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ワルツの名曲。おすすめの人気曲

ワルツの名曲を一挙紹介!

定番のワルツから、マイナーなワルツまで幅広くピックアップしてみました!

ワルツの魅力はなんといっても、3拍子ではないでしょうか?

独特の拍子がロマンチックな雰囲気をかもしだしていますよね。

長調でも短調でも魅力的な音楽だと思います。

今回は、そんなワルツの特集!

「こんな良い曲があったんだ」みたいな発見もあるかもしれませんよ?

さまざまな曲調からピックアップしているので、ぜひ最後までご覧ください!

ワルツの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)

ワルツOp.65-6Sergei Prokofiev

Prokofiev. Music for children Op.65. Piano. 6. Valse
ワルツOp.65-6Sergei Prokofiev

全12曲からなる小品集『子供のための音楽』の6曲目の曲。

この曲が作曲された1935年頃、ソ連共産党は芸術家に対し、わかりやすく明快な作品を生み出すこと要求すると同時に、子供のため「芸術的に優れた内容の作品」を作ることを推奨していました。

これに反する作品は厳しく批判を受けるという状況の中、プロコフィエフは古典的、かつわかりやすい民俗的な楽想の小品でまとめつつ、その中に彼らしい音楽要素をちりばめました。

この曲は、楽しげなワルツのリズムを刻む伴奏の上でくるくると踊り出すように、跳躍進行が特徴的な旋律が奏でられます。

ワルツ「春の声」Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「春の声」 J. Strauss II: Frühlingsstimmen
ワルツ「春の声」Johann Strauss II

「ワルツ王」と呼ばれているシュトラウス2世の作品で、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでもおなじみの作品。

流麗に流れるワルツのメロディは華やかで、春の温かな日差しを感じられる1曲です。

弦楽器の心地よいリズムに乗せてフルートとヴァイオリンが軽やかに歌うメロディは、華麗なステップを踏みながら軽やかな足取りでワルツを踊っている様子が浮かんできます。

穏やかな小川のせせらぎのようなフレーズや、華麗なクライマックスも魅力的な作品です。

波濤を越えてJuventino Rosas

Waltz “Over the Waves” (Juventino Rosas) / Вальс Над волнами (Хувентино Росас)
波濤を越えてJuventino Rosas

メキシコの作曲家フベンティーノ・ローサス作曲のワルツ。

彼は、幼いころからありとあらゆる音楽関係の仕事に就いて生計を立てていました。

作曲に関してはほとんど独学で、オーケストラやブラスバンドを率いて国際的な演奏旅行も行っていました。

この曲は、メキシコ湾の澄んだ青い海を思い起こさせるような、優雅で明るい曲調が特徴的です。

フルートやハープの音色が水面に当たった日の光を描写しているようですね。

その明るさから、遊園地やレジャー施設などのBGMとして使われることも多い曲です。

ワルツ11番 変ト長調作品70-1Frederic Chopin

生前には出版されず、ショパンの死後、友人でもあったフォンタナによってまとめられた一連の遺作集に収められる形で公表された3曲のワルツの中の1曲。

マズルカの1種、オベレクのような雰囲気が感じられる3部形式のワルツです。

アウフタクトの開始や装飾音の多用、旋律の所々に見られる10度の跳躍など、短いながらにはっきりした特徴をもっている作品です。

冒頭部は軽やかに始まり、中間部になると優雅な雰囲気にガラッと変わるショパンらしい特徴がよく現れている1曲です。

メフィスト・ワルツ 第1番Franz Liszt

Liszt – Mephisto Waltz No. 1, S. 514 [André Laplante]
メフィスト・ワルツ 第1番Franz Liszt

リストらしいヴィルトゥオーゾ風の技巧がふんだんに盛り込まれている難曲の中の1曲。

メフィストがバイオリンでワルツを弾き、人々はおどる。

やがてマルガレーテという娘を見つけたメフィストは森へ抜け出す。

夜空にはナイチンゲールが歌声を聴かせるといった内容を具体的に描写している曲です。

優雅なワルツというよりは、「狂喜乱舞」と言った趣きの圧倒的なエネルギーが満ちている、壮麗なピアノの技巧がたっぷりと楽しめる1曲です。

ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

一般的に『小犬のワルツ』の通称で知られているショパンの代表作品。

この作品はショパンの友人であったデルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されました。

恋人のジョルジュ・サンドが飼っていた子犬の、尻尾を追ってぐるぐる回るっている様子を即興で表現したものです。

優雅な雰囲気と子犬がじゃれつくような生きいきした感じが、よく調和されている作品です。

終始明るく軽やかな曲調で、目の前で子犬がはしゃいでいる様子が想像できますよね。

ワルツの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)

スケーターズ・ワルツÉmile Waldteufel

「スケーターズ・ワルツ」 ワルトトイフェル
スケーターズ・ワルツÉmile Waldteufel

ワルツやポルカを多く作曲し「フランスのワルツ王」とも呼ばれている、19世紀のフランスの作曲家エミール・ワルトトイフェルの代表的作品です。

通称『スケーターズ・ワルツ』で知られるこの作品は、パリの森林公園「ブローニュの森」にあったスケート場に着想を得て作曲されました。

氷上を滑らかに滑るような優雅な旋律、雪がしんしんと降っているかのようなスレイベルの音、人々が話しながら楽しくスケートをしているかのようなリズミカルで明るい曲調。

聴いているとスケートがしたくなってくるような1曲です。