ロックギター初心者にもおすすめのディストーション・コンパクトエフェクター BOSS DS-1
BOSSのコンパクトエフェクターは持ち運びがとても便利で、ギグバッグにも入る大きさとシンプルなデザインでありながら存在感のある多彩な音を表現できるエフェクターとしてとても人気があります。
その中でもロックギタリストに愛されてきたBOSSのコンパクトエフェクターと言えばBOSS DS-1です。
このエフェクターはBOSSの中でも初のディストーション系のエフェクターとして登場しました。
1978年に世に出てきたので登場してからかれこれ30年近く立っている長い歴史を持ったエフェクターです。
王道のコンパクトエフェクター
当時はオーバードライブなどの歪みでは物足りなくもっと深い歪みが欲しいギタリストにとっては念願のエフェクターでありました。
音にやわらかさのあるディストーションサウンドからハードロックなどの深い歪みまで幅広く表現ができるので、ロックギタリストには人気の高い王道のコンパクトエフェクターだと思います。
シンプルなコントロール
つまみについて説明をしたいと思います。
コンパクトでシンプルなBOSS DS-1はつまみが3つあり、それぞれTOMEとDISTとLEVELがあります。
1つめのTONEは、音色の調整をすることができるつまみとなっています。
2つめのDISTのつまみは歪みの調整ができるつまみです。
低くすれば軽い歪みになり高くすれば深い歪みになります。
最後のLEVELは、音量の調整ができるつまみとなっています。
BOSS DS-1は幅73mmで奥行き129mmで高さが59mmととてもコンパクトで重さも400gとエフェクターの中でも小さくとても人気があります。
サウンドメイキング
ギターソロだけで使用する場合は、いくつかの方法があります。
アンプ側で歪みを作る
まず一つ目はアンプ側である程度の歪みを作っておきます。
ギターソロ用にエフェクターのレベルを少し上げておきエフェクターをONにすることで、その歪みのままボリュームが上がりギターソロで際立ったサウンドにするができます。
エフェクター側で歪みを作る
もう一つはギターソロ以外では、クリーンのアルペジオやカッティングでギターソロになったら深い歪みを表現したいときの設定方法です。
アンプ側はクリーントーンでセッティングをして、エフェクター側でレベルとディストーションを調整します。
深い歪みのギターソロであればディストーションは多めにかけます。
またアンプではギターソロ以外では、クリーントーンですのでレベルを少し多めに上げておきます。
トーンは音の明るさを設定できますが、人によって好みがありますので自分好みで色々試しながら調整すると良いと思います。
この設定によってギターソロ以外は綺麗なクリーントーンを使いギターソロになったら深い歪みのディストーションサウンドに変化させることができます。
最後に
全体のバランスを考えて目立つところは目立ち、バッキング部分は音量をおさえたり弾き方を弱くしたり等のメリハリをつけるとより効果的です。
ぜひ色々試してみてください。

BOSS DS-1