感じさせてくれます。

日本では誰もが知るこの曲が、鮫島有美子の美しいソプラノによってさらに味わい深いものとなっています。

グラナダAgustin Lara

数あるオペラの曲のなかでも、こちらの『グラナダ』はとくに認知度の高い作品ですね。

簡単そうに聴こえますが、実際歌うとかなり難しい曲です。

情熱的な『グラナダ』を聴きたい方はプラシド・ドミンゴ、迫力を求める方はマリオ・デル・モナコの『グラナダ』がオススメです。

歌劇「ラクメ」より「花の二重唱」Clément Philibert Léo Delibes

Elīna Garanča & Olga Peretyatko – “Flower Duet” @ Le Concert de Paris, July 14, 2014
歌劇「ラクメ」より「花の二重唱」Clément Philibert Léo Delibes

ソプラノとメゾソプラノのデュエットが取り分けて優美で美しさの際立つ曲が「Flower Duet:花の二重唱」です。

この曲は、バレエ音楽や歌劇の作曲家で有名なフランス・ロマン派のクレマン・レオ・ドリーブが作曲した歌劇「ラクメ」の中で歌われる有名なデュエット・アリアです。

夢のあとにGabriel Urbain Fauré

幻想的で美しい歌曲「Après un Rêve:夢のあとに」は、作曲家ガブリエル・フォーレの歌曲集「3つの歌」の第1曲目の曲で、彼の歌曲の中でも代表的な声楽曲です。

テネブレのメンバーの奏でるコーラスが曲を一段と魅力的なものにしてくれています。

歌劇「ランメルモールのルチア」より「狂乱の場」Gaetano Donizetti

ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア(Donizetti : Lucia di Lammermoor)』より狂乱の場
歌劇「ランメルモールのルチア」より「狂乱の場」Gaetano Donizetti

恋人と引き裂かれて絶望し、政略結婚の相手を刺し殺して正気を失った主人公・ルチアが延々と歌い上げる有名な場面。

血に染まった花嫁の狂気を、現代を代表するソプラノ歌手・ネトレプコがとろけるような美声で歌い上げます。

オペラ「カルメン」より「おまえの投げたこの花を」Georges Bizet

カルメン 花の歌 「おまえが投げたこの花は」 ニール・シコフ
オペラ「カルメン」より「おまえの投げたこの花を」Georges Bizet

ドイツ・ミュンヘン出身、ロマンティックで力強い歌声で世界的な人気を博しているテノール歌手。

レパートリーは広く、モーツァルトからベートーベン、イタリアオペラまで歌える幅の広さが持ち味です。

この歌では、ドン・ホセがカルメンへの愛を切実に歌い上げています。