これまで、YAMAHAのFX500のアコースティックモードを使用していましたが、いやぁ、さすがアコースティック専用というだけあって扱いやすい。
Ovationとの相性がいいようで、ほぼ思った通りの演出ができます。
世代が違う、というのもありますが、FX500よりもかなりノイズがなく、LIVEなどの大音量、録音時にも威力を発揮します。
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アコギ専用のエフェクター
ただし、トーンコントロールはTOP(高音)とBOTTOM(低音)のみ。
中音はないので、Ovationなどはギター側のMIDでレベルを調整するのがいいでしょう。
かかるリバーブには差が出ないようです。
Ovationなどのボウル・バックの深いものでは、中音が出しゃばる傾向があるので、マーチン系の「さわやか」な音にしたければ、ギター側のエフェクトMIDは、かなり落とした方がいいでしょう。
もちろん個人の好みの問題ですが。
ステージなら、中音をアップすると、コーラスON時、余分な厚さを造ってしまう気がします。
アンチフィードバックがすごい
このエフェクター、ペダルが二つあります。
向かって右足側がコーラス系。
左足がアンチフィードバック、ようするに這うウリングを押さえたりするためにあります。
自動検出モードが付いていて、スピーカーに向かってハウリングをわざとおこさせて3秒、ペダルを踏むとハウリングがおさまります。
これはマイク型のピックアップを使っても同様で、正直なところ、仕組みはわからないのですが、よくできてる!
とは言え、わざとハウリングを起こすフィードバック奏法のためにペダル化してあるようなのですが、アコギでは、元々あまりフィードバック奏法ってやらないですよね。
やはり、ハウリングを押さえるのが、主目的になります。
マイク型ピックアップでは重宝するでしょう。
とにかく、よくできてる!
コーラスとリバーブ
アコースティックのエフェクターとなれば、やはり重要なのはコーラスとリバーブ。
AD-3も例にもれずデジタル処理ですが、コーラス(たぶんリバーブも?
)ステレオ方式なので、出力もR/Lの端子があります。
もちろん、モノラル切り替えのスイッチ付きなので、アンプが1台でも大丈夫。
でも、コーラスのステレオ効果は、本当に素晴らしいので、できれば2台で演奏したいですね。
広がりがぜんぜん違います。
ステージ向け
ペダルの造りのよさから見ても、アンチフィードバックの性能から考えても、これは明らかにステージLIVE向けに作られていて、余分なノイズのない音質を演出します。
ナマ音にこだわる人も多いですが、元来、ギターのサウンドホールや、あるいはバック、力木でさえも、「いかにいい音を造るか」のために、長い歴史をかけて工夫されてきたもの。
そのために、この1本は高音がきらびやかになるように、とか、低音のシッカリした1本とか、モデルによって特性は違いました。
かつての演奏家たちは、それぞれの曲によってギターを替えたり‥‥‥。
もし、ギター登場当時に、こういったエフェクターがあれば、ギターの音そのものの考え方も違っていたでしょう。
たとえば、セッションにベースが加わっているなら、低音(BOTTOM)は落とし、ピアノが加わっていれば高音(TOP)を落とし倍音を制御します。
そうしたことをミキサー任せではなく、自らが気に入った音を造ることができます。
あるいは、それがサイレントギターであっても、AD-3があればステージ最初から最後まで1本で間に合うでしょう。
FX-500は、音の全てをデジタルな数字で判断しなくてはなりませんでしたが、アナログダイヤルは現状が分かっていいですね。
ちなみに電源は、単三電池or ACアダプター。
単三電池で、ステージラストまで持ちます。
スペック
AD変換 | ⊿∑方式20ビットADC |
DA変換 | ⊿∑方式20ビットDAC |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
規定入力レベル | INPUT=-10dBm |
入力インピーダンス | INPUT=4.7MΩ |
規定出力レベル | OUTPUT=-10dBm、OUTPUT(バランス時)=-10dBm(600Ω負荷時) |
出力インピーダンス | OUTPUT=300Ω、OUTPUT(バランス時)=600Ω |
コントロール | インプット・レベルつまみ、アンチ・フィードバックつまみ、ボトムつまみ、トップつまみ、2×2コーラスつまみ、リバーブつまみ、アウトプット・セレクト、アンチ・フィードバック・オート・ペダル、コーラス・ペダル、パワー |
インジケーター | アンチ・フィードバック・オート、コーラス、パワー、ピーク |
接続端子 | インプット・ジャック、アウトプット・ジャックL/R(TRS標準)、ACアダプター・ジャック |
電源 | DC9V=単三乾電池×6またはACアダプター(PSA-100=別売) |
連続使用時の電池の寿命 | アルカリ乾電池=約17時間、マンガン乾電池=約9時間(使用状況によって異なります) |
幅 (W) | 170 mm |
奥行き (D) | 156 mm |
高さ (H) | 70 mm |
質量 | 1.0 kg |