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華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集

歌い手の身体そのものが楽器になるのが「声楽」。

あまりちゃんと聴いたことはないという人も多いのではないでしょうか?

声楽曲にはオペラや歌曲などさまざまなものがありますが、初心者にもぜひぜひおすすめしたい有名な曲を集めました。

人の体からこんなに豊かな表現が生まれるのか!と、感動することまちがいないですよ。

メロディだけでなく歌詞やストーリーを意識しながら聴いてみるのもおすすめです。

華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集(41〜50)

歌劇「アンドレア・シェニエ」より「亡くなった母を」Umberto Giordano

わずか18歳でオペラ「椿姫」の主役・ヴィオレッタ役を射止めた、才能あふれるイタリアのソプラノ歌手。

この歌では、革命により没落し母も亡くしたヒロイン・マッダレーナが、運命に立ち向かい生きようと決意する心情を力強く歌い上げています。

春の声Franz Peter Schubert

Sumi Jo sings Frühlingsstimmen (J. Strauss) 조수미, 봄의소리왈츠
春の声Franz Peter Schubert

韓国出身のソプラノ歌手で、世界的指揮者カラヤンから「神からの贈り物」と讃えられた美声の持ち主です。

多くの高名な歌手や指揮者との共演を重ね、一躍その名を知られるようになりました。

シュトラウスの有名なワルツ曲を華やかに歌い上げています。

オンブラ・マイ・フGeorg Friedrich Händel

「ラルゴ」と言う題名で器楽曲としても演奏されることの多いハイドンの歌劇「セルセ」のアリア「オンブラ・マイ・フ」は、優雅なメロディーで優しさに満ちあふれた心が落ち着く名曲です。

本来はカストラートのために書かれた曲でしたが、現在は多くのソプラノ歌手のレパートリー曲として歌われています。

歌劇「アルチーナ」より「また私を喜ばせに来て」Georg Friedrich Händel

華やかに美しく愛する気持ちを歌う「帰ってきて、喜ばせて:Tornami a vagheggiar」は、バロック音楽の偉大な作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの作曲した歌劇の代表作の一つ「アルチーナ」中で歌われるダ・カーポ・アリアの名曲です。

歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」Charles François Gounod

甘美で明るい美しいメロディーで、人生に訪れた幸せを喜び表現する曲である「Je Veux Vivre:私は夢に生きたい」は、フランスの作曲家シャルル・フランソワ・グノーの歌曲「ロメオとジュリエット」の中で歌われているアリアの名曲です。

原作はウィリアム・シェイクスピアの同名の戯曲が基になっています。

カディスの娘たちClément Philibert Léo Delibes

フランス・バレエ音楽の父とも呼ばれるロマン派の作曲家クレマン・フィリベール・レオ・ドリーブ(1836年~1891年)の代表的歌曲がアルフレッド・ドゥ・ミュッセの詩による「カディスの娘たち」で、管弦楽の華やかな音楽とドラマチックな歌が魅力の名曲です。

歌劇「椿姫」より 「そは彼の人か~花から花へ」Giuseppe Fortunino Francesco Verdi

ヴェルディ 《椿姫》 「そは彼の人か~花から花へ」 マリア・カラス
歌劇「椿姫」より 「そは彼の人か~花から花へ」Giuseppe Fortunino Francesco Verdi

20世紀最高のソプラノ歌手といわれるマリア・カラス。

歌唱技術だけでなく演技力と心理描写で観客をひきつけ、没後何十年もたっている現在でも忘れられることはありません。

椿姫の主人公・ヴィオレッタが娼婦である自分と恋愛を肯定する自分との間で揺れ動く心を、マリア・カラスが情感豊かに歌い上げます。