華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集
歌い手の身体そのものが楽器になるのが「声楽」。
あまりちゃんと聴いたことはないという人も多いのではないでしょうか?
声楽曲にはオペラや歌曲などさまざまなものがありますが、初心者にもぜひぜひおすすめしたい有名な曲を集めました。
人の体からこんなに豊かな表現が生まれるのか!と、感動することまちがいないですよ。
メロディだけでなく歌詞やストーリーを意識しながら聴いてみるのもおすすめです。
華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集(11〜20)
帰れソレントへErnesto De Curtis

『帰れソレントへ』。
エルネスト・デ・クルティスが作曲したカンツォーネです。
カンツォーネの意味はナポリ民謡ですが、民謡とあり親しみやすさが特徴です。
町の広場でごきげんに歌う姿が想像できますね。
のびやかで迫力満点の声量、陽気でかっこいい作品です。
歌劇「愛の妙薬」より「人しれぬ涙」Gaetano Donizetti

ガエターノ・ドニゼッティ作曲、『歌劇「愛の妙薬」より「人知れぬ涙」』。
しっとりとしたアリアです。
ゆったりとしたテンポが心地よい作品です。
ゆっくりしたい時にオススメのすてきな曲です。
アリアはおだやかな気持ちにさせてくれますね。
『人知れぬ涙』、すばらしい作品です。
歌劇「魔笛」より「パパゲーノとパパゲーナの二重唱」Wolfgang Amadeus Mozart

数多くの曲を残してきたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
こちらの『歌劇「魔笛」より「パパゲーノとパパゲーナの二重唱」』は彼の曲のなかでも、かなり変わったメロディに仕上げられています。
ボーカリストを生かす作曲ではないものの、ハイレベルな歌唱力が問われる1曲です。
歌劇「真珠採り」より「耳に残るは君の歌声」Georges Bizet

ジョルジュ・ビゼーの名曲『歌劇「真珠採り」より「耳に残るは君の歌声」』。
世界ではじめてヒロインにメゾ・ソプラノを起用した作家として有名ですね。
こちらの『歌劇「真珠採り」より「耳に残るは君の歌声」』は短調で没入感の強いメロディに仕上げられていますね。
庭の千草アイルランド民謡

おだやかで優しいアイルランド民謡の『庭の千草』。
歌はもちろん、さまざまな楽器でも演奏されています。
アイルランドの民謡はとてもそぼくで、いつ聴いてもリラックスできる曲が多いです。
その中でも『庭の千草』が人気の高いナンバーとなっています。
アイリッシュミュージックのセッション会でもおなじみの曲です。
側にいることはLuigi Mancia

いつの時代にもシンガーソングライターはいます。
こちらの『側にいることは』を作曲したルイジ・マンシアは、今から300年以上前のシンガーソングライターで、今で言うところのクリスマスソングの定番アーティストみたいな感じでした。
この曲はマンシアらしいノウェルなサウンドに仕上げられています。
華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集(21〜30)
歌劇「ペール・ギュント」より「ソルヴェイグの歌」Edvard Hagerup Grieg

世界最高峰の劇作家ヘンリック・イプセンが1867年に書いた名作「ペール・ギュント」に劇音楽を付けて上演するためにノルウェーの国民楽派を代表する作曲家のエドヴァルド・グリーグに依頼して1876年2月にオスロの王立劇場で初演が行われたもので、美し叙情的な「ソルヴェイグの歌」は、その劇中で歌われ有名になった曲です。