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ワルツの名曲。おすすめの人気曲

ワルツの名曲を一挙紹介!

定番のワルツから、マイナーなワルツまで幅広くピックアップしてみました!

ワルツの魅力はなんといっても、3拍子ではないでしょうか?

独特の拍子がロマンチックな雰囲気をかもしだしていますよね。

長調でも短調でも魅力的な音楽だと思います。

今回は、そんなワルツの特集!

「こんな良い曲があったんだ」みたいな発見もあるかもしれませんよ?

さまざまな曲調からピックアップしているので、ぜひ最後までご覧ください!

もくじ

ワルツの名曲。おすすめの人気曲(1〜20)

ドイツ風ワルツRobert Schumann

シューマン/謝肉祭 16.ドイツ風ワルツ/演奏:尾見 林太郎
ドイツ風ワルツRobert Schumann

シューマンがこの曲を作曲した当時、エルネスティーネという女性に好意を抱いており、彼女の出身地であるボヘミアの「アシュ」という地名を音名にあてはめ、この動機をもとに作曲することを思いつきます。

「謝肉祭」はこの動機を中心に作られた、謎解き的な作品となっています。

曲はそれぞれ標題の付けられた20曲から成っており、連続して演奏されます。

その第16番目であるこの曲は、「アシュ」の動機ではじまる優雅でダイナミックなワルツです。

中間部にパガニーニが登場し、その名の通り難技巧を要する曲です。

ワルツOp.65-6Sergei Prokofiev

Prokofiev. Music for children Op.65. Piano. 6. Valse
ワルツOp.65-6Sergei Prokofiev

全12曲からなる小品集『子供のための音楽』の6曲目の曲。

この曲が作曲された1935年頃、ソ連共産党は芸術家に対し、わかりやすく明快な作品を生み出すこと要求すると同時に、子供のため「芸術的に優れた内容の作品」を作ることを推奨していました。

これに反する作品は厳しく批判を受けるという状況の中、プロコフィエフは古典的、かつわかりやすい民俗的な楽想の小品でまとめつつ、その中に彼らしい音楽要素をちりばめました。

この曲は、楽しげなワルツのリズムを刻む伴奏の上でくるくると踊り出すように、跳躍進行が特徴的な旋律が奏でられます。

ワルツ「春の声」Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「春の声」 J. Strauss II: Frühlingsstimmen
ワルツ「春の声」Johann Strauss II

「ワルツ王」と呼ばれているシュトラウス2世の作品で、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでもおなじみの作品。

流麗に流れるワルツのメロディは華やかで、春の温かな日差しを感じられる1曲です。

弦楽器の心地よいリズムに乗せてフルートとヴァイオリンが軽やかに歌うメロディは、華麗なステップを踏みながら軽やかな足取りでワルツを踊っている様子が浮かんできます。

穏やかな小川のせせらぎのようなフレーズや、華麗なクライマックスも魅力的な作品です。

金と銀Franz Lehár

ワルツ「金と銀」 (レハール)
金と銀Franz Lehár

ハンガリー出身の作曲家フランツ・レハールによる管弦楽曲。

1902年の謝肉祭の頃、オーストリア=ハンガリーの貴族パウリーネ・フォン・メッテルニヒ侯爵夫人が開催した、「金と銀」をテーマとした舞踏会のために作曲されました。

この舞踏会では、会場は銀色に照らされ天井には金色の星がきらめき、壁一面に金や銀の飾りが付けられ、参加者も金銀に彩られた衣装を身に着けていたといわれています。

優雅で華やかな旋律が、当時の舞踏会の雰囲気を味わせてくれます。

波濤を越えてJuventino Rosas

Waltz “Over the Waves” (Juventino Rosas) / Вальс Над волнами (Хувентино Росас)
波濤を越えてJuventino Rosas

メキシコの作曲家フベンティーノ・ローサス作曲のワルツ。

彼は、幼いころからありとあらゆる音楽関係の仕事に就いて生計を立てていました。

作曲に関してはほとんど独学で、オーケストラやブラスバンドを率いて国際的な演奏旅行も行っていました。

この曲は、メキシコ湾の澄んだ青い海を思い起こさせるような、優雅で明るい曲調が特徴的です。

フルートやハープの音色が水面に当たった日の光を描写しているようですね。

その明るさから、遊園地やレジャー施設などのBGMとして使われることも多い曲です。

ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

一般的に『小犬のワルツ』の通称で知られているショパンの代表作品。

この作品はショパンの友人であったデルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されました。

恋人のジョルジュ・サンドが飼っていた子犬の、尻尾を追ってぐるぐる回るっている様子を即興で表現したものです。

優雅な雰囲気と子犬がじゃれつくような生きいきした感じが、よく調和されている作品です。

終始明るく軽やかな曲調で、目の前で子犬がはしゃいでいる様子が想像できますよね。