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華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集

歌い手の身体そのものが楽器になるのが「声楽」。

あまりちゃんと聴いたことはないという人も多いのではないでしょうか?

声楽曲にはオペラや歌曲などさまざまなものがありますが、初心者にもぜひぜひおすすめしたい有名な曲を集めました。

人の体からこんなに豊かな表現が生まれるのか!と、感動することまちがいないですよ。

メロディだけでなく歌詞やストーリーを意識しながら聴いてみるのもおすすめです。

華麗なる歌声の世界。オペラから歌曲まで、人気の声楽曲特集(41〜50)

カディスの娘たちClément Philibert Léo Delibes

フランス・バレエ音楽の父とも呼ばれるロマン派の作曲家クレマン・フィリベール・レオ・ドリーブ(1836年~1891年)の代表的歌曲がアルフレッド・ドゥ・ミュッセの詩による「カディスの娘たち」で、管弦楽の華やかな音楽とドラマチックな歌が魅力の名曲です。

歌劇「月の世界」より「人には分別があります」Georg Friedrich Händel

フランスのコロラトゥーラ・ソプラノ歌手のパトリシア・プティボンは、古楽器オーケストラのレザール・フロリサンを創設したウィリアム・クリスティに才能をみいだされた、演技力と歌唱力のマルチな高い表現力を持つアーティストです。

ハイドンの歌劇「月の世界」の中の有名なアリア「Ragion nell’alma siede」は、プティボンのバロックオペラのスペシャリストとしての魅力を堪能できる曲です。

歌劇「連隊の娘」より「ああ!友よ!何と楽しい日!」Gaetano Donizetti

ペルー・リマ出身のテノール歌手。

明るく情感豊かな高音が持ち味で、テノール歌手にとって難関とされる超高音も完璧に歌い上げるほどの実力を備えています。

この曲はフローレスにとって出世作となった「連隊の娘」の1曲。

麗しのアマリッリGiulio Caccini

ジョバンニ・バッチスタ・グアリーニの詩にカッチーニが作曲した「麗しのアマリッリ」を歌うのは現代を代表するフランスのカウンターテナー歌手フィリップ・ジャルスキーで、彼の美声によりこの曲の魅力を一段と深く堪能できます。

歌劇「椿姫」より 「そは彼の人か~花から花へ」Giuseppe Fortunino Francesco Verdi

ヴェルディ 《椿姫》 「そは彼の人か~花から花へ」 マリア・カラス
歌劇「椿姫」より 「そは彼の人か~花から花へ」Giuseppe Fortunino Francesco Verdi

20世紀最高のソプラノ歌手といわれるマリア・カラス。

歌唱技術だけでなく演技力と心理描写で観客をひきつけ、没後何十年もたっている現在でも忘れられることはありません。

椿姫の主人公・ヴィオレッタが娼婦である自分と恋愛を肯定する自分との間で揺れ動く心を、マリア・カラスが情感豊かに歌い上げます。

歌劇「ノルマ」より「清らかな女神よ」Vincenzo Salvatore Carmelo Francesco Bellini

2010年の「オペラリア」コンクールで優勝を果たしてオペラ界の注目を集めて、2013年に「ランメルモールのルチア」をパリ・オペラ座で大成功させた事により、人気実力ともに世界のトップに躍り出たブルガリアのソプラノ歌手ソーニャ・ヨンチェヴァ。

ベッリーニ作曲の歌劇「ノルマ」の中の名曲「清らかな女神よ」は、ソプラノ歌手にとって最高難度の曲ですがソーニャ・ヨンチェヴァが見事な歌唱力で表現しています。

歌劇「フィガロの結婚」より「愛の神よ、照覧あれ」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」の中のアリア「Porgi amor」は、優雅で気高い気品に包まれた曲で歌うのは20世紀最大のオペラ歌手で歴史に名を残すマリア・カラスです。

ボーマルシェ(フランスの劇作家)が1784年に書いた戯曲をもとにモーツァルトが1786年に作曲した作品です。