華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集
歌い手の身体そのものが楽器になるのが「声楽」。
あまりちゃんと聴いたことはないという人も多いのではないでしょうか?
声楽曲にはオペラや歌曲などさまざまなものがありますが、初心者にもぜひぜひおすすめしたい有名な曲を集めました。
人の体からこんなに豊かな表現が生まれるのか!と、感動することまちがいないですよ。
メロディだけでなく歌詞やストーリーを意識しながら聴いてみるのもおすすめです。
- 【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
- 華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集
- 【2026】ミュージカルの名曲。最新作から往年の名作まで紹介!
- アカペラの名曲。美しいハーモニーが際立つおすすめ曲【洋楽&邦楽】
- 美しい高音が心地いい!ハイトーンボイスを堪能できる洋楽の名曲。
- ミュージカル初心者におすすめの名曲
- 【クラシック】オラトリオの名曲。おすすめのクラシック音楽
- 女性が好きな洋楽の歌。世界の名曲、人気曲
- シャンソンの名曲。おすすめの人気曲
- 美しくきれいな洋楽。おすすめの名曲まとめ
- 有名なドイツ民謡|日本でおなじみのあの曲がドイツ民謡だった!?
- 【コラール】コラールの名曲。おすすめの人気曲
- 【クラシック】ワルツの名曲。おすすめの人気曲
華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集(61〜70)
復活祭オラトリオJ.S.Bach

輝かしいファンファーレが復活の朝を告げる、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる祝祭的なオラトリオです。
本作は、トランペットやティンパニが織りなす壮麗な器楽パートと、4人の独唱者が演じる登場人物たちの劇的な対話が大きな魅力ですよね。
主の墓へと急ぐ弟子たちの高揚した足取りや、驚きから確信へと変わる心の機微が、音楽を通して鮮やかに描かれています。
1725年4月の復活祭当日に初演されたこの楽曲は、もともとは別の祝賀カンタータだったという興味深い制作背景も持っています。
オーケストラと声楽が生み出す荘厳な響きに包まれ、希望と喜びに満ちた物語の世界に浸りたいときにぴったりの名作です。
歌劇「ノルマ」より「清らかな女神よ」Vincenzo Salvatore Carmelo Francesco Bellini

2010年の「オペラリア」コンクールで優勝を果たしてオペラ界の注目を集めて、2013年に「ランメルモールのルチア」をパリ・オペラ座で大成功させた事により、人気実力ともに世界のトップに躍り出たブルガリアのソプラノ歌手ソーニャ・ヨンチェヴァ。
ベッリーニ作曲の歌劇「ノルマ」の中の名曲「清らかな女神よ」は、ソプラノ歌手にとって最高難度の曲ですがソーニャ・ヨンチェヴァが見事な歌唱力で表現しています。
モテット「踊れ喜べ、汝幸いなる魂よ」より「ハレルヤ」Wolfgang Amadeus Mozart

1773年にモーツァルトが作曲したモテット曲「エクスルターテ・ユビラーテ:踊れ喜べ、汝幸いなる魂よ」の中の第3楽章「ハレルヤ」は、明るく清らかで青空の中を舞い遊ぶ天使を思い起こさせる声楽曲の名曲です。
当時この曲は、カストラートのために作曲されましたが、現在は高音域を出すリリック・ソプラノの女性歌手の重要レパートリー曲として歌われています。
オラトリオ『使徒たち』 作品49Edward Elgar

『威風堂々』といった作品でも知られるイギリスの作曲家、エドワード・エルガーのオラトリオ作品。
新約聖書を題材にした、上演時間およそ2時間にもおよぶ壮大な楽曲ですよね。
本作の聴きどころは、なんといっても登場人物たちの克明な心理描写にあるのかもしれません。
エルガーは、罪に苦悩するユダや救いを求めるマグダラのマリアの感情を、ワーグナーの影響を感じさせる緻密な動機を用いて表現しています。
古代の羊角笛ショーファールが鳴り響くなど、オーケストラと合唱ならではのドラマチックなダイナミクスを楽しめるのも魅力です。
1903年に初演された作品で、サー・マーク・エルダー指揮の演奏は2013年のBBCミュージック・マガジン・アワードで受賞するなど、現代でも高く評価されています。
物語性豊かなクラシックの世界に深く浸りたい方におすすめですよ。
四季Franz Joseph Haydn

「交響曲の父」として知られるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの、晩年を飾る壮大なオラトリオです。
春の息吹から厳しい冬の情景まで、四季の巡りとそこで暮らす人々の営みが生き生きと描かれています。
鳥の声や嵐の轟きといった自然の音を音楽で表現する手法は、まるで目の前で風景が移り変わっていくようですよね。
ハイドンが本作で初めて「労働を讃える合唱」を作曲したというエピソードも、作品に深い奥行きを与えています。
1801年4月の初演以来、数多くの名演が残されていますので、壮大な音楽で季節の美しさを感じたいという方は、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。
ヨハネ受難曲J.S.Bach

