なぞなぞは、誰もが笑顔になれる頭の体操です。
言葉の面白さに気づいた瞬間の「なるほど!」という感動は、新鮮な驚きと達成感を与えてくれますよね。
高齢者の方との会話や交流、脳トレにぴったりです。
難しそうに見えても、ヒントをもとに考えていくと、きっと答えに近づけるはず。
今回は、言葉遊びの妙味が光る、思わずクスッと笑ってしまうようななぞなぞを紹介していきます。
ぜひご家族やご友人と一緒に、楽しく脳を活性化させてみませんか?
頭の体操なぞなぞ(1〜5)
花子さんは友人と四つの花束を作りました。花子さん一人で作った二つの花束を足すと、何束になるでしょうか?NEW!

このなぞなぞは、日本語力も求められます。
まず注目するのは冒頭の「花子さんは友人と四つの花束を作りました」の部分。
ここを読むと4つの花束があるのがわかりますよね。
次に後半の「花子さん一人で作った二つの花束を足すと」の部分を見ていきます。
ここでは4つの花束のほかに、2つの花束があるとわかります。
そのため足すと4+2で6になりそうですが違います。
花束はいくつあっても合わせれば1つの花束になります。
よって答えは1です。
1枚の紙を、破ったり切ったりせずに10枚にしました。どうしたでしょう?

身近な行動を思い出せば、答えがわかるシンプルななぞなぞです。
1枚の紙を、破ったり切ったりせずに10枚にしました。
どうしたでしょう?
ヒントはお金に関する行動です。
1万円札や1000円札を思い浮かべてみてくださいね。
答えは「両替」です。
たとえば、1万円札1枚を1000円札10枚と替えるなど、さまざまな場面で両替をすることがあると思います。
確かに破ったり切ったりせずに、枚数が増えていますよね。
シンプルながらユーモアのあるなぞなぞでした。
手では書けないのに、足ではかけるものは何でしょうか?

動作にまつわる、なぞなぞに挑戦してみましょう。
手では書けないのに、足ではかけるものは何でしょうか?
文字を想像する方も多いと思いますが、動作というのがポイントですよ!
答えは「あぐら」です。
足を組んで楽に座る様子を「あぐらをかく」と言いますよね。
文字や絵を書いているわけではないのですが、「かく」と表現するのが日本語のおもしろさでもあります。
言葉の響きは同じでも、意味の解釈の仕方で、意味が変わるユーモアのあるなぞなぞですね。
医者、教師、刑事の中で一番大柄なのは誰でしょう?

言い換え方を考えながらチャレンジしてほしい、なぞなぞです!
医者、教師、刑事の中で一番大柄なのは誰でしょう?
シンプルに考えると「人によるから、わからない」と思う方も多いでしょう。
しかし、言い換えを考えていくと答えがわかるかもしれません。
答えは刑事です。
刑事のことをデカと言い換えられますよね!
答えがわかると「なるほど」と納得する、ユーモアがあふれるなぞなぞでした。
答えがわかると、誰かに教えたくなりますね!
1本だと使いづらく、2本だとうまく食べられる道具はなんでしょう?

生活の中にある状況を問題文からイメージし、条件にあてはまるものをイメージの中から導き出す問題です。
「うまく食べられる」という問題文も、答えを迷わせるポイントで、食べ物へと意識を誘導しています。
問題の最後には道具という言葉がはっきりと登場しているので、食べ物のイメージからどのように離れ、周りの状況へとイメージを向かわせるか、思考の切り替えも大切な問題ではないでしょうか。
2本がそろうことで使用が可能な、食事に欠かせない道具ということで「お箸」が答えとして導き出されるクイズですね。