今回私が試してみたのはローランドが生み出した超安定ブランドのBOSS、種類はBC-2コンボドライブ。
これはかなりいい感じの歪み系のエフェクターだと思いますよ。
いじり方によってはかなり遊べそうな感じがします。
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VOXアンプにつないだ時に感じるフェンダーとも少し違うグラスサウンド
つないだ瞬間、弦のテンションがグッと上がった感じ。
ゲインのツマミをイジらなくても自然と高音が持ち上がった感じがします。
この感じ、VOXアンプにつないだ時に感じるフェンダーとも少し違うグラスサウンド…
何というか、これでリッケンバッカーなんか繋いだ日には完全にビートルズごっこ出来るんじゃないでしょうか?
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デイ・ドリッパーのリフが自然と弾きたくなるこの感じ。
ブリテッシュ・ロックが好きなタイプのギタリストには良いかもしれませんね。
好き嫌いが別れるエフェクター
しかしながらこの個体、好き嫌いが別れるエフェクターかも知れません。
歪の特性が柔らかいので激しい音楽を奏でるときには不向きだと感じました。
また、暴れる感じを出そうとしてトレブルのつまみを弄っても、逆効果で耳障りな高温しか増幅しません。
調度よい使い方…私ならブースター的な使い方かな。
レベルをグッと上げて、サウンドのツマミをクリーン寄りにしてやると…調度よい感じ。
あのVOXのチューブ管で鳴らしているサウンドに近づきます。
あとはカッティングの刻みなんかにも使えるかも。
踏みっぱなしにして常用すればかなり個性派な存在感が出ると思いますしね。
ただ、ドライブ寄りにツマミを回してしまうと…モソモソしたサウンドになってしまい、音が抜けなくなってきます。
バンド・サウンドで音抜けが悪いのはそれだけでストレスになります。
いくらお気に入りなサウンドでもバンド・サウンドから聞こえ来づらいのは少し悲しいですよね。
なので、使い方を間違えるととんでもないことになってしまう…ちょっと偏りのあるエフェクターかもしれません。
古き良きブリテッシュ・アンプ
この個体の特徴をちゃんと理解した上で、使っているギターとマッチしたサウンドを作ってあれば、個性的な高音を放つ、古き良きブリテッシュ・アンプのニュアンスを得ることができます。
因みに私が試したギターはフェンダーのストラトキャスター。
62年のアメリカン・ビンテージの復刻シリーズです。
設定は全て12時のサウンドのツマミだけ完全クリーン、といった感じ。
これで繋いだ時のリア・ピックアップとセンター・ピックアップのハーフトーンがたまらない感じでした。
なんというか『いなたさ』がちゃんと出るのです。
昔のクラプトンっぽい男…なんというか色気たっぷりのハーフトーン…。
ブルージーなんだけどどこか都会的でオシャレな男がします。
ブルース系のリフにもピッタリ
また、フロント・ピックアップにしてエフェクターのトレブルのツマミを3時あたりにしてあげると、ブルース系のリフにピッタリマッチすると思いました。
また、私が持っているレスポールのスタンダードでも試したのですが、設定は基本12時。
ちょっとだけゲインを上げてクランチ気味に設定し、フロントピックアップにすると…ディッキー・ベッツの音になりました!
ブリテッシュ・コンボなんて言っていますが、イメージを少し変えるだけでサザンロック的な攻め方もできるんですね。
あと、ストラトキャスターのリアピックアップにして、設定はクリーン、そしてリヴァーブを深めにしてやれば、60年代を謳歌したサーフ・ロックのサウンドにもマッチします。
つまり、激しめな音楽以外であれば結構なんでも使えるエフェクターかもしれません。
使いごたえがあり、面白い個体だと思いました。