荘厳なハーモニーと劇的な展開で、聖書の物語を音楽で表現する受難オラトリオの金字塔。
音楽の父ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる本作は、福音史家の語りを軸に、激しく感情をぶつける群衆の合唱と、個人の深い嘆きや祈りを歌うアリアが交錯する構成なのです。
まるで壮大なオペラを聴いているかのような緊張感と、魂を静めるコラールの安らぎが同居する世界観に引き込まれますよね。
この大作は1724年4月7日にライプツィヒで初演され、今日ではBach Collegium Japanによるアルバム『J.S. Bach: St. John Passion, BWV 245』など数多くの名盤が存在します。
物語性豊かなクラシック音楽にじっくりと浸りたいとき、そのドラマティックな響きに心を委ねてみてはいかがでしょうか。
故郷
日本を代表するソプラノ歌手で、やわらかで深みのある歌声が魅力的。
日本の名曲を収めたアルバムがヒットしたことでも知られ、演歌とはまた違った日本の心を感じさせてくれます。
日本では誰もが知るこの曲が、鮫島有美子の美しいソプラノによってさらに味わい深いものとなっています。
グラナダAgustin Lara

数あるオペラの曲のなかでも、こちらの『グラナダ』はとくに認知度の高い作品ですね。
簡単そうに聴こえますが、実際歌うとかなり難しい曲です。
情熱的な『グラナダ』を聴きたい方はプラシド・ドミンゴ、迫力を求める方はマリオ・デル・モナコの『グラナダ』がオススメです。
夢のあとにGabriel Urbain Fauré

幻想的で美しい歌曲「Après un Rêve:夢のあとに」は、作曲家ガブリエル・フォーレの歌曲集「3つの歌」の第1曲目の曲で、彼の歌曲の中でも代表的な声楽曲です。
テネブレのメンバーの奏でるコーラスが曲を一段と魅力的なものにしてくれています。
オペラ「カルメン」より「おまえの投げたこの花を」Georges Bizet

ドイツ・ミュンヘン出身、ロマンティックで力強い歌声で世界的な人気を博しているテノール歌手。
レパートリーは広く、モーツァルトからベートーベン、イタリアオペラまで歌える幅の広さが持ち味です。
この歌では、ドン・ホセがカルメンへの愛を切実に歌い上げています。
華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集(71〜80)
「マタイ受難曲」より「神よ憐れみたまえ」J.S.Bach

カナダ出身のアルト(コントラルト)歌手。
マーラーを得意とする歌手として知られ、深みのある荘厳な歌声が持ち味です。
この曲は聖書をテーマにしたアリアで、フォレスターは慈愛に満ちた歌声で聴く者をやさしく包み込んでくれます。
歌曲「6つのアリエッタ」より「優しい妖精、マリンコニーアよ」Vincenzo Salvatore Carmelo Francesco Bellini

哀愁漂う旋律から奏でられる名歌「優しい妖精、マリンコニーアよ」は、ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801年~1835年)が作曲した歌曲「6つのアリエッタ」第1番目の曲です。
ベッリーニは、ロッシーニやドニゼッティなどのイタリア・ベルカント・オペラを代表する作曲家として有名です。
歌劇「ラクメ」より「花の二重唱」Clément Philibert Léo Delibes

ソプラノとメゾソプラノのデュエットが取り分けて優美で美しさの際立つ曲が「Flower Duet:花の二重唱」です。
この曲は、バレエ音楽や歌劇の作曲家で有名なフランス・ロマン派のクレマン・レオ・ドリーブが作曲した歌劇「ラクメ」の中で歌われる有名なデュエット・アリアです。
キリエ「J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調より」J.S.Bach

荘厳で威厳に満ちた美しい声楽曲の「キリエ」は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲したミサ曲・ロ短調(BWV 232)の中で歌われています。
ミサ曲・ロ短調は、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲と同じくバッハが作曲した作品の中でも最高峰の位置にある名曲です。
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「カタログの歌」Wolfgang Amadeus Mozart

南米ウルグアイ出身のバリトン歌手で、エキゾチックで深みのある声と精悍(せいかん)な容姿で人気を博しています。
この曲は主人の女たらしぶりについてメモ帳を見ながら数え上げ、憤慨するエルヴィーラを従者レポレッロがなだめる場面で歌われます。
オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」Georg Friedrich Händel

ヘンデルの「メサイヤ」は、バッハの「マタイ受難曲」と双璧をなすオラトリオの傑作で、ヨーロッパの演奏会では「ハレルヤコーラス」の場面になると聴衆がスタンディングオベーションをするので有名ですが、これはイギリスで神をたたえる歌を演奏する時には、起立する習慣があったことに起因しています。
歌劇「ワルキューレ」より「ヴォータンの告別と魔の炎の音楽」Richard Wagner

全身にタトゥーを刻み、いかつい風貌と巨体が個性的なロシア出身のバス・バリトン歌手。
スキャンダルがきっかけで現在では第一線を退いていますが、オペラでも主要レパートリーをこなすほどの実力を持っており、この曲でも豊麗な歌声を聴かせてくれています。
おわりに
透明感が魅力のソプラノや豊かな響きのメゾ・ソプラノ、重厚感のあるバリトンやバスと幅広い声楽曲をご紹介しました。
人の声ならではの温かさや、人の声とは思えない美しさをご堪能いただけましたか?
歌曲やオペラなど、まだまだたくさんの名曲があるのでぜひ聴いてみてくださいね。



