BOSSとフェンダー社のコラボレーション、という事実だけでも話題となった「BOSS レジェンド・シリーズ」。
その最初のラインナップとして発表された2機種のうちのひとつが FBM-1 Bassman です。
エフェクターやアンプ共にデジタル化が進んだ現代においても、世界中のギタリストから今尚高い支持を得る1959年製ベースマン。
フェンダー社のアンプの中でも名機として名高いそのサウンドをBOSSのCOSMテクノロジーによってモデリングしたサウンドは、かつての名機のサウンドを手軽に再現することが可能です。
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オリジナル・ベースマンのサウンド特徴
FBM-1はレジェンド・シリーズの他の機種と同様、オールド・アイテムを彷彿とさせるツィード風のデザインが特徴的です。
このデザインはもちろん、オリジナルのベースマンなどフェンダー社が1952年頃~1960年頃まで生産していたアンプの外装をモチーフにしています。
その名の通り、当時は旅行カバンなどに使用されたツィード生地をアンプの外装材として使用したアンプ・ラインナップはツィード・アンプと呼ばれ、現代でも高い人気を誇っています。
ベースマンという名称を聞いて気付く人も多いと思いますが、ベースマンは元々ベース・アンプとして生産されました。
それがいつの間にかギタリストに好評を得ることとなり、ギター・アンプの定番機種として広まったのです。
フェンダー社のアンプといえばクリーンなサウンドをイメージするギタリストも多いかもしれませんが、ツィード時代のフェンダー・アンプは、かなり歪んだディストーション・サウンドを得ることが出来ました。
クランチ系の元祖というべき歪みを生み出しつつ、粗過ぎることのないマイルドなサウンドは、当時のブルース系のギタリストに絶大な支持を得たというのも頷けます。
COSMテクノロジーによりサウンドだけでなくコントロール特性も再現
FBM-1のコントロール・ツマミは左から
- PRESENCE/MIDDLE
- BASS
- TREBLE
- LEVEL/GAIN
という順に並んでいます。
BOSSのコンパクト・エフェクターには珍しく、LEVELコントロールが右端に位置しています。
この辺りもオリジナルのベースマンのコントロールを再現しています。
これらのコントロール・ツマミはオリジナルの1959年製ベースマンと同様であり、その効き具合も忠実に再現されている点がCOSMテクノロジーの為せる技でしょう。
アンプと同じ感覚で音作りが出来るということは、ギタリストにとって非常に使い勝手が良いということに繋がります。
ベースマンの個性を生み出すGAINコントロールを使いこなす
オリジナルの1959年製ベースマンのサウンドは、その独特な歪みだけでなくボリュームを絞ったときのクリーン・トーンにも特徴があります。
コード・カッティングやジャズ的なフレーズにもマッチし、このトーンを好むギタリストも少なくありません。
FBM-1ではGAINコントロールを絞った時に、このクリーン・トーンを得ることができます。
このGAINコントロールで歪みの具合を調整することがFBM-1を使いこなすコツのひとつですが、フェンダー製のアンプは歪み回路の前に各トーン・コントロールがあるのが特徴です。
つまり、歪みをコントロールするGAINを変化させると、それに連れてトーンの効き方も変化します。
オリジナルのベースマンと同様にGAINを上げるほど低音域が強調されるので、BASS~MIDDLEを下げ気味に調整するのがコツです。
また、ギター本体のボリュームやピッキング強弱に対する追従性が非常に高いので、その点も意識して音作りをすることをお奨めします。
BRIGHT IN端子も搭載し、メリハリの効いたサウンドも再現
FBM-1には通常のインプット端子の他、BRIGHT IN端子も搭載されており、まさにオリジナル・ベースマンの仕様を忠実に再現しています。
ノーマルなインプット端子に繋いだときとはひと味もふた味も違う、トレブリーで明るいサウンドを得ることが可能です。